[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: PPP / 一般設定
(config-if)# ip address negotiated [A.B.C.D]
(config-if)# no ip address negotiated
対象PPPインターフェースにおいて、IPCPによるIPアドレスの自動取得を有効にする。
no形式で実行した場合は、IPCPによるIPアドレスの自動取得を無効にする。
初期設定は無効。
PPP接続時には、IPCPネゴシエーションによってIPアドレスだけでなくDNSサーバーアドレスも取得できる。DNSサーバーアドレスを取得するかどうかは、ppp ipcp dnsコマンドで設定する(初期設定では取得しない)。
A.B.C.D |
デフォルトIPアドレス。接続相手からIPアドレスを取得できなかった場合は、対象PPPインターフェースのIPアドレスとしてこのアドレスを使用する。本パラメーター省略時および0.0.0.0指定時は、接続相手からIPアドレスを取得できなかった場合に該当PPPインターフェースがdown状態のままとなる |
■ ppp0インターフェースのIPアドレスをIPCPで要求するよう設定する。
awplus(config)# interface ppp0 ↓ awplus(config-if)# ip address negotiated ↓
awplus(config)# interface ppp0 ↓ awplus(config-if)# ip address negotiated 10.10.10.10 ↓
■ 本コマンドはPPPインターフェース(pppX)でのみ有効。
■ 本コマンドはip addressコマンドによるIPアドレスの固定設定とは併用不可。本コマンドとip addressコマンドは後から設定したほうが有効になる。
interface (グローバルコンフィグモード) | +- ip address negotiated(インターフェースモード)
encapsulation ppp(インターフェースモード)
ip address(インターフェースモード)
ppp ipcp dns(インターフェースモード)
show ip interface(非特権EXECモード)
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