[index] AT-TQ3600/2450 リファレンスマニュアル 2.0
- 無線コントローラーの管理下に入れる - 無線コントローラー管理下のWDS接続
無線コントローラーの管理下に入れる |
Note - Managed APモードが「有効」のとき、本製品はイーサネットポートで無線コントローラーを検出し接続を試みます。接続に成功すると、本製品のWeb設定画面にはアクセスできなくなります。本製品のみで動作するモードに戻したい場合には、次の方法で無線コントローラーと接続できない状態にしてからWeb設定画面にアクセスしてください。
・無線コントローラーが存在しないネットワークに本製品を移動する
・無線コントローラーで対象のアクセスポイントをStandaloneモードに変更する
Note - 本製品に無線コントローラーのIPアドレスをスタティック登録すると、それ以外の無線コントローラーの管理下に入ることはできなくなります。
Note - 「ステータス」/「Managed AP DHCP」に関連情報があります。
Note - 同じパスフレーズを無線コントローラーに設定しておく必要があります。パスフレーズは空欄が許されます。
Note - 「適用」ボタンをクリックすると、「編集」のチェックは自動的に外れます。
Note - パスフレーズの削除は、「編集」にチェックを入れて入力文字列を削除し「適用」をクリックします。
Managed APモード | 無線コントローラーの管理下に入るか否か。管理下に入る場合は「有効」を、入らない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「有効」です。 |
コントローラーIPアドレス1〜4 | 本製品の無線コントローラーとなるホスト名またはIPアドレスです。4つまで登録できます。本製品はリストの1から順に接続を試み、接続が成功した時点でその無線コントローラーの管理下に入ります。ホスト名(FQDN)は、64文字までの半角英数字、ハイフン、ピリオドが使用できます。FQDNは、半角英数字で始まらなければなりません(数値で始まるホスト名が許されます)。また、末尾はハイフンかドット以外でなければなりません。(例)uwc.your.domain.com、192.168.1.1 |
ベースIPポート番号 | 本製品が無線コントローラーとの通信に使用するTCP/UDPポート番号です。1から65000までの値を設定できます。ここで設定したポートから10個の連続したTCP/UDPポート番号が使用されます。デフォルトは「57775」です(57775〜57784までを使用します)。 |
パスフレーズ | 無線コントローラーで機器認証を受けるためのパスフレーズです。8〜63文字までの半角英数字が入力できます。入力文字は●で表示されます。 |
無線コントローラー管理下のWDS接続 |
Note - 無線コントローラー管理下でWDS接続を使用する場合は、「詳細設定」/「WDS」画面で何も設定しないでください。
WDS運用モード | 無線コントローラーの管理下にあるアクセスポイントが次のどちらであるかを指定します。 「ルートAP」は、イーサネットポートを介して無線コントローラーと通信を行うモードです。イーサネットポート側に無線コントローラーがある場合はこちらを選択してください。無線コントローラーを使用しない場合は、必ずルートAPを選択してください。 「サテライトAP」は、WDS接続を経由して無線コントローラーと通信を行うモードです。イーサネットポート側に無線コントローラーがない場合はこちらを選択してください。このモードにすることにより、サテライトAPは接続可能なルートAPを探索して、WDS接続を確立します。これを選択すると、次の「WDS運用時のイーサネットポート」「WDSグループパスワード」「WDS優先接続モード」「WDS優先接続MACアドレス」が設定可能となります。 デフォルトは「ルートAP」です。 |
WDS運用時のイーサネットポート | サテライトAPが無線コントローラーの管理下に入ったとき、イーサネットポートを有効にするか否か。サテライトAPでイーサネットポートを使う場合は「有効」に、使わない場合は必ず「無効」に設定してください。デフォルトは「有効」です。ルートAPに設定されているアクセスポイントでは、この設定は常に「有効」となります。 |
WDSグループパスワード | サテライトAPが、WDS接続確立の際に使うWPA2パーソナル認証のパスワードです。ルートAPは、無線コントローラーの管理下に入ったとき、無線コントローラーからパスワードを得ます(無線コントローラーにパスワードを設定しておきます)。 |
WDS優先接続モード | 「WDS優先接続モード」を「有効」にするか否か。「有効」にすると、次の「WDS優先接続MACアドレス」に入力したMACアドレスを持つアクセスポイントとのWDS接続の試行を優先することによりWDS接続確立までの時間を短縮します。「無効」にすると、探索したアクセスポイントに対して順にWDS接続を試みます。デフォルトは「無効」です。 |
WDS優先接続MACアドレス | サテライトAPの接続相手となるルートAPの無線インターフェースのMACアドレスを入力します。入力するMACアドレスは、WDS接続に「無線1」「無線2」のどちらを使用するかによって異なります。「ルートAP」の「ステータス」/「インターフェース」画面で確認してください。「WDS優先接続モード」が「有効」のとき、この項目は入力(変更)できます。「WDS優先接続モード」が「無効」のとき、この項目は無視されます。 |
Note - 「WDS運用モード」を「サテライトAP」に設定する前に、あらかじめ「詳細設定」/「VAP」画面の「無線1」「無線2」の「VAP0」の「セキュリティー」で「WPAパーソナル」を選択し「キー」を設定してください。「WDS運用モード」を「サテライトAP」にすると、「無線1」「無線2」の「ステータス」が自動的に「オン」になります。「VAP0」のデフォルトはセキュリティーなしです。「VAP0」にダミーのキーを設定して、ルートAPとのWDS接続が確立するまでと、その後無線コントローラーの管理下に入るまでの間のセキュリティーを確保してください。
Note - 「WDS運用モード」を「サテライトAP」に設定する場合は、「詳細設定」/「無線」画面の内容をデフォルトのまま変更しないでください。
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