[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
Note本製品はリアルタイムクロックを内蔵していないため、コマンドによる再起動、もしくは電源断による再起動が発生するたびに時刻をあわせる必要があります。これは、clock setコマンドを使って手動で行うこともできますが、NTPサーバーにアクセスできる環境では、NTPの利用をおすすめします。詳細は「運用・管理」/「NTP」をご覧ください。
Note一度も時刻合わせをしていない場合は、デフォルトの時刻「2010-01-01 00:00:00」からシステム時計がスタートします。
NoteNTPクライアントの設定(ntp serverコマンド)を行った場合、NTPサーバーとの時刻同期に成功すると本製品自身もNTPサーバーとして動作するようになります。そのため、悪意のある第三者から攻撃を受ける可能性のあるロケーションでNTPクライアント機能を有効にする場合は、アクセス制御機能等を利用して必要なNTP通信だけを許可する設定を推奨します(設定例はntp restrictコマンドの使用例をご参照ください)。
NTP動作モード | クライアントモード(こちらからサーバーに同期するだけで、サーバーから本システムへの同期はできない) |
NTPサーバーのIPアドレス | 192.168.10.2 |
タイムゾーン(UTCからのオフセット) | JST(+9:00:00) |
awplus(config)# clock timezone JST plus 09:00 ↓ awplus(config)# end ↓
awplus# clock set 11:57:00 13 Jun 2012 ↓
awplus# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. awplus(config)# ntp server 192.168.10.2 ↓
NoteNTPサーバーに問い合わせを行う間隔は、show ntp associationsコマンドの poll フィールドで確認できます。
awplus> show clock ↓
awplus> show ntp associations ↓ awplus> show ntp status ↓
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