[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.2

ipv6 forwarding

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IPv6ルーティング / 一般設定


(config)# [no] ipv6 forwarding


IPv6機能を有効化する。
no形式で実行した場合は、IPv6機能を無効化する。
初期設定は無効。


使用例

■ IPv6機能を有効化する手順は次のとおり。

  1. ルーティングテーブル用メモリー領域をIPv6に割り当てる。
    「ipv4andipv6」を指定してplatform routingratioコマンドを実行し、設定を保存した上で、システムを再起動する。

    awplus(config)# platform routingratio ipv4andipv6
    The device needs to be restarted for this change to take effect.
    awplus(config)# end
    awplus# copy running-config startup-config
    Building configuration...
    [OK]
    awplus# reload
    reboot system? (y/n): y 
    ...
    


  2. 再起動によってIPv6へのメモリー割り当てが有効になったら、ipv6 forwardingコマンドを実行して、IPv6機能を有効化する。

    awplus(config)# ipv6 forwarding
    


注意・補足事項

■ 本コマンドでIPv6機能を有効化するときは、あらかじめ「ipv4andipv6」を指定してplatform routingratioコマンドを実行し、設定を保存した上でシステムを再起動すること。これを行わないとスイッチチップのルーティングテーブル用メモリー領域がIPv6に割り当てられないため、IPv6機能を使用できない。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- ipv6 forwarding(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

platform routingratio(グローバルコンフィグモード)
show ipv6 forwarding(非特権EXECモード)



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