[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド
(config)# atmf backup bandwidth <0-1000>
(config)# no atmf backup bandwidth
AMFバックアップデータの転送に使用する帯域を指定値までに制限する。
no形式で実行した場合は制限を解除する。
初期設定は無制限。
本コマンドはマスターでのみ有効。
<0-1000> |
バックアップデータの転送に使用する最大帯域(Kbyte/sec)。初期値の0は無制限を示す |
■ AMFバックアップデータの転送帯域を750Kbyte/secまでに制限する。
SBx81(config)# atmf backup bandwidth 750 ↓
SBx81(config)# no atmf backup bandwidth ↓
■ 初回バックアップ時は転送量が多いため、AMF仮想リンク(atmf virtual-link)を使用している環境などでは、PINGなどのパケットロスが発生する場合がある。そのような環境でも、本コマンドで転送帯域を制限することによりパケットロスを防ぐことができる。
■ バックアップ実行中にCPU使用率が高くなることがある。その場合は、本コマンドでバックアップデータの転送帯域を制限すること。
■ 本コマンドで転送帯域を制限した場合はバックアップの所要時間が長くなる。以下、初回バックアップ時間の参考値を示す。
[測定環境]
設定なし(無制限) | 1分49秒 |
atmf backup bandwidth 1000 | 2分54秒 |
atmf backup bandwidth 750 | 3分50秒 |
atmf backup bandwidth 500 | 5分45秒 |
atmf backup bandwidth 250 | 11分20秒 |
Note上記参考値は初回バックアップ時のもの。2回目以降は差分のみ転送するため、一般的に初回バックアップ時より所要時間が短くなる。
configure terminal (特権EXECモード) | +- atmf backup bandwidth(グローバルコンフィグモード)
atmf backup enable(グローバルコンフィグモード)
atmf backup now(特権EXECモード)
show atmf backup(特権EXECモード)
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