cd

モード
特権EXECモード
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運用・管理 / ファイル操作

構文

コマンド構文

# cd DIRPATH

コマンド説明

ローカルファイルシステム上の指定したディレクトリーに移動する(指定したディレクトリーをカレントディレクトリーにする)。

ログイン直後のカレントディレクトリーは「flash:/」(フラッシュメモリーのルートディレクトリー)。

パラメーター

DIRPATH
移動先ディレクトリーのパス。大別すると次の3種類の指定方法がある
DEVICE:/DIRECTORY
デバイス名を含む絶対パス(例:「flash:/home/zein」、「nvs:/」)
/DIRECTORY
カレントデバイス上の絶対パス(カレントディレクトリーと同じデバイス上の絶対パス)(例:「/home/admin/config」)
DIRECTORY
カレントディレクトリーからの相対パス(例:「.configs/ssh」、「../..」)

使用例

以下、ディレクトリー移動の具体例を示す。
なお、以下の各例に登場するディレクトリー「flash:/home」、「flash:/home/zein」、「flash:/home/zein/report」、「flash:/home/admin」、「flash:/home/admin/config」は、説明のためmkdirコマンドを使ってあらかじめ作成しておいたもので、本製品の初期状態では存在しない。
  1. ログイン直後のカレントディレクトリーは、フラッシュメモリー(flash:)の/(ルート)ディレクトリー。
    awplus> enable
    awplus# pwd
    flash:/
    

  2. 同じデバイス上のディレクトリー「home/zein」に移動。「flash:/」からの相対パス「home/zein」は「flash:/home/zein」となる。
    awplus# cd home/zein
    awplus# pwd
    flash:/home/zein
    

  3. NVS(nvs:)の/ディレクトリーに移動。「nvs:/」はデバイス名を含む絶対パス表記。
    awplus# cd nvs:/
    awplus# pwd
    nvs:/
    

  4. 再びフラッシュメモリー上の/tmpディレクトリーに移動。「flash:/tmp」もデバイス名を含む絶対パス表記。
    awplus# cd flash:/tmp
    awplus# pwd
    flash:/tmp
    

  5. 今度はカレントデバイス上の絶対パス指定「/home/admin/config」により、同じフラッシュメモリー上の/home/admin/configディレクトリーに移動。
    awplus# cd /home/admin/config
    awplus# pwd
    flash:/home/admin/config
    

  6. 相対パス表記「../../zein/report」を用いて、同じフラッシュメモリー上の/home/zein/reportディレクトリーに移動。「..」は親ディレクトリー、すなわち、1階層上のディレクトリーを指す。したがって、「../..」は2階層上のディレクトリーを指す。
    awplus# cd ../../zein/report
    awplus# pwd
    flash:/home/zein/report
    

  7. 再度相対パス表記「../../..」を使ってフラッシュメモリーの/ディレクトリーに戻る。「../../..」は3階層上のディレクトリーを指す。
    awplus# cd ../../..
    awplus# pwd
    flash:/
    

注意・補足事項

外部メディア(USBメモリー)を抜く前には、必ずcdコマンドでカレントディレクトリーを外部メディア以外のデバイスに移動すること。カレントディレクトリーが外部メディア上にある状態で、外部メディアを抜き、その後外部メディアを挿しなおすと、本製品が外部メディアを認識しないことがある。その場合は、カレントディレクトリーを外部メディア以外に移動し(例:cd flash:/)、その後外部メディアを抜き挿しすること。

関連コマンド