[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.2
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config)# mls qos queue-set <1-4> [queues QUEUELIST] averaging-factor <0-15>
(config)# no mls qos queue-set <1-4> [queues QUEUELIST]
送信キューパラメーターセットの平均キュー長算出用係数を設定する。
本係数はWRED方式を使用するスイッチポートでのみ使用される。
no形式で実行した場合は、指定した送信キューパラメーターセットの諸設定(平均キュー長算出用係数、破棄率係数、キュー長しきい値)を初期値に戻す。
<1-4> |
送信キューパラメーターセット(queue-set)の番号 | ||||
queues QUEUELIST := |
queues {<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>} |
||||
送信キュー番号。スペース区切りで複数指定が可能。省略時はすべてのキューが対象となる | |||||
<0-15> |
平均キュー長の算出に使う期間を示す係数。0を指定した場合、算出された平均キュー長はその時点でのキュー長に等しくなる。また、本パラメーターの値が大きいほど、時間的に広い範囲のデータを使用して平均キュー長を算出するようになる。これにより、キュー長が完全破棄点(mls qos queue-set thresholdコマンドのGREENMAX、YELLOWMAX、REDMAXパラメーター)に近い状況におけるTCPのパフォーマンスが向上する |
■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。
■ no形式で実行した場合は、本コマンドだけでなく、mls qos queue-set drop-probabilityコマンド、mls qos queue-set thresholdコマンドの設定も初期値に戻るので注意。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- mls qos queue-set averaging-factor(グローバルコンフィグモード)
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
mls qos queue-set(インターフェースモード)
mls qos queue-set description(グローバルコンフィグモード)
mls qos queue-set drop-probability(グローバルコンフィグモード)
mls qos queue-set threshold(グローバルコンフィグモード)
show mls qos interface(非特権EXECモード)
show mls qos queue-set(非特権EXECモード)
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