[index] AT-AR1050V コマンドリファレンス 5.5.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: PPP / 一般設定
(config-if)# [no] ppp ipcp ip-override
対象PPPインターフェースにおいて、IPCPネゴシエーションで接続相手から提示されたIPアドレスを無条件で受け入れるが、実際にはip addressコマンドで固定設定したIPアドレスを使う動作を有効にする。
no形式で実行した場合は前記動作を無効にする。
初期設定は無効。
■ ppp0インターフェースにおいて、IPCPネゴシエーションでは接続相手から提示されたIPアドレスを受諾しつつ、実際には固定設定したIPアドレス10.10.10.1/32を使用するように設定する。
awplus(config)# interface ppp0 ↓ awplus(config-if)# ppp ipcp ip-override ↓ awplus(config-if)# ip address 10.10.10.1/32 ↓
■ 本コマンドはPPPインターフェース(pppX)でのみ有効。
interface (グローバルコンフィグモード) | +- ppp ipcp ip-override(インターフェースモード)
encapsulation ppp(インターフェースモード)
ip address(インターフェースモード)
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