snmp trap link-status suppress

モード: インターフェースモード
カテゴリー: 運用・管理 / SNMP


(config-if)# snmp trap link-status suppress {time {<1-60>|default} & threshold {<1-20>|default}}

(config-if)# no snmp trap link-status suppress


対象インターフェースにおいて、単位時間内に生成可能なSNMPのリンクステータス通知メッセージ(リンクトラップ)の数を制限する。
no形式で実行した場合は制限なしに設定する。
初期設定では、1分あたり20個までに制限されている。

本コマンドを通常形式で実行するときは、少なくともtime、thresholdのどちらかのパラメーターを指定する必要がある。

本コマンドの設定はトラップ種別ごとに適用される。
たとえば、snmp trap link-statusコマンドで標準MIBのlinkUp/linkDownトラップを有効にしている場合、本コマンドが初期設定であるなら次のように制限が適用される。


パラメーター

time {<1-60>|default} 単位時間(秒)。defaultは初期値を意味する。初期値および省略時値は60
threshold {<1-20>|default} 単位時間内に生成できるリンクトラップの最大数。defaultは初期値を意味する。初期値および省略時値は20


使用例

■ スイッチポート1.0.1のリンクトラップ生成数を1分あたり10個までに制限する。最初のトラップが生成されてから1分以内に合計10個のトラップが生成されると、それ以降は(最初のトラップ生成から)1分が経過するまでトラップを生成しない。

awplus(config)# interface port1.0.1
awplus(config-if)# snmp trap link-status suppress time 60 threshold 10

■ スイッチポート1.0.2のリンクトラップ生成数を無制限に設定する。
awplus(config)# interface port1.0.2
awplus(config-if)# no snmp trap link-status suppress


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- snmp trap link-status suppress(インターフェースモード)

関連コマンド

show interface(非特権EXECモード)
snmp trap link-status(インターフェースモード)
snmp trap link-status trap-delay(インターフェースモード)
snmp-server host(グローバルコンフィグモード)



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