設定画面へのアクセス / ライセンスのインストール




ライセンスの基本動作

AT-RADgateを利用するには、ライセンスをインストールする必要があります。
ライセンスはRADIUS認証機能と認証ポリシーのユーザーポリシーと端末ポリシーの登録数を制御します。有効なライセンスが1つでもインストールされていれば、RADIUS認証の機能は有効化されます。また各ライセンスにはユニット数が設定されおり、インストールされている有効なライセンスのユニット数の合計と同じ数までユーザーポリシーと端末ポリシーが登録できます。(ユーザーポリシーと端末ポリシーの合計数が総ユニット数を超えないこと)。
Note
ライセンスファイルをお持ちでない場合は、弊社窓口までお問い合わせください。
なお、ライセンスファイルの取得にあたって、「システム管理 / 概要」画面に表示されるシリアル番号が必要となります。
Note
ライセンスについては、「リファレンス編 / システム管理」の「ライセンス」をあわせてご参照ください。
トライアルライセンス
正式版ライセンスが手元に届いていない場合や、AT-RADgateを試用するときには、トライアルライセンスが利用できます。トライアルライセンスに付与されている使用権は下記となります。
表 1:トライアルライセンス
有効期限 90日
ユニット数 200,000
Note
正規ライセンスをインストールすると、インストールしたトライアルライセンス、および未インストールのトライアルライセンスが無効化されます。そのため、正規ライセンスの有効期限が切れたあと、未使用のトライアルライセンスをインストールすることはできません。引き続きAT-RADgateを使用するには、更新用のライセンスをご購入ください。

ライセンスの有効期間

本製品のライセンスには有効期間があります。
ライセンスの有効期限チェックは、AT-RADgateのシステム時刻 00:00:00~00:05:59 の間とAT-RADgateの起動時に行われます。
チェックの結果、ライセンスの有効期限日から28日前、21日前、14日前、7日前、1日前に、期限の警告メッセージがログに表示されます。
Note
期限の警告メッセージをメールで送信することもできます。以下の設定を行ってください。
・SMTPサーバーを設定する(「メール設定」画面)
・アカウントにメールアドレスを登録する(「アカウント管理」画面)
・アカウントに「システム設定の変更を許可する。」の権限を付与する(「アカウント管理」画面)
下記のような状態になった場合、RADIUS認証機能が停止し、設定画面の上部にライセンスが無効状態にあることを通知するメッセージが表示されます。
有効なライセンスをインストールしてライセンスの異常状態が解消すると、停止していた機能は有効になり、メッセージも消えます。

ライセンスのインストール

ライセンスをインストールするには、次の手順に従ってください。
  1. 「システム管理 / 時刻設定」画面で、現在日時とタイムゾーンが正しいことを確認します。
  2. 次のどちらかの手順で、「システム管理 / ライセンス」画面を開きます。
  3. 「ライセンスの更新」ボタンをクリックします。

  4. ファイル選択ダイアログが表示されます。ライセンスファイルを選択します。
  5. 「OK」ボタンをクリックします。

  6. 「システム管理 / ライセンス」画面に、登録したライセンスの「名称」、「有効期限」などが表示されれば、インストールは成功です(下記は例です)。

ライセンスのインストールは以上です。AT-RADgateを利用できるようになります。

トライアルライセンスのインストール

トライアルライセンスをインストールするには、次の手順に従ってください。
  1. 「システム管理 / 時刻設定」画面で、現在日時とタイムゾーンが正しいことを確認します。
  2. 次のどちらかの手順で、「システム管理 / ライセンス」画面を開きます。
  3. 「トライアルライセンスのインストール」ボタンをクリックします。

  4. 「OK」ボタンをクリックします。

  5. 「システム管理 / ライセンス」画面に、トライアルライセンスの情報が表示されれば、インストールは成功です。

トライアルライセンスのインストールは以上です。

ライセンスの再発行

発行したライセンスはAT-RADgateのシリアル番号と紐付けされています。
以下の場合では、AT-RADgateのシリアル番号が変更になるため、発行済みのライセンスは使用できなくなり再発行が必要になりますので、「システム管理 / 概要」画面に表示されるシリアル番号を控えて弊社窓口までお問い合わせください。
ただし、「システム管理 / 概要」画面にある「システムのバックアップ」でバックアップしたファイルがある場合は、 「システム管理 / 概要」画面にある「システムの復元」を使って、移行前のシステムをライセンス情報も含め完全に復元することができます。
なお、「RADIUS管理 / Active Directory設定」画面で設定したWindows Active Directoryの設定はバックアップしたファイルには含まれないため、システムの復元を実行したあとで、再設定する必要があります。