atmf distribute firmware

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


# atmf distribute firmware URL


操作対象AMFノードの通常用ファームウェアを1台ずつ順番に更新する(再起動はしない)。

リブートローリング機能(atmf reboot-rolling)とよく似ているが、本コマンドではファームウェアイメージファイルの転送と通常用ファームウェアの設定変更(boot systemに相当)だけを行い、対象ノードの再起動までは行わない点が異なる。

それ以外はリブートローリングと同様のため、詳細はatmf reboot-rollingコマンドのページを参照。


パラメーター

URL ファームウェアイメージファイルのURL。完全パス表記による単一ファイルの指定、ワイルドカードを用いた複数ファイルの指定、および、ディレクトリーの指定が可能


注意・補足事項

■ AMF Cloudの場合、本コマンドによるAMF Cloud自身のファームウェアバージョンアップは不可。メンバーに対しては実行可能。

■ AMFマスターがバージョン 5.4.7-0.x で動作しているAMFネットワーク内に、バージョン 5.4.7-1.x 以降のメンバーが存在する場合、atmf distribute firmwareコマンド または atmf reboot-rollingコマンドによるファームウェアバージョンアップは、次のいずれかの手順で実行すること。


■ 同系列機種のSHシリーズとxシリーズが混在する下記いずれかのAMFネットワークの組み合わせにおいて、atmf distribute firmwareコマンドまたはatmf reboot-rollingコマンドでAMFノードのファームウェアを更新する場合、SHシリーズとxシリーズは、他の機種と同時に更新しないこと。 例えば、510系列機種(SH510シリーズとx510/x510Lシリーズ)の場合は、「SH510シリーズだけ」、「x510/x510Lだけ」というように個別にワーキングセットを指定して更新すること。 詳しくは、「アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF)」/「運用」の「ファームウェアバージョンアップ」を参照。


関連コマンド

atmf reboot-rolling(特権EXECモード)
atmf working-set(特権EXECモード)



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