ap database

モード: ワイヤレスマネージャーモード --> APデータベースモード
カテゴリー: ワイヤレスマネージャー / APデータベース


(config-wireless)# ap database HHHH.HHHH.HHHH

(config-wireless)# no ap database {HHHH.HHHH.HHHH|all}


指定したMACアドレスのアクセスポイントをAPデータベースに新規登録し、該当アクセスポイントの各種パラメーターを設定するAPデータベースモードに移動する。あるいは、既存アクセスポイントの各種パラメーターを編集するため、APデータベースモードに移動する。
no形式で実行した場合はAPデータベースから指定したアクセスポイントを削除する。この場合はワイヤレスマネージャーモードのまま移動しない。

APデータベースモードからワイヤレスマネージャーモードに戻るにはexitコマンド(空行でCtrl/Dを押しても同じ)を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド(Ctrl/Zキー)を使う。


パラメーター

HHHH.HHHH.HHHH アクセスポイントのイーサネットMACアドレス
all no形式ですべてのエントリーを削除する場合に指定する


使用例

■ APデータベースにアクセスポイント「0000.5e00.5301」を登録する。

awplus(config-wireless)# ap database 0000.5e00.5301
awplus(config-wireless-ap)# 


■ APデータベースを全消去する。

awplus(config-wireless)# no ap database all


注意・補足事項

■ APデータベースの内容が読み込まれるのは、ワイヤレスマネージャーがアクセスポイントを確認/認証するときだけなので、すでにワイヤレスマネージャーの管理下にあるアクセスポイントのパラメーターを変更した場合は、該当アクセスポイントをリセット(wireless ap reset)して再確認/再認証を行う必要がある。

■ 本コマンドをno形式で実行するとAPデータベースから指定したアクセスポイントの情報が削除されるが、該当アクセスポイントは、再起動するまで削除前と同じ状態(管理下APまたはStandalone APとして)で動作を続ける。APデータベースから登録済みのアクセスポイントを削除した場合は、該当アクセスポイントをリセット(wireless ap reset)すること。

■ 本コマンドで登録できるアクセスポイントの最大数(=管理可能なアクセスポイントの台数)はご使用のライセンスによって下記のように異なります。

スイッチ機種
フィーチャーライセンス
登録可能なAPの最大数
SwitchBlade x8100 AT-SBx81CFC960 ワイヤレスマネージャーライセンス(40AP用) 40台
ワイヤレスマネージャーライセンス(80AP用) 80台
ワイヤレスマネージャーライセンス(120AP用) 120台
SwitchBlade x908 ワイヤレスマネージャーライセンス(20AP用) 20台
x930シリーズ ワイヤレスマネージャーライセンス(20AP用) 20台
ワイヤレスマネージャーライセンス(40AP用) 40台



コマンドツリー

wireless (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ap database(ワイヤレスマネージャーモード)
         |
         +- location(APデータベースモード)
         +- mode(APデータベースモード)
         +- password(APデータベースモード)
         +- profile(APデータベースモード)
         +- radio channel(APデータベースモード)
         +- radio power(APデータベースモード)


関連コマンド

show wireless ap database(特権EXECモード)
show wireless ap failure status(特権EXECモード)
wireless ap reset(特権EXECモード)



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