Note
・Passpoint機能を使用しない場合はデフォルトから設定変更を行わないでください。
・Passpoint機能は、チャンネルブランケット機能との併用はできません。
Passpoint機能を使用する場合は、IEEE 802.11uプロトコルとHotspot2.0の設定を行います。
ここでは、IEEE 802.11uの設定を行います。
Passpoint機能の設定方法や設定項目の詳細については、クイックツアーの「2.6 Passpointを使う」をご覧ください。
項目名 | 説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Access Network Type | ネットワークタイプのIDを指定します。デフォルトは「0」です。
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Internet Access | インターネットへの接続を許可するかしないかを選択します。デフォルトは「無効」です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Additional Step Required for Access | 接続時に追加のステップを付与する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。 デフォルトは「無効」です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Emergency services reachable | 緊急サービス接続機能を使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。 デフォルトは「無効」です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Unauthenticated emergency service accessible | 未認証ユーザーに対して緊急サービス接続機能を提供する場合は、「有効」、しない場合は「無効」を選択します。 デフォルトは「無効」です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Venue Group | 本製品が属する場所のカテゴリーを指定します。 デフォルトは「7」です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Venue Type | Venue Groupで指定したカテゴリーのタイプを指定します。 デフォルトは「1」です。
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Homogeneous ESS identifier | Passpointネットワークの他の無線APと同じESSIDを指定します。フォーマットはMACアドレスを16進数で2オクテット(4桁)ごとにピリオドで区切って指定します(例:0000.cd24.0367)。 デフォルトは空欄です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Roaming Consortium List | ローミング・コンソーシアムリストをオーガナイゼーション識別子(Ol)で設定します。 デフォルトは空欄です。
16進数で指定。 Note Note | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Venue Name information | サービスを提供している施設の名前を以下のフォーマットで指定します。 デフォルトは空欄です。 <language code>:<Name> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Network Authentication Type | 追加認証方式を以下のフォーマットで指定します。(必要な場合)
デフォルトは空欄です。
<Network Auth Type>[<Redirect URL>]
※ URLはASCII準拠で最大128文字まで。但し「{ } | \ ^ [ ] ` 」は使用できない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
IP Address Type Availability | IPv4アドレスとIPv6アドレスのタイプを以下のフォーマットで指定します。 デフォルトは「14」です。 計算式: (IPv4 Type & 0x3f) << 2 | (IPv6 Type & 0x3)
Note
IPv4Typeが「5」、IPv6Typeが「0」の場合: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Domain name | 証明書に使用されているドメイン名を指定します。 複数のドメインを指定する場合は、カンマ「,」で区切ってください。 デフォルトは空欄です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3GPP Cellular Network information | 3GPP(802.11u 3rd Generation Partnership Projec)のセルラーネットワークのコードを指定します。 複数指定する場合はコロン「;」で区切ってください。 デフォルトは空欄です。 <MCC1,MNC1>[;<MCC2,MNC2>][;...] MCC(モバイルコミュニティーコード):国コード(3桁)を指定します。日本の場合は「440」MNC(モバイルネットワークコード):キャリアのモバイルネットワークコード(2桁または3桁の番号)を指定します。 例:「440,XX;440,XX」(XXはモバイルネットワークコード) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
NAI Realm information | NAI(Network Access Identifier)Realm情報を以下のフォーマットで指定します。 デフォルトは空欄です。 <encoding>,<NAI Realm(s)>[,<EAP Method >][,<EAP Method 2>][,...]
例:0,example.org;example.net,13[5:6],21[2:4][5:7] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Arbitrary ANQP-element configuration | ANQP-elementの追加指定がある場合は下記のフォーマットで指定します。 デフォルトは空欄です。 <ANQPエレメントのID>:<ANQPのペイロードを100文字以下で指定> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
GAS Address 3 behavior | GAS(Generic Advertisement Service)のアドレスの設定を0〜2で指定します。 デフォルトは「0」です。
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GAS Comeback Delay | GASの返答時間を指定します。 0〜65535タイムユニット(1TU=1024マイクロ秒)の範囲で指定できます。デフォルトは「0」です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
QoS Map Set configuration | QoS Mapの設定を以下のフォーマットで指定します。
デフォルトは空欄です。
DSCP例外(DSCP値とユーザープライオリティー値のペア) 0〜21個と、ユーザープライオリティー 0 〜 7に対応するDSCP範囲(開始DSCP値と終了DSCP値のペア)をカンマ区切りで並べます。
・ DSCP値は「0 - 63」または「255」で指定します。 例えば、DSCP例外 2個とユーザープライオリティー(UP)0〜7に対応する「DSCP範囲」を下表の設定値に設定する場合、QOSMAPパラメーターの指定値は「53,2,22,6,8,15,0,7,255,255,16,31,32,39,255,255,40,47,255,255」となります。
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