L2スイッチング / G.8032(ERPS)
国際標準規格ITU-T G.8032 に準拠したリングプロトコル、G.8032(ERPS=Ethernet Ring Protection Switching)は、リング構成のEthernetネットワークに特化したレイヤー2のループ防止・冗長化機能です。トポロジーを限定し、各スイッチの役割をあらかじめ固定しておくことで、障害の検出と経路の切り替えをより高速に行います(最短50ミリ秒未満)。
この章では、G.8032の概要と使用方法について説明します。
概要
G.8032は、リング構成のEthernetネットワークでのみ動作します。このG.8032用リング構成のネットワークを、物理リング(Physical Ring)と呼びます。
物理リングは、2つ以上のスイッチ(ノード)で構成されます。
各ノードは、EastポートとWestポートと呼ばれる2つのポートで物理リングに接続します。
物理リング内のEastポートとWestポートのうち、ひとつに、Owner(RPL Owner)という役割を設定します。
また、Ownerに設定したポートの隣りのポートには、Neighbor(RPL Neighbor)という役割を設定します。
OwnerとNeighborに設定されたポート間を、RPL(Ring Protection Link)と呼びます。
データトラフィックに対し、RPL以外での通信は常時フォワーディング状態ですが、RPLでの通信は通常ブロッキング状態であり、リングに障害が発生したときだけフォワーディング状態に切り替わります。障害から復旧したときは再度ブロッキング状態に戻ります。
ひとつのリングトポロジーで構成される物理リングを、メジャーリングと呼びます。
下記の図は、4ノード構成のメジャーリングです。

2つ以上のリングトポロジーで構成される物理リングのうち、一方をメジャーリング、他方をサブリングと呼びます。
サブリングは、メジャーリングを構成する2つのノードとその間のリンクを含みます。
サブリングは、完全なリングではなく、Cの形で構成されます。
下記の図は、4ノード構成のメジャーリングと、5ノード構成のサブリングです。

用語説明
G.8032に関する用語を説明します。物理リング(Physical Ring)
G.8032用のリング構成のEthernetネットワーク。2つ以上のノードで構成されます。ノード間はEastポートとWestポートと呼ばれる2つのポートで接続します。
ERPインスタンス(ERP Instance)
物理リングにG.8032の保護機能(ループ防止・冗長化機能)を適用するために作成します。OwnerとNeighborの設定や、R-APSメッセージのやりとりを行うコントロールVLAN、通常データを運ぶデータVLANの設定などを行います。
コントロールVLAN(R-APS channel VLAN)
ERPインスタンスの動作を制御するためのVLAN。R-APSチャネルVLANと呼ばれるタグVLANを使用して、R-APSメッセージの送受信を行います。
各ERPインスタンスに1つだけ設定します。2つのポート(タグ付き)で構成されます。
データVLAN(Data-traffic VLAN)
保護対象のVLAN。通常のトラフィックが運ばれます。各ERPインスタンスには複数のデータVLANを指定可能です。
リング上ではコントロールVLANの2ポートを共有します(リング上のデータVLANはタグ付きでもタグなしでもよい)。
さらに、通常はユーザー接続用のメンバーポートを持ちます。
RPL(Ring Protection Link)
データトラフィックを保護するためのリンクをRPL(Ring Protection Link)と呼びます。データトラフィックに対し、RPL以外での通信は常時フォワーディング状態です。
RPLでの通信は通常ブロッキング状態であり、リングに障害が発生したときだけフォワーディング状態に切り替わります。
障害から復旧したときは再度ブロッキング状態となってループを防止します。
Owner(RPL Owner)とNeighbor(RPL Neighbor)
RPLは、Owner(RPL Owner)とNeighbor(RPL Neighbor)に設定された2つのポートで構成されます。物理リング内のEast/WestポートのうちひとつをOwnerとして設定し、そのポートの隣のポートをNeighborに設定します。
Owner-Neighbor間のリンクが、RPLになります。
障害発生時にデータトラフィック保護のための切り替えをコントロールするのが、Ownerです。
OwnerはR-APSメッセージを定期的に送出し、物理リング内が正常の状態であるかを判断します。
サブリング(Sub Ring)
2つ以上のリングトポロジーで構成される物理リングのうち、一方をメジャーリング、他方をサブリングと呼びます。サブリングは、メジャーリングを構成する2つのノードとその間のリンクを含みます。
サブリングは、完全なリングではなく、Cの形で構成されます。
メジャーリングとサブリングを繋ぐポートを、Terminatingポートと呼びます。
メジャーリングとサブリングは、それぞれ別のコントロールVLANを使用し、R-APSメッセージのやりとりを行います。
R-APS(Ring Automatic Protection Switching)メッセージ
コントロールVLANでは、R-APSメッセージと呼ばれる制御メッセージがやりとりされます。R-APSメッセージを使って、リング障害の発生・回復を検出し、通信回復のための処置を行います。
主なR-APSメッセージを説明します。
| R-APSメッセージ(NR、RB) | 障害が発生していないことと、RPLがデータVLANに対してブロッキング状態であることを示します。Ownerから同一物理リング内のノードへ送信されます。 |
| R-APSメッセージ(NR) | 障害が発生していないことを示します。障害からの回復を検出したノードから同一物理リング内のノードへ送信されます。 |
| R-APSメッセージ(SF) | 障害が発生していることを示します。障害を検出したノードから、同一物理リング内のノードへ送信されます。 |
基本動作
次に、G.8032の基本的な動作について説明します。正常動作時
Owner(スイッチA)は、一定時間ごとにR-APSメッセージ(NR、RB)を生成し、同一物理リング内のノードへ両ポートから送信します。RPLはデータVLANに対してブロッキング状態にあります。
R-APSメッセージ(NR、RB)には、データVLANに対してブロック状態にあるリングポートとそのノードIDの情報が記録されています。
R-APSメッセージ(NR、RB)を受け取ったノードはさらに他のノードへとR-APSメッセージを転送します。
各ノードは、Owner(スイッチA)から送信されてきたR-APSメッセージ(NR、RB)を受け取ると、正常な状態であると判断します。
R-APSメッセージ(NR、RB)をNeighbor(スイッチD)が受け取ると、スイッチDからは他のノードへR-APSメッセージを転送しません。

障害発生時
障害発生時、障害を検出したノード(スイッチC、D)は以下のアクションを実行します。- 障害を検知したポートでデータVLANをブロック
- FDBをフラッシュ
- 障害を検知したポートではない方のポートでR-APSメッセージ(SF)を送出
各ノードは、障害を検出したノード(スイッチC、D)から送信されてきたR-APSメッセージ(SF)を受け取ると、FDBをフラッシュします。
Owner(スイッチA)とNeighbor(スイッチD)がR-APSメッセージ(SF)を受信すると、FDBをフラッシュし、RPLのブロックを解除します。
また、Owner(スイッチA)はR-APSメッセージ(NR、RB)の送出を止めます。

timerコマンドでhold-offタイマーを設定した場合、障害発生時には、障害を検知したノード(スイッチC、D)は、hold-offタイマー(障害を検知してからの状態変化までの時間)を待ったあとに、上記に記載した3つのアクションを実行します。
これにより、タイマー時間内で連続した障害が検知された場合に、断続的な状態変化を回避します。
障害回復時(復帰モード)
障害が解消されると、障害回復を検出したノード(スイッチC、D)にて、guard-timer(連続状態変化を回避する時間)が動作します。guard-timerが満了するまで、スイッチC、Dでは、他のR-APSメッセージの受信を無視します。
タイマーが動作してから、スイッチCとDは、障害が回復したというR-APSメッセージ(NR)を各ノードへ送出します。

はじめはスイッチCとDの両方でR-APSメッセージ(NR)送出しますが、一定時間が過ぎると、スイッチCとDのうち、ノードID(MACアドレス)の小さい方はポートのブロックを解除し、R-APSメッセージ(NR)の送出も止めます。
ノードIDの大きい方は変わらずR-APSメッセージ(NR)を送出し続けます。
本例では、スイッチCがDよりもノードIDが大きいとします。
この時点ではまだ各スイッチのFDBはフラッシュされないため、障害発生中に使用していたルートを使い続けます。

Owner(スイッチA)がR-APSメッセージ(NR)を受け取ると、wait-to-restoreタイマー(障害が回復してからの状態変化までの時間)が動作します。
wait-to-restoreタイマーが満了すると、Owner(スイッチA)はFDBをフラッシュし、ふたたびRPLはデータVLANをブロックします。
RPLがデータVLANをブロックし、正常動作状態に戻ると、Owner(スイッチA)はR-APSメッセージ(NR、RB)の送出を始めます。
各ノードは、R-APSメッセージ(NR、RB)を受信すると、FDBをフラッシュします。
R-APSメッセージ(NR)を送出し続けていたノード(スイッチC)がR-APSメッセージ(NR、RB)を受信すると、FDBをフラッシュし、ポートのブロックを解除します。この時点で、データの流れは元のルートに切り替わります。

障害回復時(非復帰モード)
enableコマンド(G.8032プロファイルモード)で非復帰モード(non-revertive)に設定している場合の動作を説明します。障害が回復し、R-APSメッセージ(NR)を送出し続けていたノードIDが大きい方のノード(スイッチC)は、Ownerから送信されたR-APSメッセージ(NR、RB)を受信しても、障害のあったポートはそのままデータVLANのブロッキング状態を維持します。
また、R-APSメッセージ(NR)の送出を止めたノードIDの小さい方のノード(スイッチD)は、OwnerからのR-APSメッセージ(NR、RB)を受信すると、FDBをフラッシュし、ふたたびデータVLANをブロックします。
RPLは、データVLANに対するブロッキングを解除したままになります。

復旧に時間がかかる場合の例
次に、復旧に時間がかかる場合の例について説明します。障害発生時
図のように、スイッチBに障害が発生した場合について説明します。
スイッチBに障害が発生した場合、障害を検出したノード(スイッチA、C)は以下のアクションを実行します。
- 障害を検知したポートでデータVLANをブロック
- FDBをフラッシュ
- 障害を検知したポートではない方のポートでR-APSメッセージ(SF)を送出
各ノードは、障害を検出したノード(スイッチA、C)から送信されてきたR-APSメッセージ(SF)を受け取ると、FDBをフラッシュします。
Owner(スイッチA)とNeighbor(スイッチD)がR-APSメッセージ(SF)を受信すると、FDBをフラッシュし、RPLのブロックを解除します。
また、Owner(スイッチA)はR-APSメッセージ(NR、RB)の送出を止めます。
timerコマンドでhold-offタイマーを設定した場合、障害発生時には、障害を検知したノード(スイッチA、C)は、hold-offタイマー(障害を検知してからの状態変化までの時間)を待ったあとに、上記に記載した3つのアクションを実行します。
これにより、タイマー時間内で連続した障害が検知された場合に、断続的な状態変化を回避します。
障害回復時
障害が解消されると、障害回復を検出したノード(スイッチA、C)にて、guard-timer(連続状態変化を回避する時間)が動作します。guard-timerが満了するまで、スイッチA、Cでは、他のR-APSメッセージの受信を無視します。
タイマーが動作してから、スイッチA、Cは、障害が回復したというR-APSメッセージ(NR)を各ノードへ送出します。
また、スイッチBは障害から回復後、West/EastのいずれかのポートでデータVLANをブロックし、R-APSメッセージ(NR)を送出します。

Owner(スイッチA)がR-APSメッセージ(NR)を受け取ると、wait-to-restoreタイマー(障害が回復してからの状態変化までの時間)が動作します。
はじめはスイッチA、B、CでR-APSメッセージ(NR)送出しますが、一定時間が過ぎると、スイッチA、B、Cのうち、ノードID(MACアドレス)の小さいノードのポートのブロックを解除し、R-APSメッセージ(NR)の送出も止めます。
ノードIDの1番大きいノードは変わらずR-APSメッセージ(NR)を送出し続けます。
本例では、スイッチCが一番ノードIDが大きいとします。
本来であれば、ノードIDが一番大きいスイッチCのみがR-APSメッセージ(NR)を送出し続け、スイッチAとBはポートのブロックを解除し、R-APSメッセージ(NR)の送出も止めるのですが、Owner(スイッチA)はwait-to-restoreタイマーが満了するまでR-APSメッセージ(NR)を無視し続けてしまいます。
つまり、スイッチAはデータVLANをブロックし続け、R-APSメッセージ(NR)の送出も止めません。
このため、障害から復旧していても、2か所でデータVLANをブロックしてしまっているので、wait-to-restoreタイマーが満了するまではデータの流れが途切れたままになってしまいます。

wait-to-restoreタイマーが満了すると、Owner(スイッチA)はFDBをフラッシュし、ふたたびRPLはデータVLANをブロックします。
RPLがデータVLANをブロックし、正常動作状態に戻ると、Owner(スイッチA)はR-APSメッセージ(NR、RB)の送出を始めます。
各ノードは、R-APSメッセージ(NR、RB)を受信すると、FDBをフラッシュします。
R-APSメッセージ(NR)を送出し続けていたノード(スイッチC)がR-APSメッセージ(NR、RB)を受信すると、FDBをフラッシュし、ポートのブロックを解除します。
この時点で、データの流れが回復します。

このように、OwnerよりもノードIDが大きい機器が存在する場合には、wait-to-restoreタイマー満了まで経路を回復できないケースがあります。
これを回避するため、timerコマンドにてwait-to-restoreタイマーの設定を短く設定することを推奨します。
注意事項
G.8032の使用にあたっては、下記の点にご注意ください。- 本製品はR-APS仮想チャンネルをサポートしていません。
- 本製品のG.8032リングIDは1固定です。同一製品上の複数のリングで同じVLANを使用する場合は、それぞれのリングに異なるコントロールVLANを設定してください。
基本設定
G.8032を使用するための基本設定について説明します。ここでは次のような構成を例に各スイッチの設定方法を説明します。メジャーリング設定例
スイッチA~Dで構成するメジャーリングを例として、設定方法を説明します。
スイッチA(Owner側のノード)の設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、コントロールVLAN「RAPS-1」(VLAN 100)とデータVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 100 name RAPS-1 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit
- コントロールVLAN(VLAN 100)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
- コントロールVLANは2ポート(トランクグループは1ポート扱い)で構成しなくてはならず、さらに両ポートともタグ付きに設定する必要があります。
- リング接続用ポート上ではネイティブVLAN(タグなしパケットの所属先VLAN)が不要なのでnone(なし)に設定しておきます。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.2 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 100,110
- コントロールVLANは2ポート(トランクグループは1ポート扱い)で構成しなくてはならず、さらに両ポートともタグ付きに設定する必要があります。
- East/Westポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「Major」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring Major east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「Major」を使用
- VLAN100をコントロールVLANとして設定
- WestポートをOwnerとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance Major-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring Major awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 100 awplus(g8032-config-switch)# rpl role owner west-interface awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「Major」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(Major-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチB、Cの設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、コントロールVLAN「RAPS-1」(VLAN 100)とデータVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 100 name RAPS-1 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit
- コントロールVLAN(VLAN 100)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.2 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 100,110
- East/Westポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「Major」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring Major east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「Major」を使用
- VLAN100をコントロールVLANとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance Major-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring Major awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 100 awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「Major」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(Major-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチD(Neighbor側のノード)の設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、コントロールVLAN「RAPS-1」(VLAN 100)とデータVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 100 name RAPS-1 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit
- コントロールVLAN(VLAN 100)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.2 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 100,110
- East/Westポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「Major」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring Major east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「Major」を使用
- VLAN100をコントロールVLANとして設定
- EastポートをNeighborとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance Major-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring Major awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 100 awplus(g8032-config-switch)# rpl role neighbor east-interface awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「Major」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンスを有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
以上で設定は完了です。
サブリング設定例
スイッチA~Dで構成するメジャーリングと、スイッチE~Gで構成するサブリングを例として、設定方法を説明します。

メジャーリングの設定
スイッチA(メジャーリングのNeighbor側のノード)の設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、コントロールVLAN「RAPS-1」(VLAN 100)とデータVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 100 name RAPS-1 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit awplus(config)#
- コントロールVLAN(VLAN 100)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
- コントロールVLANは2ポート(トランクグループは1ポート扱い)で構成しなくてはならず、さらに両ポートともタグ付きに設定する必要があります。
- リング接続用ポート上ではネイティブVLAN(タグなしパケットの所属先VLAN)が不要なのでnone(なし)に設定しておきます。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.2 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 100,110
- コントロールVLANは2ポート(トランクグループは1ポート扱い)で構成しなくてはならず、さらに両ポートともタグ付きに設定する必要があります。
- East/Westポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「Major」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring Major east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「Major」を使用
- VLAN100をコントロールVLANとして設定
- EastポートをNeighborとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance Major-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring Major awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 100 awplus(g8032-config-switch)# rpl role neighbor east-interface awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「Major」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(Major-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチB(メジャーリングのOwner側のノード)の設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、コントロールVLAN「RAPS-1」(VLAN 100)とデータVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 100 name RAPS-1 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit awplus(config)#
- コントロールVLAN(VLAN 100)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.2 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 100,110
- East/Westポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「Major」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring Major east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「Major」を使用
- VLAN100をコントロールVLANとして設定
- WestポートをOwnerとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance Major-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring Major awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 100 awplus(g8032-config-switch)# rpl role owner west-interface awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「Major」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(Major-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチC、Dの設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、メジャーリングのコントロールVLAN「RAPS-1」(VLAN 100)、サブリングのコントロールVLAN「RAPS-2」(VLAN 200)、データVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 100 name RAPS-1 awplus(config-vlan)# vlan 200 name RAPS-2 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit awplus(config)#
- メジャーリングのコントロールVLAN(VLAN 100)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.2 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 100,110
- East/Westポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「Major」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring Major east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「Major」を使用
- VLAN100をメジャーリングのコントロールVLANとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance Major-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring Major awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 100 awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「Major」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(Major-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
サブリングの設定
スイッチC(サブリングのNeighbor側ノード)の設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- サブリングのコントロールVLAN(VLAN 200)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.3 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 200,110
- Terminatingポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「SubRing」を作成し、Terminatingポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring SubRing Terminating-interface port1.0.3
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「SubRing」を使用
- VLAN200をサブリングのコントロールVLANとして設定
- TerminatingポートをNeighborとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance SubRing-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring SubRing awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 200 awplus(g8032-config-switch)# rpl role neighbor terminating-interface awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「SubRing」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(SubRing-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチDの設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- サブリングのコントロールVLAN(VLAN 200)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.3 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 200,110 awplus(config-if)# exit
- 物理リング「SubRing」を作成し、Terminatingポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring SubRing Terminating-interface port1.0.3
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「SubRing」を使用
- VLAN200をサブリングのコントロールVLANとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
awplus(config)# g8032 erp-instance SubRing-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring SubRing awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 200 awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110
- 物理リング「SubRing」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(SubRing-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチE、Fの設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、サブリングのコントロールVLAN「RAPS-2」(VLAN 200)、データVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 200 name RAPS-2 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit awplus(config)#
- コントロールVLAN(VLAN 200)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.3 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 200,110
- Terminatingポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「SubRing」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring SubRing east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「SubRing」を使用
- VLAN200をコントロールVLANとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
- ERPインスタンス「SubRing-1」をサブリングに設定
awplus(config)# g8032 erp-instance SubRing-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring SubRing awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 200 awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110 awplus(g8032-config-switch)# sub-ring
- 物理リング「SubRing」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(SubRing-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
スイッチG(サブリングのOwner側のノード)の設定
- G.8032の動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
awplus(config)# service onm
- VLANモードに移行して、サブリングのコントロールVLAN「RAPS-2」(VLAN 200)、データVLAN「DATA-1」(VLAN 110)を作成します。
awplus(config)# vlan database awplus(config-vlan)# vlan 200 name RAPS-2 awplus(config-vlan)# vlan 110 name DATA-1 awplus(config-vlan)# exit awplus(config)#
- コントロールVLAN(VLAN 200)とデータVLAN(VLAN 110)にポートを割り当てます。
awplus(config)# interface port1.0.3 awplus(config-if)# switchport mode trunk awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 200,110
- Terminatingポートに使用するポートではMACアドレススラッシング検出時の動作を無効に設定します。
awplus(config-if)# thrash-limiting action none awplus(config-if)# exit
- 物理リング「SubRing」を作成し、EastポートとWestポートを指定します。
awplus(config)# g8032 physical-ring SubRing east-interface port1.0.2 west-interface port1.0.1
- G.8032スイッチモードに移行し、ERPインスタンスの設定を行います。
- 物理リング「SubRing」を使用
- VLAN200をコントロールVLANとして設定
- VLAN110をデータVLANとして設定
- ERPインスタンス「SubRing-1」をサブリングに設定
awplus(config)# g8032 erp-instance SubRing-1 awplus(g8032-config-switch)# physical-ring SubRing awplus(g8032-config-switch)# raps-channel 200 awplus(g8032-config-switch)# rpl role owner west-interface awplus(g8032-config-switch)# data-traffic 110 awplus(g8032-config-switch)# sub-ring
- 物理リング「SubRing」を使用
- ERPインスタンスの設定が終わったら、ERPインスタンス(SubRing-1)を有効にします。
awplus(g8032-config-switch)# erp-instance enabled
以上で設定は完了です。
G.8032とEPSRを組み合わせた構成
G.8032サブリングとEPSRリングを連結し、同一データVLANを冗長化する構成をサポートしています。正常動作時
正常動作時、EPSRリングではセカンダリーポート、G.8032サブリングではRPLが、データVLANに対してブロック状態にあります。クライアントAからクライアントBへのデータの流れは、以下の図のとおりです。

障害発生時
G.8032サブリングで障害が発生した場合、メジャーリングでの障害発生時と同じように、障害を検出したノードでデータVLANをブロックし、RPLのデータVLANに対するブロックを解除します。RPLでのブロックが解除されたことによりG.8032サブリングのトポロジーが変更になると、G.8032サブリングとEPSRに相互接続されているNode 2とNode4は、G.8032サブリングでのトポロジー変更をEPSRドメインへ通知します。
EPSRドメインがG.8032サブリングのトポロジー変更通知を受け取ると、EPSRリング内すべてのノードでFDBをフラッシュし、MACアドレスの再学習を行います。
これにより、クライアントAからクライアントBへのデータの流れは、以下のように変更になります。

設定方法
G.8032とEPSRを組み合わせた構成の設定について説明します。ここでは次のような構成を例します。

EPSRリングの設定
スイッチ1~5で構成されるEPSRリングの設定を説明します。スイッチ1~5の設定は、通常のEPSRリングの設定と同じになります。
EPSRリングの設定手順は、EPSRの基本設定をご覧ください。
図のスイッチ1がマスターノード、スイッチ2~5はトランジットノードの設定手順を参考にしてください。
G.8032サブリングの設定
スイッチ2、4、E、F、Gで構成されるG.8032サブリングの設定について説明します。EPSRリングと相互接続するスイッチ2とスイッチ4以外は、通常のG.8032サブリングの設定と同じになります。
G.8032サブリングの設定手順は、G.8032の基本設定をご覧ください。
図のスイッチGは、G.8032の基本設定ページの「スイッチG(サブリングのOwner側のノード)の設定」を参考にしてください。
図のスイッチE、Fは、G.8032の基本設定ページの「スイッチE、Fの設定」を参考にしてください。
EPSRリングとG.8032サブリングに相互接続するノードの設定
図のスイッチ2とスイッチ4は、EPSRリングとG.8032サブリングに相互接続するノードです。こちらも、G.8032の基本設定ページの「スイッチC(サブリングのNeighbor側ノード)の設定」と「スイッチDの設定」の設定とほとんど同じになります。
G.8032サブリングで障害が発生し、トポロジーが変更になった場合に、EPSRリングへと変更を通知する場合には、スイッチ2とスイッチ4のEPSR設定にepsr topology-change g8032コマンドを追加してください(ここではEPSRドメイン名がTestであると仮定しています)。
awplus(config)# epsr configuration awplus(config-epsr)# epsr Test topology-change g8032
これにより、G.8032サブリングのトポロジー変更がEPSRリング内に通知されるので、EPSR側でも障害に対応したトポロジーの変更が可能になります。
G.8032とCFMを組み合わせた構成
G.8032リング内のポート上にCFMを設定することにより、接続障害の検出を冗長化することができます。設定方法
G.8032とCFMを組み合わせた構成の設定について説明します。ここでは、次のような構成を例とします。

G.8032メジャーリング/サブリングの設定
スイッチ1、2、3、4で構成されるG.8032メジャーリング/サブリングの設定について説明します。ローカルMEPインスタンスからの障害通知をERPインスタンス内で信号障害(SF)として通知させるオプション機能以外は、通常のG.8032メジャーリング/サブリングの設定と同じになります。
設定手順は、G.8032の基本設定をご覧ください。
CFMの設定
各スイッチ間のCFMの設定について説明します。本構成例では、メジャーリングのコントロールVLANを100、サブリングのコントロールVLANを200とします。
また、メンテナンスドメインのレベルはそれぞれ異なるように設定します。
G.8032リングポート上にローカルMEPインスタンスの設定をする場合、各ERPインスタンスのコントロールVLAN上でCCメッセージの送受信が行われるようにMDインスタンスとMAインスタンスの設定を行います。
スイッチ1とスイッチ3の間のCFMの設定例を以下に記載します。
- イーサネットCFMの動作に必要なONMサービスを有効にします。これにはservice onmコマンドを使います。
スイッチ1(Node A)の設定
node-A(config)#service onm
スイッチ3(Node C)の設定
node-C(config)#service onm
- MDインスタンスを作成し、MDインスタンス内にMAインスタンス、リモートMEPインスタンスを作成します。
スイッチ1(Node A)の設定
node-A(config)# ethernet cfm domain-name MD0 md-type character-string md-type-name MD0 level 0 node-A(config-ether-cfm)# service ma-name MA0 ma-type string ma-type-name MA0 vlan 100 node-A(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 2 ma-name MA0 node-A(config-ether-cfm)# exit
スイッチ3(Node C)の設定
node-C(config)# ethernet cfm domain-name MD0 md-type character-string md-type-name MD0 level 0 node-C(config-ether-cfm)# service ma-name MA0 ma-type string ma-type-name MA0 vlan 100 node-C(config-ether-cfm)# mep crosscheck mpid 1 ma-name MA0 node-C(config-ether-cfm)# exit
- ポート上にローカルMEPインスタンスを作成し、CCメッセージを有効にします。
スイッチ1(Node A)の設定
node-A(config)# interface port1.0.1 node-A(config-if)# ethernet cfm mep down mpid 1 domain-name MD0 ma-name MA0 node-A(config-if-eth-cfm-mep)# mep active true node-A(config-if-eth-cfm-mep)# cc multicast state enable node-A(config-if-eth-cfm-mep)# end
スイッチ3(Node C)の設定
node-C(config)# interface port1.0.2 node-C(config-if)# ethernet cfm mep down mpid 2 domain-name MD0 ma-name MA0 node-C(config-if-eth-cfm-mep)# mep active true node-C(config-if-eth-cfm-mep)# cc multicast state enable node-C(config-if-eth-cfm-mep)# end
- G.8032リングポート上にローカルMEPインスタンスの設定が完了後、ローカルMEPインスタンスからの障害通知をERPインスタンス内で信号障害(SF)として通知させるオプション機能をcfm-sf-notifyコマンドで有効化します。(ここではG.8032メジャーリングのERPインスタンスをMajor-1としています。)
スイッチ1(Node A)の設定
node-A(config)# g8032 erp-instance Major-1 node-A(g8032-config-switch)# cfm-sf-notify mep mpid 1 domain MD0 service MA0 node-A(g8032-config-switch)# end
スイッチ3(Node C)の設定
node-C(config)# g8032 erp-instance Major-1 node-C(g8032-config-switch)# cfm-sf-notify mep mpid 2 domain MD0 service MA0 node-C(g8032-config-switch)# end
本オプション機能はローカルMEPインスタンス毎に設定する必要があります。
ローカルMEPインスタンスを作成後、上記を参考にERPインスタンス内に設定してください。
設定は以上となります。