AT-TQ6602: リファレンスマニュアル
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5.4.4 詳細設定

詳細設定

項目名説明
無応答端末切断タイマー無線APに対し通知が行われずにいなくなった無線クライアントを切断するまでの時間を指定します。
60〜65535(秒)の範囲で指定できます。デフォルトは「300」です。

Note
単位は秒です。10の倍数で指定してください(10の倍数でない値を指定したときは、指定値より大きい直近の倍数に変換されます)。

Note
本設定は各無線のVAP0の設定が反映されます。

ローミング通知ローミング通知を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。
「有効」にすると、無線クライアントが本製品に接続したとき、本製品の管理VLANに設定されているネットワークへ通知のブロードキャストフレームが送信されます。本フレームを受信した無線APは自身の無線クライアント接続情報を更新します。デフォルトは「無効」です。

Note
本機能を使用するためには同一サブネット上の無線APで、互いに「有効」に設定されている必要があります。

Note
本無線APでの無線クライアント間通信の仕様について:
無線クライアント(以下、端末A)がローミングを行った際に、ローミング元無線APの接続クライアントリストに端末Aの情報が残っている間は、ローミング元無線APに接続している無線クライアントと端末Aの通信は行えません。
無応答端末切断タイマーによりローミング元無線APの接続クライアントリストから端末Aの情報が削除されると通信が行えるようになります。
ローミング元無線APの無線クライアントと早急に通信を行いたい場合は、本機能を有効にしてください。

プロキシARP プロキシARPを使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。 「有効」にすると、無線APに接続されている無線クライアントのIPアドレス宛てのARPパケットに対する代理応答が可能になります。無線AP自身のARPテーブルにエントリーされた情報を使用してARPプロキシーが動作します。
ARP Request、GARP、ARP Probeに対して代理応答が可能で、できない場合はそのまま転送します。
無線APはGARPとARP Replyによって無線クライアントのIPアドレスとMACアドレスを学習します。

Note
Dynamic VLANが有効の無線APにおいて、プロキシARPの利用は未サポートです。

Note
プロキシARPと無線クライアントの分離の併用は未サポートです。

DTIM間隔DTIM間隔を1〜5の何れかの数値で指定します。
DTIM間隔の数値を大きくすることにより省電力の効果が大きくなりますが、応答が遅くなります。
数値を小さくすると省電力の効果が小さくなりますが、応答が早くなります。
デフォルトは「1」です。

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