[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IPv6 / DS-Lite
(config)# ds-lite static-aftr-name HOSTNAME
(config)# no ds-lite static-aftr-name
DS-Lite(Dual-Stack Lite)機能で使用するAFTR(ISP側ルーター)をスタティックに設定する。
no形式で実行した場合はAFTRの設定を削除する。
初期状態では未設定。
AFTRは、DS-Lite対応のIPv4インターネット接続サービスを提供するISP側のルーターで、ユーザー側DS-Lite対応ルーター(本製品)との間のIPv4 over IPv6トンネルを終端するほか、ユーザー側LANから同トンネル経由でインターネット宛てに送信されてくるIPv4パケットの始点アドレスをISPの所有するグローバルアドレスに変換するダイナミックENAT(NAPT)処理を行う。
なお、AFTRのホスト名は本製品のDHCPv6クライアント機能(ipv6 address dhcpコマンド)やDHCPv6 PDクライアント機能(ipv6 dhcp client pdコマンド)によって動的に取得することもできる。その場合、本コマンドによるスタティック設定は不要。
HOSTNAME |
AFTRのホスト名またはIPv6アドレス |
■ AFTRをスタティックに設定する。
awplus(config)# ds-lite static-aftr-name aftr.example.com ↓
configure terminal (特権EXECモード) | +- ds-lite static-aftr-name(グローバルコンフィグモード)
ds-lite adjust-mss(グローバルコンフィグモード)
ds-lite default-route distance(グローバルコンフィグモード)
ds-lite enable(グローバルコンフィグモード)
ds-lite mtu(グローバルコンフィグモード)
ds-lite static-aftr-name(グローバルコンフィグモード)
ds-lite upstream-interface(グローバルコンフィグモード)
show ds-lite(特権EXECモード)
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