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CentreCOM AR300/AR700 シリーズ 設定例集 2.3 #56
非同期シリアルポートにアナログモデムを接続し、アナログ回線経由でリモートユーザーからのダイヤルアップPPP接続を受け入れるアクセスサーバー的な設定例です。
この例では、ユーザーが接続してきたときにPPPインターフェースを動的に作成し、接続相手にIPアドレスを割り当てるための設定がポイントとなります。ここでは、ユーザー認証データベースを利用して、各ユーザーに固定的にアドレスを設定しておきます。
電話番号 | 03-1234-1111 | − |
ACCコール名 | dialin | − |
WAN側物理インターフェース | asyn1 | − |
PPPユーザー名 | − | UserA |
PPPパスワード | − | PasswordA |
PPP認証方式 | CHAP | − |
WAN側(ppp0)IPアドレス | 着呼時に動的に作成 | 192.168.10.230 |
LAN側(eth0)IPアドレス | 192.168.10.1/24 | (なし) |
ルーターの設定 |
ADD ACC SCRIPT=reset.mds TEXT="[atz^m]" ↓
ADD ACC SCRIPT=reset.mds TEXT="(10 ok)" ↓
ADD ACC SCRIPT=reset.mds TEXT="[ats0=2^m]" ↓
Note - ADD ACC SCRIPTコマンドは、コンソールなどからログインした状態で、コマンドラインから実行するコマンドです。そのため、EDITコマンド(内蔵フルスクリーンエディター)等を使って設定スクリプトファイル(.CFG)にこのコマンドを記述しても意図した結果にならない場合がありますのでご注意ください。
SET ASYN=1 SPEED=115200 CDCONTROL=CONNECT ↓
ADD USER=UserA PASSWORD=PasswordA IPADDRESS=192.168.10.230 NETMASK=255.255.255.255 LOGIN=NO ↓
CREATE PPP TEMPLATE=0 IDLE=180 BAP=OFF LQR=OFF LOGIN=USER AUTHEN=CHAP ↓
ADD ACC CALL=dialin DIR=ANSWER ENCAP=PPP ASYN=1 RSCRIPT=reset.mds PPPTEMPLATE=0 AUTH=NONE ↓
ENABLE IP ↓
ADD IP INT=eth0 IP=192.168.10.1 MASK=255.255.255.0 ↓
CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓
まとめ |
ルーターのコンフィグ [テキスト版]
SET ASYN=1 SPEED=115200 CDCONTROL=CONNECT ↓ |
モデムスクリプト「reset.mds」 [テキスト版]
[atz^m] ↓ |
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PN: J613-M0507-00 Rev.G