付録 / AT-MWS2533APと対応スイッチの接続


LANポートの冗長構成
AlliedWare Plusスイッチを使用する場合
AlliedWare Plusスイッチの設定
AT-MWS2533APの設定
AT-MWS5028GPを使用する場合
AT-MWS2533APの設定
AT-MWS5028GPの設定
LANポートの集約
AlliedWare Plusスイッチを使用する場合
AT-MWS2533APの設定
AlliedWare Plusスイッチの設定
AT-MWS5028GPを使用する場合
AT-MWS2533APの設定
AT-MWS5028GPの設定


AT-MWS2533APは、1000BASE-Tに対応するLANポートを2ポート備えています。AT-MWS2533APのLANポートを1ポートのみ接続した場合でも通信は可能ですが、対応のAlliedWare Plusスイッチまたは無線コントローラー PoE+スイッチ AT-MWS5028GPに2ポートとも接続することで、AT-MWS2533APの性能をさらに活用することができます。
なお、本ページでは、AlliedWare Plusスイッチおよび無線コントローラー PoE+スイッチ AT-MWS5028GPをまとめて「対応スイッチ」と呼びます。

Note
無線LANコントローラー PoE+スイッチ AT-MWS2012GPは、AT-MWS2533APの管理に対応しておりません。AT-MWS2533APの管理には、AT-MWS5028GPをお使いください。
AT-MWS2533APと対応スイッチの接続では、次のいずれかの構成が可能です。
Note
スパニングツリーとLACPは同時に有効に設定することはできません。スパニングツリーを有効にする場合はLACPを無効に、LACPを有効にする場合はスパニングツリーを無効に設定してください。
Note
AT-MWS2533APの2つのLANポートを2ポートとも使用する場合は、スパニングツリーまたはLACPの設定を施した1台の対応スイッチに2ポートとも接続してください。AT-MWS2533APのLANポートを2台の対応スイッチに別々に接続したり、同じ対応スイッチとの間にポートごとに異なるスイッチを経由したりすることはできません。

このページでは、対応スイッチとAT-MWS2533APのみの基本的な構成での設定手順を説明します。
AlliedWare Plusスイッチの設定方法の詳細は、弊社ホームページに掲載のコマンドリファレンスを、AT-MWS5028GPの設定方法は、「AT-MWS GPシリーズ コマンドリファレンス」を、あわせて参照してください。


LANポートの冗長構成

スパニングツリーによって、対応スイッチとAT-MWS2533APを接続するLANポートのループを解消し、一方のポートを冗長回線にします。


AlliedWare Plusスイッチを使用する場合

AlliedWare Plusスイッチは、デフォルトでスパニングツリーが有効に設定されています。
AlliedWare Plusスイッチのスパニングツリーが無効に設定されている場合は、ループの発生を回避するため、LANポートとAlliedWare Plusスイッチを1ポートのみ接続するか、AlliedWare Plusスイッチ側のスパニングツリーを有効に設定してからAT-MWS2533APを接続してください。



AlliedWare Plusスイッチの設定

AlliedWare Plusスイッチのスパニングツリーを有効に設定します。
Note
スパニングツリーを有効に設定すると、AlliedWare Plusスイッチの初期状態では、RSTP(IEEE 802.1w)の動作が有効化されます。
■ スパニングツリーの設定
  1. AlliedWare Plusスイッチにログインします。

  2. 特権EXECモードに移行します。


  3. グローバルコンフィグモードに移行します。


  4. スパニングツリーを有効にします。


設定は以上です。


AT-MWS2533APの設定

ポートの冗長構成をより確実なものにするために、AT-MWS2533APのスパニングツリーを有効に設定します。

PoE+によるAT-MWS2533APへの電源供給を行う場合は、AT-MWS2533APをPoE+給電に対応したAlliedWare Plusスイッチに接続した状態で設定を行います。

AT-MWS2533APでは、スパニングツリーは出荷時設定で無効になっています。
AT-MWS2533APのスパニングツリーが無効に設定されている場合はBPDU透過機能が有効となり、透過されたBPDUをAlliedWare Plusスイッチが検出、ループをブロックすることで、ブロードキャストストームの抑止を図ります。

■ 設定
  1. AT-MWS2533APにログインします。

  2. ネットワーク」/「ベーシック」画面を表示します。

  3. 「スパニングツリープロトコル設定」にて、「状態」を「有効」に設定します。

  4. 画面下部の「保存」ボタンをクリックし、設定の変更を編集用コンフィグに保存します。

  5. 画面上部の「変更」ボタンをクリックし、「設定/変更」リストを表示します。

  6. 「適用」ボタンをクリックし、編集用コンフィグの内容を動作用コンフィグに保存して、動作に反映します。

  7. 画面上部の「ログアウト」ボタンをクリックし、AT-MWS2533APからログアウトします。

以上で設定は完了です。

AT-MWS2533APのスパニングツリーが有効になると、AlliedWare PlusスイッチとAT-MWS2533APの間でBPDUの交換が行われ、ルートブリッジの選出が行われます。


AT-MWS5028GPを使用する場合

次の図のように、AT-MWS5028GPとAT-MWS2533APを直接接続する場合は、特に設定の変更なく使用できます。
AT-MWS2533APは、スパニングツリーを無効に設定している場合、自動的にBPDU透過機能が有効となります。このため、AT-MWS5028GPのスパニングツリーが有効に設定されている場合は、AT-MWS5028GPに接続すると、一方のリンクがフォワーディング状態に、もう一方のリンクが自動的にブロッキング状態に切り替わります。

ポートの冗長構成をより確実なものにするためには、AT-MWS2533APをAT-MWS5028GPの管理下に追加する前に、AT-MWS2533AP単独で、スパニングツリーを有効に設定します。

AT-MWS2533APの設定

AT-MWS2533APでは、スパニングツリーは出荷時設定で無効になっています。
AT-MWS5028GPの管理下に追加する前に、AT-MWS2533AP単独で、スパニングツリーを有効に設定します。

■ AT-MWS5028GPとの接続
PoE+によるAT-MWS2533APへの電源供給を行う場合は、AT-MWS2533APをAT-MWS5028GPに接続した状態で設定を行います。

AT-MWS2533APのLANポートを2ポートともAT-MWS5028GPに接続している場合、AT-MWS5028GPのスパニングツリーが有効に設定されていると、一方のリンクがフォワーディング状態に、もう一方のリンクが自動的にブロッキング状態に切り替わります。
AT-MWS5028GPは、デフォルトでスパニングツリーが有効に設定されています。
AT-MWS5028GPのスパニングツリーが無効に設定されている場合は、ループの発生を回避するため、LANポートとAT-MWS5028GPを1ポートのみ接続してください。

■ 設定
  1. AT-MWS2533APにログインします。

  2. ネットワーク」/「ベーシック」画面を表示します。

  3. 「スパニングツリープロトコル設定」にて、「状態」を「有効」に設定します。

  4. 画面下部の「保存」ボタンをクリックし、設定の変更を編集用コンフィグに保存します。

  5. 画面上部の「変更」ボタンをクリックし、「設定/変更」リストを表示します。

  6. 「適用」ボタンをクリックし、編集用コンフィグの内容を動作用コンフィグに保存して、動作に反映します。

  7. 画面上部の「ログアウト」ボタンをクリックし、AT-MWS2533APからログアウトします。
設定は以上です。


AT-MWS5028GPの設定

AT-MWS5028GPはデフォルトでスパニングツリーが有効に設定されています。
AT-MWS5028GPのスパニングツリーが無効に設定されている場合は、スパニングツリーを有効に設定します。

■ スパニングツリーの設定
  1. AT-MWS5028GPにログインします。

  2. スイッチモード「L2 Feature」/「STP」の「Global Settings」画面を表示します。

  3. 「STP State」を「Enabled」に設定します。

  4. 「Apply」ボタンをクリックし、設定を反映します。

  5. AT-MWS5028GPとAT-MWS2533APが1ポートのみで接続されている場合は、もう一方のLANポートをAT-MWS5028GPに接続します。
AT-MWS2533APのスパニングツリーが無効に設定されている場合はBPDU透過機能が有効となり、透過されたBPDUをAT-MWS5028GPが検出、ループをブロックすることで、ブロードキャストストームの抑止を図ります。
AT-MWS2533APのスパニングツリーが有効になると、AT-MWS5028GPとAT-MWS2533APの間でBPDUの交換が行われ、ルートブリッジの選出が行われます。

■ アクセスポイントの追加
  1. コントローラーモード「Device Management」/「Access Points」の「Managed AP(s)」画面を表示します。

  2. ダッシュボードの「AP(s) Detected」ボタンをクリックし、検出されたアクセスポイントの一覧を表示します。

  3. 上記にて設定したAT-MWS2533APのチェックボックスをクリックし、「チェックあり」の状態にして、「Add」ボタンをクリックします。

  4. コントローラーモード「Device Management」/「Access Points」画面の(非表示)「IP Assignment」画面が表示されます。
    「Auto Configuration」オプションから、「DHCP」または「Static IP」を選択します。「Static IP」を選択した場合は、「IP Address」、「Subnet Mask」を、また必要に応じて「Gateway」、「Primary DNS Server」、「Secondary DNS Server」を設定してください。

  5. 「Apply」ボタンをクリックします。
    AT-MWS5028GPの管理対象に正常に追加されると、追加したAT-MWS2533APがコントローラーモード「Device Management」/「Access Points」の「Managed AP(s)」画面の一覧に表示されます。

  6. 画面上部の「Logout」ボタンをクリックし、AT-MWS5028GPからログアウトします。

以上で設定は完了です。

Note
AT-MWS5028GPとAT-MWS2533APの間にスイッチを中継する場合は、AT-MWS5028GP、AT-MWS2533AP、スイッチに適切に設定を行ってください。


LANポートの集約

対応スイッチとAT-MWS2533APを接続するLANポートをリンクアグリゲーションによって集約し、2000Mbpsのリンクとして構成します。
AT-MWS2533APは、LACPによる自動設定のトランキングに対応しています。


AlliedWare Plusスイッチを使用する場合

ここでは、AlliedWare Plusスイッチに1台のAT-MWS2533APのみを接続し、LACPを使用して2本のリンクを集約する例を示します。


AT-MWS2533APの設定

AT-MWS2533APでは、LACPは出荷時設定で無効になっています。
AlliedWare Plusスイッチの管理下に追加する前に、AT-MWS2533AP単独で、LACPを有効に設定します。

PoE+によるAT-MWS2533APへの電源供給を行う場合は、AT-MWS2533APをAlliedWare Plusスイッチに接続した状態で設定を行います。

AlliedWare Plusスイッチのスパニングツリーが無効に設定されている場合は、ループの発生を回避するため、LANポートとAlliedWare Plusスイッチを1ポートのみ接続してください。

■ 設定
  1. AT-MWS2533APにログインします。

  2. ネットワーク」/「ベーシック」画面を表示します。

  3. 「LACP設定」にて、「状態」を「有効」に設定します。

  4. 画面下部の「保存」ボタンをクリックし、設定の変更を編集用コンフィグに保存します。

  5. 画面上部の「変更」ボタンをクリックし、「設定/変更」リストを表示します。

  6. 「適用」ボタンをクリックし、編集用コンフィグの内容を動作用コンフィグに保存して、動作に反映します。

  7. 画面上部の「ログアウト」ボタンをクリックし、AT-MWS2533APからログアウトします。
設定は以上です。

AlliedWare Plusスイッチの設定

AlliedWare Plusスイッチでは、デフォルトでLACPグローバルパッシブモードが有効に設定されています。
LACPグローバルパッシブモードが有効な場合、リンクアグリゲーションが設定されていないいずれかのスイッチポートでLACPパケットを受信すると、受信したLACPパケットの設定に沿って、自動的にパッシブモードのLACPチャンネルグループ(自動設定のトランクグループ)が形成されます。

■ LACPチャンネルグループの手動設定

LACPグローバルパッシブモードが無効に設定されている場合は、AT-MWS2533APのLAN1/2ポートを両方接続する前に、接続するAlliedWare PlusスイッチのポートをLACPチャンネルグループに所属させます。
  1. AlliedWare Plusスイッチにログインします。

  2. 特権EXECモードに移行します。



  3. グローバルコンフィグモードに移行します。


  4. チャンネルグループを設定するポートのインターフェースモードにて、channel-groupコマンドを実行します。たとえば、ポート1.0.1~ポート1.0.2を束ねて使用するには、次のようにします。束ねるポートはこの時点で同じVLANに所属していなくてはなりません。ここで「1」はチャンネルグループの番号で、1~32から選択できます。次のコマンドを実行すると、ポート1.0.1~ポート1.0.2でLACPが有効になり、同一のポート鍵が自動的に割り当てられます。


  5. 正常にチャンネルグループが設定されているかどうか確認するには、非特権EXECモードまたは特権EXECモードでshow etherchannelコマンドを実行します。


    AT-MWS2533APのもう一つのLANポートをAlliedWare Plusスイッチに接続すると、同一のポート鍵を持つトランクグループが自動設定され、2000Mbpsのリンクとして動作します。
    Note
    AT-MWS2533APのLAN1/2ポートを接続するAlliedWare Plusスイッチのポートは、同じ所属VLAN、通信速度に設定されており、Full Duplexで動作している必要があります。

■ パッシブモードのLACPチャンネルグループ設定
LACPグローバルパッシブモードが有効に設定されている場合は、AT-MWS2533APのLAN1/2ポートを両方接続すると、自動的にパッシブモードのLACPチャンネルグループが設定されます。

正常にLACPチャンネルグループに割り当てられているかどうかは、次の手順で確認できます。
  1. AlliedWare Plusスイッチにログインします。

  2. show etherchannelコマンドを実行します。


    正常にLACPチャンネルグループが設定されていれば、AT-MWS2533APのLAN1/2ポートを接続したAlliedWare Plusスイッチのポート番号が、上記のように同じグループのメンバーとして表示されます。この場合、これ以降の手順は不要です。LAN1/2ポートは、単一の2000Mbpsのリンクとして動作します。

    お使いの環境によっては、次のように、2つのポートにそれぞれ異なるポート鍵が割り当てられてしまうことがあります。この場合、ブロードキャストストームが発生することはありませんが、それぞれのポートは別々の1000Mbpsリンクとして動作します。


    この場合、単一の2000Mbpsのリンクとして動作させるためには、自動設定されたLACPチャンネルグループから一旦脱退させた上で、再度自動設定されるのを待つか、同一のポート鍵を持つLACPチャンネルグループを手動設定する必要があります。

  3. 特権EXECモードに移行します。



  4. グローバルコンフィグモードに移行します。


  5. 設定するポートのインターフェースモードにて、channel-groupコマンドをno形式で実行して、自動設定されたLACPチャンネルグループから脱退させます。たとえば、ポート1.0.1~ポート1.0.2を束ねて使用するには、次のようにします。


    channel-groupコマンドをno形式で実行すると、グローバルコンフィグモードに移動します。

  6. 一定時間が経過すると、AT-MWS2533APからのLACPパケットを受け、AlliedWare Plusスイッチ上に同一のポート鍵を持つLACPチャンネルグループが自動設定されます。自動設定を待たずに、手動で同一のポート鍵を持つLACPチャンネルグループを設定することもできます。


  7. 正常にチャンネルグループが設定されているかどうか確認するには、非特権EXECモードまたは特権EXECモードでshow etherchannelコマンドを実行します。


以上で設定は完了です。


AT-MWS5028GPを使用する場合

ここでは、AT-MWS5028GPに1台のAT-MWS2533APのみを接続し、LACPを使用して2本のリンクを集約する例を示します。



AT-MWS2533APの設定

AT-MWS2533APでは、LACPは出荷時設定で無効になっています。
AT-MWS5028GPの管理下に追加する前に、AT-MWS2533AP単独で、LACPを有効に設定します。

■ AT-MWS5028GPとの接続
PoEによるAT-MWS2533APへの電源供給を行う場合は、AT-MWS2533APをAT-MWS5028GPに接続した状態で設定を行います。

AT-MWS2533APのLANポートを2ポートともAT-MWS5028GPに接続している場合、AT-MWS5028GPのスパニングツリーが有効に設定されていると、一方のリンクがフォワーディング状態に、もう一方のリンクが自動的にブロッキング状態に切り替わります。
AT-MWS5028GPは、デフォルトでスパニングツリーが有効に設定されています。
AT-MWS5028GPのスパニングツリーが無効に設定されている場合は、ループの発生を回避するため、LANポートとAT-MWS5028GPを1ポートのみ接続してください。

■ 設定
  1. AT-MWS2533APにログインします。

  2. ネットワーク」/「ベーシック」画面を表示します。

  3. 「LACP設定」にて、「状態」を「有効」に設定します。

  4. 画面下部の「保存」ボタンをクリックし、設定の変更を編集用コンフィグに保存します。

  5. 画面上部の「変更」ボタンをクリックし、「設定/変更」リストを表示します。

  6. 「適用」ボタンをクリックし、編集用コンフィグの内容を動作用コンフィグに保存して、動作に反映します。

  7. 画面上部の「ログアウト」ボタンをクリックし、AT-MWS2533APからログアウトします。
設定は以上です。


AT-MWS5028GPの設定

AT-MWS5028GPの設定手順は以下の通りです。

■ LACPの設定
  1. AT-MWS5028GPにログインします。

  2. スイッチモード「L2 Feature」/「Link Aggregation」の「Port Trunking」画面を表示します。

  3. トランクグループ1の行の右端の、「Edit」ボタンをクリックします。

  4. 「Mode」ドロップダウンリストから「LACP」を選択します。

  5. メンバーポートを1-2に設定します。

    「Member Ports」のテキストフィールドをクリックすると、ポート番号の一覧がポップアップ画面に表示されます。
    ポート1、2のチェックボックスを「チェックあり」に変更し、「Confirm」ボタンをクリックします。

  6. 「Apply」ボタンをクリックし、設定を反映します。
AT-MWS5028GPとAT-MWS2533APのLACPが正常に動作すると、スイッチモード「System」/「Port Setting」画面にて、トランクグループtrunk1の「Link Status」が「Link Up」になります。
これ以降、スパニングツリーを使用しない場合は、この時点でスパニングツリーを無効に設定することができます。
  1. スイッチモード「L2 Feature」/「STP」の「Global Settings」画面を表示します。

  2. 「STP State」の「Disabled」ラジオボタンをチェックありにします。

  3. 「Apply」ボタンをクリックし、設定を反映します。

■ アクセスポイントの追加
  1. コントローラーモード「Device Management」/「Access Points」の「Managed AP(s)」画面を表示します。

  2. ダッシュボードの「AP(s) Detected」ボタンをクリックし、検出されたアクセスポイントの一覧を表示します。

  3. 上記にて設定したAT-MWS2533APのチェックボックスをクリックし、「チェックあり」の状態にして、「Add」ボタンをクリックします。

  4. 「IP Assignment」画面が表示されます。
    「Auto Configuration」オプションから、「DHCP」または「Static IP」を選択します。「Static IP」を選択した場合は、「IP Address」、「Subnet Mask」を、また必要に応じて「Gateway」、「Primary DNS Server」、「Secondary DNS Server」を設定してください。

  5. 「Apply」ボタンをクリックします。
    AT-MWS5028GPの管理対象に正常に追加されると、追加したAT-MWS2533APがAT-MWS5028GPのコントローラーモード「Device Management」/「Access Points」画面の「Managed AP(s)」画面の一覧に表示されます。

  6. 画面上部の「Logout」ボタンをクリックし、AT-MWS5028GPからログアウトします。

以上で設定は完了です。

Note
AT-MWS2533APをAT-MWS5028GPの管理対象から削除した場合、LACP設定を含めて、AT-MWS2533APのコンフィグが消去されます。このため、LACPが設定されたポートでは、AT-MWS2533APはリンクアップすることができなくなります。再度AT-MWS2533APを使用するためには、スパニングツリーを有効に設定したうえで、該当のポートのLACPを無効に設定するか、AT-MWS2533APをAT-MWS5028GPのリンクアグリゲーション設定がされていないポートに接続し直してください。


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