仕様/機能
Q.1
  WR110PCM/PCI V1を購入しました。WR211APと接続し、使用することは可能ですか。  
A.1
  はい。可能です。
ただし、WR211APのファームウェアVer4.5.5H以降を使用して頂く必要がございます。
該当バージョンでない場合には、こちらよりファームウェアをダウンロードし、ファームウェアを更新してください。
 
Q.2
  仕様一覧はありますか。  
A.2
  データシートをご覧ください。  
Q.3
  SNMPに対応していますか。  
A.3
  残念ですが、対応しておりません。  
Q.4
  WR110APとWR211AP間でローミングは可能ですか。  
A.4
  残念ですが、WR110APとWR211APにて同一のSSIDを設定し、クライアントがローミングを行うような使い方はできません。
ただし、WR110APとWR211AP双方のSSIDを別々に設定することで、有線を経由して別のSSIDを使用しているAPとの通信は可能です。
 
Q.5
  WR211APはルータとして使用できますか。  
A.5
  F/W Ver.4.5.5F 以降であれば使用できます。
ただし、本製品はPPPoEには対応しておりません。PPPoEを使用しない回線でのみ、ご使用いただけます。
 
 仕様/機能:無線部
Q.6
  Wi-Fiに対応していますか。  
A.6
  残念ですが、対応しておりません。  
Q.7
  周波数帯域と、各チャンネル毎の中心周波数を教えてください。  
A.7
  2.4GHzになります。
チャンネル毎の中心周波数は
1CH -> 2,412GHz
2CH -> 2,417GHz
3CH -> 2,422GHz
4CH -> 2,427GHz
5CH -> 2,432GHz
6CH -> 2.437GHz
7CH -> 2,442GHz
8CH -> 2,447GHz
9CH -> 2,452GHz
10CH -> 2,457GHz
11CH -> 2,462GHz
12CH -> 2,467GHz
13CH -> 2,472GHz
14CH -> 2,483GHz
になります。
 
Q.8
  サービスエリアを教えてください。  
A.8
  屋外 150m、屋内 50m (11Mbps通信時は、屋外 60m、屋内 30m)になります。  
Q.9
  想定干渉距離を教えてください。  
A.9
  20m以下で干渉範囲内となります。  
Q.10
  WR211APの指向性について教えてください。  
A.10
  アンテナの指向性は水平/垂直方向共に無指向性です。  
Q.11
  1台のWR211APに対して、何台くらいのWR211PCMが無線通信できるのでしょうか。  
A.11
  アクセスポイント一台あたり理論上200台まで接続できますが、30台以下での使用を推奨します。
これは有線LANと同じで、一つのセグメントに多くの台数を接続すると、通信が遅くなったり不安定になることがあるからです。
 
Q.12
  WR211AP同士での無線通信は出来ますか。  
A.12
  残念ですが、WR211AP同士での無線通信は出来ません。
WR211AP同士の通信は有線にて行ってください。
 
 仕様/機能:設定について
Q.13
  WR211APの設定はインターネットを介して外からも設定できますか。  
A.13
  ルーター経由でWR211APへのアクセスは出来ません。  
Q.14
  設定変更を行った場合、再起動する必要がありますか。  
A.14
  設定変更後の再起動は必要です。再起動後に、設定が有効になります。  
Q.15
  設定のバックアップをとることはできますか。  
A.15
  残念ですが、できません。  
 セキュリティー機能について
Q.16
  セキュリティー機能にはどのような機能がありますか。  
A.16
  WEP(RC4)による暗号化、MACアドレスフィルタリング(Ver.1.5.4Gより対応)、ブロードキャストSSIDの不可(Ver1.5.4Hより対応)にする機能がございます。  
Q.17
  WEP(RC4)機能とはなんですか。  
A.17
  WEPとは(Wired Equivalent Privacy)の略で、無線間の通信を暗号化する機能になります。暗号鍵により、データを暗号化して通信することができます。
WR211APは40bit(64bit)WEPのみ対応しております。
※WEP 暗号化機能について、WR211 シリーズでは「40bit」と表記しておりますが、WR110 シリーズでは「64bit」と表記しています。これは固定キー(24bit)を含めた表記に変更したもので、機能的にはどちらも同じ内容です。
 
Q.18
  WEPの認証方式を教えてください。  
A.18
  認証方式は、Shared key となります。OPEN認証には対応しておりません。  
Q.19
  MACアドレスフィルタリングとはなんですか。  
A.19
  無線LANカードはそれぞれ固有のMACアドレスを持っています。
MACアドレスフィルタリングは、特定のMACアドレスを持つ機器とだけ通信を許可する機能です。
MACアドレスフィルタを設定することにより、不正な機器によるLANへの侵入を防止することができます。
WR211APに登録できるMACアドレスは 2000件です。
 
Q.20
  MACアドレスフィルタリングの設定をする場合、有線側に接続している機器のアドレスも登録する必要がありますか。  
A.20
  MACアドレスフィルタリングは無線接続を行っている機器に対してMACアドレスフィルタリングを行います。
有線で接続されている機器は、MACアドレスフィルタリングの対象にはなりませんので、登録する必要はありません。
 
Q.21
  MACアドレスフィルタリングリストを動的に登録することはできますか。  
A.21
  残念ですが、できません。  
Q.22
  MACアドレスリストをテキスト等で作成することは可能ですか。  
A.22
  可能です。テキストで作成される場合、以下の手順にてMACアドレスリストを作成/設定してください。
1-1.テキストを開き、MACアドレスを以下のように登録します。
登録例)
111111-111111 PC1
222222-222222 PC2
333333-333333 PC3

※MACアドレスにハイフンをいれないとファイルを読み込む際、エラーとなります。
※メモを入力するときは、MACアドレス入力後、スペースを空けて入力してください。スペースを入れなかった場合、 ファイルを読み込む際エラーとなります。メモが必要ない場合には、入力しなくて結構です。

1-2.テキストで作成したMACアドレスリストを保存後、ファイルを拡張子を.mftに変更してください。

1-3.WR211AP Utilityを起動し、「処理の選択」画面で、「MACアドレスフィルタ設定」を選択し、「次へ」をクリックします。

1-4.本製品の「IPアドレス」、「ユーザ名」と「パスワード」を設定します。設定が終わったら、「次へ」をクリックします。

1-5.「MACアドレスフィルタ取得中」と表示され、現在登録されているMACアドレスが読み込まれます。

1-6.「ファイル読込」をクリックすると、ファイルの場所を指定する画面が表示されるので、 拡張子を変更したMACアドレスリストを指定して開きます。

1-7.読み込んだファイル内容が表示されます。(この状態で、MACアドレスリストを編集することが可能です。)

1-8.「設定」をクリックし、WR211APにファイルを転送します。

1-9.転送が完了するとWR211APは再起動します。再起動後、設定画面を開き、「MACフィルタ」→「フィルタリング」にて「使用する」にチェックをいれ、再度WR211APを再起動してください。
※MACアドレスフィルタリング機能の有効/無効の設定はWR211AP Utilityではできません。
 
Q.23
  MACアドレスリストをPC等に保存することは可能ですか。  
A.23
  可能です。WR211APユーティリティーを使用し、本機に設定されているMACアドレスリストを保存することができます。
PC等に保存されたMACアドレスリストの拡張子は.mftとなります。(テキストにて内容を確認することも可能です。)

1-1.CentreCOM WR211AP Utilityを起動します。

1-2.「処理の選択」画面で、「MACアドレスフィルタ設定」を選択し、「次へ」をクリックします。

1-3.本製品の「IPアドレス」、「ユーザ名」と「パスワード」を設定します。設定が終わったら、「次へ」をクリックします。

1-4.「MACアドレスフィルタ取得中」と表示され、現在登録されているMACアドレスが読み込まれます。

1-5.「ファイル書込」ボタンをクリックすると、MACアドレスリストをファイルとして保存することができます。保存したファイルは、テキストエディタでも編集することができます。
 
Q.24
  ブロードキャストSSIDの許可/禁止とはどのような機能ですか。  
A.24
  SSIDが、「ANY」もしくは「空白」である無線クライアントからの接続に関して、接続を許可するか、不可にするかを設定できます。デフォルトは「禁止」です。  
Q.25
  WPAには対応してますか。  
A.25
  残念ですが、対応しておりません。  
Q.26
  ステルスAPモードには対応していますか。  
A.26
  残念ですが、対応しておりません。
ステルスAPモード:ビーコン信号にSSIDを含まなくする機能のことです。
 
 ファームウェアについて:ファームウェア更新
Q.27
  ファームウェアをバージョンアップ後、WR211AP宛の通信や設定画面を開くことができなくなりました。  
A.27
  ファームウェアの更新に失敗した可能性があります。RS232クロスケーブルをTERMINALポートに接続し、シリアル経由にてファームウェアを再度アップロードしてみてください。  
Q.28
  ファームウェアを更新したところ、ALARM LEDが点滅状態になり、本体が起動しなくなりました。  
A.28
  ファームウェアの更新に失敗した可能性があります。RS232クロスケーブルをTERMINALポートに接続し、シリアル経由にてファームウェアを再度アップロードしてみてください。それでも状況が改善しない場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。  
Q.29
  ネットワーク経由でのファームウェアのバージョンアップを行うとすると、エラーメッセージが表示されてしまいうまくいきません。  
A.29
  指定するIPアドレス/ユーザ名/パスワード/ファームウェアファイルを確認し、間違いがないようであれば、 更新用のデータを「デスクトップ」など半角カタカナを含んだディレクトリに置いていないでしょうか。
半角カタカナを含んだディレクトリ内に更新用データを置いている場合、ファームウェアの更新に失敗することがあります。
 
Q.30
  ファームウェアのバージョンを行う際に何か注意することはありますか。  
A.30
  ファームウェアの更新中は、絶対電源ケーブルを抜いたりしないでください。WR211APが正常に動作しなくなる可能性があります。
注)ファームウェアの更新に失敗した時に備えて、RS232クロスケーブルの用意やWR211APに行った設定を控えておくことをお勧めいたします。
 
Q.31
  ファームウェアをバージョンアップしても既存の設定は残りますか。  
A.31
  Ver1.5.4G以降をご使用であれば、CentreCOM WR211AP Utilityを使用の際に、 ネットワーク経由のアップロードを選択し、「ユーザ設定」にて「残す」を選択する ことで現在の設定を保持したままで、ファームウェアを更新することができます。

しかし、以下の場合、本製品の設定(SSID、IPアドレス、WEPなど)は、全て工場出荷時の 設定に戻ってしまいますので、現在の設定を記録するなどして、忘れないように注意してください。

・「ユーザ設定」にて「残さない」を選択して、最新のファームウェアに更新した場合。
・「Ver 1.1.1C」のファームウェアを、「Ver 1.5.4G」以降のファームウェアに更新する場合には、「残す」を選択した場合。
・シリアル経由のファームウェアのアップロードを行った場合。
 
 ファームウェアについて:Ver.4.5.5F以降で追加された機能について
Q.32
  ルータ機能付きファームウェアで追加された機能について教えてください。  
A.32
  以下の機能が追加されました。

1.NAT/ENAT機能
「CATV/ADSL接続モード」で使用することで、ISP(プロバイダ)などから取得したIPアドレスを複数のPCで共有して、インターネットに接続することができます。
2.DHCP Client 機能
「CATV/ADSL接続モード」で使用することで、DHCP Client 機能を利用できます。
有線回線上のDHCP Server からIPアドレスを取得することができます。
3.DHCP Server 機能
有線・無線回線に接続された DHCP Client に対してIPアドレスを割当を行います。
お客様のネットワーク上に既にDHCP Serverが設置されている場合は、DHCP Server の機能を「OFF」ままご使用ください。
※デフォルトでは、DHCP Server機能は OFF に設定されています。

また、機能追加にともない、2つの動作モードを用意しました。
■標準モード
無線 ⇔ 有線 間をブリッジとしてデータの中継を行う従来の機能です。
■CATV/ADSL接続モード
ISP(プロバイダ)などから取得したIPアドレスを複数のPCで共有して、インターネットに接続することができます。NAT/ENAT機能、DHCP Client機能を使用する場合は、こちらのモードでご利用ください。

新規に追加された機能・設定方法につきましては、追加機能(F/W Ver.4.5.5 以降に適用)[ NAT/ENAT機能、DHCPサーバ機能など ] をご覧ください。
 
 トラブルシューティング:設定編
Q.33
  ブラウザから設定画面を開くことが出来ない。  
A.33
  ブラウザから設定画面を開くことができない場合、次ようなのことが考えられます。
■原因1
パソコン側でIPアドレスの設定はされていない。もしくは、パソコン側にて指定したIPアドレスは、 WR211APと同一サブネットのIPアドレスに設定されていない。
■原因2
WEBブラウザでプロキシの設定がされているか、モデムを使ってネットワークに接続するように設定されてしまっている。
 
Q.34
  IPアドレスを忘れてしまい本製品にアクセスできなくなってしまった。  
A.34
  本製品のIPアドレスを忘れてしまうと、WEB上から本製品にアクセスして設定を変更することが出来なくなります。
この場合にはTERMINALポートとコンピュータを接続して、本製品のIPアドレスを変更する必要があります。
※本製品にはコンソールケーブルは同梱しておりません。コンソールケーブルはお客様にてご用意ください。
※コンソールケーブルは、9ピンメスのD-SubコネクタをもつRS-232 クロスケーブルをご使用ください。
 
Q.35
  パスワードを忘れてしまい本製品にアクセスできない。  
A.35
  パスワードを忘れてしまった場合には、TERMINALポートからファームウェアをアップデートしなくてはなりません。またファームウェアのアップデートを行うと、本製品の設定は全て初期設定に戻ってしまいます。
最新ファームウエアはこちらからダウンロードしてください。
 
Q.36
  ユーザー名はどこで変更できますか。  
A.36
  ユーザー名は変更できません。  
 トラブルシューティング:LED編
Q.37
  ALARM LEDが点灯/点滅しています。  
A.37
  以下のケースが考えられます。
1.本製品に異常が発生した場合に、赤色で点灯します。
 この場合には、ファームウェアをアップロードしてみてください。それでも状況が改善しない場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。

2.ファームウエア Ver.4.5.5以降 にて動作モードを「CATV/ADSL 接続モード」に設定している場合は、データ受信中に点灯します。異常ではありません。
 
 トラブルシューティング:接続編
Q.38
  有線側のコンピュータと接続できません。  
A.38
  有線側のコンピュータと通信できない場合、次のようなことが考えられます。
■原因1
ACアダプタが本製品と接続されておらず、POWER LEDが点灯していない。
■原因2
接続先機器(HUB、Switch)のLEDが点灯していない事が考えられるため、接続機器の電源が入っているか、UTPケーブルの接続に問題がないか、接続先機器の通信速度設定は正しいかを再度確認してください。
■原因3
有線側のコンピュータにLANアダプタのドライバがインストールされていないか、正常に認識していない。
■原因4
TCP/IPプロトコルがインストールされていないか、設定が正しくされていない。
 
Q.39
  無線LANカードを接続したコンピュータと接続できません。  
A.39
  無線LANカードを接続したコンピュータと接続できない場合には、以下の2つの原因が考えられます。
■無線LANカードのドライバーが正しくインストールされていない。
・無線LANカードのドライバーが正しくインストールされていない場合には、無線LANカードのマニュアルを参照し、再度インストールし直してください。

・電波状態が悪いことが考えられますので、本製品との距離を短くしたり障害物などをなくして見通しをよくしてから、再度通信してみてください。

■無線LANカードとアクセスポイントの設定が合っていない。
・アクセスポイントを使用して通信を行う場合は、「通信モード」が「Infrastructure」に設定されていない。

・無線LANカードとアクセスポイントに、同じ「SSID」が設定されていない。

・無線LANカードとアクセスポイントに、同じ「暗号化キー」が設定されていない。

・無線LANカードの暗号認証方式を「OPEN」に設定している。WR211APは、暗号認証方式「Shared key」のみ対応しております。

・無線LANカードのプリアンブルタイプを「Short」に設定している。WR211APは、プリアンブルタイプ「Long」のみ対応しております。

・WR211APにてMACアドレスフィルタリングの設定を有効にしていて、接続対象機器のMACアドレスが登録されていない。
 
Q.40
  無線LANの使用環境で制限はありますか。  
A.40
  無線LAN製品は電波を使用して通信を行っておりますので、ご使用の環境によっては「通信できない」「通信速度が遅い」などの問題が発生することが考えられます。下の表を参考に使用環境をご確認のうえ、使用環境に問題がある場合にはアクセスポイントの設置場所を変更する、仕切りを取り払う、無線LAN製品間の距離を短くするなどの対策をお願いいたします。

物質の種類使用環境例
電波を通す物質木材木の仕切り、ドア
ガラス木造2階建ての1階と2階
ガラス窓、ドア
電波を通さない物質石、レンガ石の壁、レンガの壁
セメント/コンクリートセメント/コンクリートの床や壁
鉄の仕切り、ドア
ユニットバス
鉄筋2階建ての1階と2階
防火ガラス
 
 トラブルシューティング:CATV/ADSL接続モード編
Q.41
  有線側の端末から 無線上側のPC、WR211AP本体へアクセスすることができなくなりました。何か考えられることありますか。  
A.41
  「CATV/ADSL接続モード」で使用した場合、有線側から無線上の端末、WR211AP本体へアクセスすることができません。ご注意ください。

「CATV/ADSL接続モード」で使用している場合、 WR211APの設定変更が必要な場合は、 無線回線上の端末からブラウザでアクセスするか、シリアルポートからアクセスして本体の設定を行ってください。
 
Q.42
  「CATV/ADSL接続モード」に設定したところ、有線LANと無線LAN間の通信が不可になりました。  
A.42
  「CATV/ADSL接続モード」で使用している場合、10BASE-Tポートはケーブル/ADSLモデムとの接続に使用するポートとなります。有線LANと無線LAN間を接続することはできません。  
Q.43
  CATV/ADSL接続モードに設定しましたが、インターネットに繋がりません。  
A.43
  インターネットに接続不可である場合、以下の原因が考えられます。
■原因1
インターネット回線がPPPoEを使用している。
本製品はPPPoEには対応しておりません。
■原因2
接続先機器(CATV/ADSLモデム)とのLINKが確立していない。
以下の項目をご確認ください。
・接続機器の電源が入っているかどうか確認してください。
・UTPケーブルの接続に問題がないどうか確認してください。WR211APの有線ポートは、MDIです。
・接続先機器の通信速度設定は正しいかどうか確認してください。
WR211APの有線ポートは、10MHalf固定です。
 
Q.44
  スタティックルーティングの設定はできますか。  
A.44
  残念ですが、できません。  
Q.45
  スタティックNATの設定はできますか。  
A.45
  残念ですが、できません。  
Q.46
  ポートフォワーディングの設定はできますか。  
A.46
  残念ですが、できません。サーバー公開の設定を本機で行うことはできません。  
Q.47
  NAT/ENAT機能を無効にすることはできますか。  
A.47
  残念ですが、できません。NAT/ENAT機能を使用しない場合には、標準モードでご使用ください。  
 電波について:医療機関での使用について
Q.48
  医療機関での使用は可能ですか。  
A.48
  弊社の無線製品は 2.4GHz 帯の電波を利用しており、産業科学医療用に使用されている周波数帯域 (ISMバンド) のため、2.4GHz 帯の周波数を使用する医療機器と電波干渉する可能性がございます。本製品を使用するにあたり、実際の運用に合わせた擬似環境にて事前に医療機器の動作が電波干渉による支障がない事を十分に確認した上でご使用ください。  
Q.49
  医療機器に、電波の影響を与えないようにするにはどのような措置が必要ですか。  
A.49
  医療機器との電波干渉が発生していない状況であれば特別な措置は必要ありませんが、電波を通さない物質で密閉することにより電波の影響を防ぐことは可能です。ただし、電波は反射および屈折いたしますので、医療機器の近くでお使いの場合には電波を通さない措置を行い設置する場合においても、運用に合わせた擬似環境にて事前に医療機器の動作が電波干渉による支障がない事を十分に確認した上でご使用ください。  
Q.50
  ペースメーカを付けた人が出入りする可能性が高いのですが、 無線LAN機器を設置する際、注意する点はありますか。  
A.50
  無線LAN機器によって影響を受けた植込み型医療機器は、1機種であった ことから、厚生労働省の協力を得て、医療機関を通じ同機種の利用者全員 に対して、試験結果に基づく注意喚起が行われています。よって、現時点で 特段の注意をされていない植込み型医療機器の装着者は、無線LAN機器 に対しては特別の注意は必要ありません  
 電波について:電波干渉
Q.51
  電波が混信することはありませんか。  
A.51
  スペクトラム拡散方式(DS-SS方式)という通信技術を採用しているので、ノイズや隣接周波数を使う機器から出る電波などの影響を受けにくくなっています。ただし、無線LANで使用している2.4GHz帯は、通称ISM(産業/科学/医療)バンドと呼ばれており、無線LAN以外でも使用されております。よって、下記のような環境での無線LANシステムの構築では、電波が混信することも予想されます。
1.特定無線局や移動通信体のある工場内
2.強力な電磁波を放出する大型電子レンジ(業務用など)の近く
3.万引き防止装置などISMバンドを利用している装置の屋内
 
Q.52
  携帯電話やPHSとの干渉はありますか。  
A.52
  WR211APと携帯電話やPHSとは使用している電波帯域が違うので、お互いに影響はありません。  
Q.53
  近接する環境で無線LANアクセスポイントを複数台使用する際の注意点などはありますか。  
A.53
  IEEE802.11bでは、スペクトラム拡散方式(直接拡散方式(DS-SS))を使用しておりますので、 無線アクセスポイントを複数台設置する場合、チャンネル間隔を大きくあけて設定してください。 通常近接環境にてアクセスポイントを複数台設置する場合、1CH、6CH、11CH、14CH の組み合わせにて4台まで電波干渉を受けずに設置が可能です。  
 他社製品との接続について
Q.54
  WR211APは他社の無線LANカードを装着した端末と無線通信できますか。  
A.54
  残念ですが、本製品はWi-Fiを取得しておらず、他社製の無線LANカードをとの互換性につきましては、 サポートしておりません。接続可能な製品は以下のとおりです。
WR211PCM
WR211PCM plus
WR110PCM V1※
WR110PCI V1※
WR211PCI-OP+WR211PCM
WR211PCI-OP+WR211PCM plus

また、弊社ホームページに無線LAN/相互接続対応表が御座いますのでご覧ください。

※WR211APのファームウェアをVer4.5.5H以降に更新してご使用ください。
最新ファームウェアはこちらより ダウンロードしてください。
 
 故障
Q.55
  故障した場合の問い合わせ窓口を教えてください。  
A.55
  修理/故障等につきましてはこちらをご覧ください。  
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