ipv6 tcp adjust-mss

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IPv6 / IPv6インターフェース


(config-if)# ipv6 tcp adjust-mss <64-1460>

(config-if)# no ipv6 tcp adjust-mss


対象IPv6インターフェースを通過するTCPパケットのMSS値書き換えを有効にする。
no形式で実行した場合はMSS値書き換えを無効にする。
初期設定は無効。

本製品は、本機能が有効なIPv6インターフェースでTCPのSynおよびSyn+Ackパケットを監視し、該当TCPパケットのMSSオプション値が本コマンドの指定値を超えていた場合は、指定値に書き換える。MSS値が指定値以下の場合は書き換えない。


パラメーター

<64-1460> 書き換え後のTCP MSS値(Byte)


使用例

■ ppp0インターフェースを通過するIPv6 TCPパケットのMSS値を1414に書き換えるよう設定する。

awplus(config)# interface ppp0
awplus(config-if)# ipv6 tcp adjust-mss 1414

■ ppp0インターフェースを通過するIPv6 TCPパケットのMSS値書き換えを無効にする。
awplus(config)# interface ppp1
awplus(config-if)# no ipv6 tcp adjust-mss


注意・補足事項

■ 本コマンドはPPPインターフェース(pppX)、Ethernetインターフェース(ethX)、トンネルインターフェース(tunnelX)でのみ有効。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ipv6 tcp adjust-mss(インターフェースモード)

関連コマンド

ip tcp adjust-mss(インターフェースモード)
mtu(インターフェースモード)
show interface(非特権EXECモード)



(C) 2019 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002735 Rev.B