ここでは、無線APの登録からフロアマップへの配置、AWC(Autonomous Wave Control)機能のスケジュール設定までの流れを、具体的な設定手順とともに記します。
簡便のため、次の構成を例にします。
機器名 | ノード名 | 説明 |
---|---|---|
AMFマスター | AT-VAA | AMF Cloudをインストール |
PoE+対応AlliedWare Plusスイッチ | IPアドレス: 192.168.1.1 PoE+給電用 DHCP・NTPサーバーとして設定済み | |
AT-TQ4400 | TQ4400-6F-1 | IPアドレス: 192.168.1.100 MACアドレス: 00:00:5E:00:53:00 |
AT-TQ4400 | TQ4400-6F-2 | IPアドレス: 192.168.1.200(DHCPサーバーより取得) MACアドレス: 00:00:5E:00:53:20 AMFゲストノードとしてAMFネットワークに参加済み |
AT-MWS1750AP | MWS1750-6F-1 | IPアドレス: 192.168.1.210 MACアドレス: 00:00:5E:00:53:80 AMFネットワークには不参加 |
コンピューター | AVM EXをインストール |
以下の項目については、事前に設定が済んでいるものとします。
Note
AT-MWS APシリーズをAWCプラグインの管理下に登録する場合は、まずAT-MWS APシリーズの設定を工場出荷時設定にリセットしたうえで、IPアドレスを適切に設定する必要があります。
また、AT-MWS2533APを使用する場合、LAN1/LAN2ポートを両方接続するためには、IPアドレスに加え、STPまたはLACPの設定が必要となります。
AT-MWS APシリーズの単独での設定については、「AT-MWS APシリーズ リファレンスマニュアル」をご覧ください。
また、フロアマップのマップ画像として、事前に次の画像を用意したものとします。
大まかな設定の流れは、次の通りです。
はじめに、管理グループを作成します。
管理グループは、ユーザーが管理・設定を行える機器のグループです。
複数のアカウントを作成した場合、アカウントの利用者ごとに閲覧可能な管理グループを選択することができます。
例えば、ビル全体を収容するAMFネットワークを作成し、階ごとにフロア管理者を指名しているような場合には、フロア管理者ごとに管理グループを作成することで、担当の階への機器の追加、管理、削除などを自由に行え、また、他の階に設置された機器の情報は閲覧できないように設定し、複数のテナントに対応することができます。
ここでは、「6Fネットワーク」に所属する無線APを管理するための管理グループを作成します。
メニューから「無線設定」→「管理グループ」をクリックします。
画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
「管理グループ作成」ダイアログが表示されます。
管理グループ名を入力します。
今回は、「6Fグループ」と入力します。
管理の対象とするAMFネットワーク名を選択することができます。
AMFネットワーク、AMFエリアを選択することで、後述の無線APの登録の際に、AMFゲストノードを容易に検出することができるようになります。
今回は、「AMF001」を選択します。
AMFネットワークを選択すると、AMFネットワーク配下のAMFエリアが「AMFエリア名」に表示されます。
管理の対象とするAMFエリアを選択します。管理グループに所属させるAMFエリアは、複数選択できます。
今回は、「area1」を選択します。
「追加」ボタンをクリックします。
作成した管理グループ「6Fグループ」が一覧に追加されます。
作成した管理グループの管理を行うアカウントを作成します。
ここでは、「6Fネットワーク」を管理するためのユーザーを作成します。
Note
管理者アカウントですべての機器を管理する場合には、個別のアカウントの作成は必要ありません。
メニューから「アカウント設定」をクリックします。
画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
「一般ユーザー新規作成」ダイアログが表示されます。
ユーザー名、ユーザーID、パスワード、確認用パスワードを入力します。
今回は、以下のように設定します。
項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
ユーザー名 | 6F管理者 | ユーザーの表示名です。 |
ユーザーID | 6F_manager | ログイン画面で使用するユーザーIDです。 |
パスワード | t0psecret! | ユーザー「6F管理者」のパスワードを設定します。 |
確認用パスワード | 誤入力防止の確認のため、パスワードをもう一度入力します。 |
セッションタイムアウトを設定します。
無操作のままセッションタイムアウトに設定した時間が経過すると、ユーザーのログインセッションが終了し、自動的にログアウトされます。
今回は、「0:10」(10分)に設定します。
閲覧可能な管理グループを選択します。
ユーザー「6F管理者」には、この項目で選択した管理グループに属する無線APのみが閲覧、設定できます。また、共通設定、フロアマップ、スケジュールも同様に、選択した管理グループに属するもののみが作成、閲覧、設定の対象となります。
ここでは、先ほど作成した「6Fネットワーク」の管理グループ「6Fグループ」をクリックし、チェックボックスにチェックをつけます。
「追加」ボタンをクリックします。
作成したユーザー「6F管理者」が一覧に追加されます。
共通設定を作成します。
共通設定は、無線APの動作を決定する初期設定です。無線APの設置場所や運用などに合わせて共通設定を作成し、それを無線APに適用することにより無線APの設定管理の手間を省くことができます。
無線APのシリーズ、サポート機能によって、それぞれ異なる共通設定を用意します。管理する無線APのうち、該当する機種が1台しかない場合でも、共通設定を作成する必要があります。
今回は、AT-TQ4400とAT-MWS1750APに適用するための共通設定をそれぞれに作成します。
メニューから「無線設定」→「共通設定」をクリックします。
「設定機能/共通設定一覧」画面が表示されます。
画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログが表示されます。
「カントリーコード」を「JP - Japan」に設定します。
「シリーズ」を「TQ Series」に設定します。
「設定タイプ」を選択します。
共通設定の設定タイプは、無線APのサポート機能によって分かれています。
ここでは、AT-TQ4400に適合する「Dual[11ac]」を選択します。
「OK」ボタンをクリックします。
共通設定の設定画面が表示されます。
「共通設定」にて、共通設定の概要を設定します。
「設定名」に「TQ4400」を入力します。
「設定タイプ」、「カントリーコード」、「シリーズ」には、先の「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログで選択した項目が表示されます。
「管理グループ」にて、この共通設定が属する管理グループを選択します。
複数の管理グループが存在する環境では、それぞれの管理グループのチェックボックスにチェックをつけることで、異なる管理グループをまたいで同じ共通設定を使用することもできます。
ここでは先ほど設定した「6Fグループ」にチェックをつけます。
また、「Default Group」のチェックを外すことはできません。
「AP本体」にて、無線APの動作機能を設定します。
「NTPクライアント」にて、NTPクライアント機能の有効、無効を選択します。
後述のAWC(Autonomous Wave Control)機能を使用するためには、NTPクライアント機能が有効に設定されている必要があります。
今回は、追ってAWC機能を有効に設定する際に必要となるため、「NTPクライアント」を「有効」に設定します。
追加で「NTPサーバー IPアドレス/ホスト名」が表示されますので、今回NTPサーバーとして動作させるPoE+スイッチのIPアドレス「192.168.1.1」を入力します。
「Syslogクライアント」にて、Syslogクライアント機能の有効、無効を選択します。
無線APのログメッセージをSyslogサーバーに送信する場合は、この項目を有効に設定します。
今回は「無効」を選択します。
「SNMPエージェント」にて、SNMPエージェント機能の有効、無効を選択します。
SNMPマネージャーによる遠隔監視、設定を行う場合には、SNMPエージェント機能を有効に設定します。
今回は、SNMPプラグインによる遠隔監視を行うため、「SNMPエージェント」を「有効」に設定します。
追加で以下の項目が表示されます。今回は、以下のように設定します。
項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
読み取り専用のコミュニティー名 | public | 読み取り専用のSNMPコミュニティー名を1〜256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。 |
ポート番号 | 161 | SNMPエージェントのリスニングポート番号を入力します。 |
SNMPリクエストの送信元を制限 | 無効 | SNMPエージェントに対しSNMPリクエストを送信可能なSNMPマネージャーを制限するか否かの設定を行います。 |
次に示すホストまたはサブネットのみを許可する | − | SNMPマネージャーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力します。 本項目は「SNMPリクエストの送信元を制限」が有効に設定されている場合のみ表示されます。 |
トラップのコミュニティー名 | public | SNMP通知メッセージ(トラップ)の通知先コミュニティー名を1〜256文字の半角英数記号(" ' \ & < >を除く)で入力します。 |
生成トラップ | Cold Start Link Up/Down Authentication Association Filtered STA | 生成するSNMP通知メッセージを選択します。 |
トラップ送信先 IPアドレス/ホスト名 | 192.168.1.249 | トラップホストのホスト名(FQDN)またはIPアドレスを指定します。 ホストは、3つまで登録できます。 |
「+詳細設定」をクリックすると、「NTP同期間隔」、「MACアドレスリスト」、「LED」、「初期化ボタン」の項目が表示されます。
「NTP同期間隔」は「NTPクライアント」が「有効」に設定されている場合のみ表示され、NTPサーバーとの同期間隔を変更できます。今回は「10」(単位:分)のままにします。
「MACアドレスリスト」は、この共通設定が適用された無線APでMACフィルタリングを使用する際に、適用するMACアドレスリストを選択します。
無線APには複数のVAP(マルチSSID)を設定できますが、1台の無線APに適用できるMACアドレスリストは1つまで、VAPごとにMACフィルタリングの有効・無効を設定します。
今回はMACアドレスリストをまだ作成していません。正しいSSID、セキュリティーキーを設定した無線クライアントをすべて受け入れるものとして、「MACアドレスリスト」は空欄のままにします。
「LED」、「初期化ボタン」では、無線APの機器本体のLED表示、RESETボタンの動作を使用するかどうかが選択できます。
今回は、「LED」は「点灯」、「初期化ボタン」は「有効」を選択したままにします。
「無線設定」にて、無線APの無線電波の出力に関する設定を行います。
「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2を設定します。
今回は、以下のように設定します。
項目 | 設定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
無線1 | 無線2 | ||
無線送信 | 有効 | 有効 | 選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。 |
モード | b/g/n | a/n/ac | サポートするモード(通信プロトコル)です。 |
使用帯域幅 | 20MHz | 20MHz | 使用する帯域幅です。IEEE 802.11ac、IEEE802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。 |
使用条件 | 常時 | 常時 | 無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効の時のみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。 緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。 |
無線クライアント間の通信遮断 | 無効 | 無効 | 同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。 |
エアタイムフェアネス | 無効 | 無効 | 通信スピードに関わらず接続されているすべてのクライアントに同じ通信時間(エアタイム)を提供するか否かを指定します。 |
管理フレーム保護 | 有効 | 有効 | 管理フレームを保護するか否かを指定します。 |
自動チャンネル選択 | すべて | すべて | 無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。 |
最大クライアント接続数 | 200 | 200 | 接続可能なクライアント数を設定します。 |
マルチキャスト送信レート | Fast | Fast | IEEE 802.3マルチキャスト・ブロードキャスト送信レートの選択方法を指定します。 |
レガシーレートセット | 2.4G Supported Rate:すべて 2.4G Basic Rate:11 5.5 2 1(Mbps) | 5G Supported Rate:すべて 5G Basic Rate:24 12 6(Mbps) | 通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)を設定します。
|
送信要求しきい値 | 無効 | 無効 | IEEE 802.11b、g、aによる通信に置いて、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを指定します。 |
DTIM間隔 | 1 | 1 | アクセスポイントが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Information Map)を挿入する割合を、1〜255の数値で設定します。 |
「VAP(マルチSSID)設定」にて、バーチャルアクセスポイント(VAP)の設定を行います。
「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2のVAPを設定します。
今回は、以下のように設定します。
項目 | 設定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
無線1 VAP 1 | 無線2 VAP 1 | ||
VAP ステータス | 有効 | 有効 | VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。 |
VLAN ID | 1 | 1 | 該当するVAPが使用するVLAN IDです。 |
SSID | Test_WLAN | Test_WLAN | 該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。 |
ブロードキャスト | 有効 | 有効 | 該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。 |
バンドステアリング | 無効 | − | 2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するように促し、2.4GHz帯の混雑を促すか否かです。 この項目は「無線1」だけにあります。この機能を使う場合は、無線1、無線2それぞれのVAPでSSIDとセキュリティを同一に設定してください。 AT-TQ3200ではこの項目は表示されません。 |
セキュリティ | WPA Personal | WPA Personal | 該当するVAPのセキュリティーです。 |
セキュリティーキー(WPA-PSK) | 4YourEyesOnly | 4YourEyesOnly | 暗号キーを設定します。 |
WPAバージョン | WPA2 | WPA2 | 使用するWPAのバージョンです。 |
暗号化プロトコル | CCMP | CCMP | 使用する暗号化プロトコルです。 |
ブロードキャストキー更新間隔 | 0 | 0 | VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。 |
Web認証 | 無効 | 無効 | 該当のVAPに対してWeb認証を適用するか否かです。 |
MACアドレス認証 | 無効 | 無効 | 該当のVAPに対してMACアドレス認証を適用する際の方式、または無効を指定します。 |
画面右上の「追加」ボタンをクリックします。
共通設定「TQ4400」の設定内容が表示されます。
メニューから「無線設定」→「共通設定」をクリックし、「設定機能/共通設定一覧」画面に戻ります。
画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログが表示されます。
「カントリーコード」を「JP - Japan」に設定します。
「シリーズ」を「MWS AP Series」に設定します。
「設定タイプ」を選択します。
共通設定の設定タイプは、無線APのサポート機能によって分かれています。
ここでは、AT-MWS1750APに適合する「Dual[11ac]」を選択します。
「OK」ボタンをクリックします。
共通設定の設定画面が表示されます。
「共通設定」にて、共通設定の概要を設定します。
「設定名」に「MWS1750」を入力します。
「設定タイプ」、「カントリーコード」、「シリーズ」には、先の「カントリーコードとAPシリーズと共通設定タイプの選択」ダイアログで選択した項目が表示されます。
「管理グループ」にて、この共通設定が属する管理グループを選択します。
「6Fグループ」にチェックをつけます。
また、「Default Group」のチェックを外すことはできません。
「AP本体」にて、無線APの動作機能を設定します。
「NTPクライアント」にて、NTPクライアント機能の有効、無効を選択します。
後述のAWC(Autonomous Wave Control)機能を使用するためには、NTPクライアント機能が有効に設定されている必要があります。
今回は、追ってAWC機能を有効に設定する際に必要となるため、「NTPクライアント」を「有効」に設定します。
追加で「NTPサーバー IPアドレス/ホスト名」が表示されますので、今回NTPサーバーとして動作させるPoE+スイッチのIPアドレス「192.168.1.1」を入力します。
また、「+詳細設定」をクリックすると、「LED」、「初期化ボタン」の項目が表示されます。
無線APの機器本体のLED表示、RESETボタンの動作を使用するかどうかが選択できます。
今回は、「LED」は「点灯」、「初期化ボタン」は「有効」を選択したままにします。
「無線設定」にて、無線APの無線電波の出力に関する設定を行います。
「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2を設定します。
今回は、以下のように設定します。
項目 | 設定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
無線1 | 無線2 | ||
無線送信 | 有効 | 有効 | 選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否かを設定します。 |
モード | b/g/n | n/ac | サポートするモード(通信プロトコル)です。 |
使用帯域幅 | 20MHz | 20MHz | 使用する帯域幅です。IEEE 802.11ac、IEEE802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。 |
使用条件 | 常時 | 常時 | 無線機能を常に使用する場合は「常時」、緊急モードが有効の時のみ使用する場合は「緊急モードのみ」を指定します。 緊急モードについては、「緊急モードの有効化」をご覧ください。 |
無線クライアント間の通信遮断 | 無効 | 無効 | 同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かを指定します。 |
自動チャンネル選択 | すべて | すべて | 無線通信で使用するチャンネルを指定します。デフォルトはすべてが選択されています。 |
最大クライアント接続数 | 127 | 127 | 接続可能なクライアント数を設定します。 |
「VAP(マルチSSID)設定」にて、バーチャルアクセスポイント(VAP)の設定を行います。
「設定タイプ」で選択した機器のタイプに応じて、無線1、無線2のVAPを設定します。
今回は、以下のように設定します。
項目 | 設定値 | 説明 | |
---|---|---|---|
無線1 VAP 1 | 無線2 VAP 1 | ||
VAP ステータス | 有効 | 有効 | VAPの有効、無効、緊急を設定します。VAP1のVAP ステータスは、「無線設定」の「使用条件」が常時の場合は常に有効となります。 |
VLAN ID | 1 | 1 | 該当するVAPが使用するVLAN IDです。 |
SSID | Test_WLAN | Test_WLAN | 該当のVAPが使用するSSID(ネットワーク名)です。 |
ブロードキャスト | 有効 | 有効 | 該当のVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かです。 |
セキュリティ | WPA Personal | WPA Personal | 該当するVAPのセキュリティーです。 |
セキュリティーキー(WPA-PSK) | 4YourEyesOnly | 4YourEyesOnly | 暗号キーを設定します。 |
WPAバージョン | WPA2 | WPA2 | 使用するWPAのバージョンです。 AT-MWS APシリーズでは、「WPA2」のみ、または「WPA2」と「WPA」の両方を選択する必要があります。 |
暗号化プロトコル | CCMP | CCMP | 使用する暗号化プロトコルです。 AT-MWS APシリーズでは、「CCMP」のみ、または「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。また、この際、WPAバージョンに「WPA」も選択している場合は、「CCMP」と「TKIP」の両方を選択する必要があります。 |
ブロードキャストキー更新間隔 | 0 | 0 | VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔です。「0」はキーを更新しません。 |
画面右上の「追加」ボタンをクリックします。
共通設定「MWS1750」の設定内容が表示されます。
無線APをAWCプラグインの管理下に登録します。
AT-TQ4400をAWCプラグインの管理下に登録します。
今回は、「無線設定」メニューの「登録・設定」画面から「手動で登録」を実行して、AT-TQ4400のIPアドレス、MACアドレスを指定します。
メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
「設定機能/無線AP一覧」画面が表示されます。
画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「手動で登録」をクリックします。
「無線AP登録」ダイアログが表示されます。
「機器名」にAWCプラグインの管理下に登録する無線APの管理上の名前を入力します。
今回は、「TQ4400-6F-1」と入力します。
「管理グループ」を指定します。
今回は、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。
AP事前設定用のAMF設定の選択肢として「有効」が表示されるようになります。
「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効を選択します。
AP事前設定用のAMF設定が「無効」の場合、AWCプラグインは、無線APのIPアドレスとMACアドレスを使用して管理下APの識別を行います。事前に無線APのIPアドレスの設定が必要となります。
AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、AWCプラグインは、無線APのAMFゲストノード情報(AMFゲストノードが接続されたAMFネットワーク、エリア、ノード、ポート)を使用して管理下APの識別を行います。
今回は、IPアドレスが事前に設定されているものとして、「無効」を選択します。
「MWS1750-6F-1」として登録する無線APのIPアドレスおよびMACアドレスを入力します。
今回は、IPアドレス「192.168.1.100」、MACアドレス「00:00:5e:00:53:00」を入力します。
「追加」ボタンをクリックします。
無線APの設定画面が表示されます。
無線AP詳細画面では、選択した無線AP「TQ4400-6F-1」が追加されます。この段階では、「共通設定」には「未設定」、「管理状態」には「未管理」と表示されます。
今回は、もう1台のAT-TQ4400の登録後に、まとめて共通設定を適用するため、このままにします。
もう1台、AT-TQ4400をAWCプラグインの管理下に登録します。
AMFネットワーク側で適切に設定されている場合、AT-TQシリーズ無線APをゲストノードとして登録する際、無線APのIPアドレスの代わりに、ゲストノードを接続しているAMFノードのポート名を指定して、簡単にAWCプラグインの管理下に登録することができます(ゼロタッチコンフィグ)。
この場合、IPアドレスやMACアドレスが変化しても、同一の管理下APとして認識されます。このため、無線APをネットワークに接続する前にAWCプラグインに管理情報を事前設定したり、該当の無線APに障害が発生した際も同一機種に交換するだけで速やかに設定を適用し運用を継続することができます。
ゼロタッチコンフィグを行うには、以下の条件を満たしている必要があります。
Note
無線APの管理用VLAN上でのみDHCP Snooping機能を有効に設定してください。
メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックします。
「設定機能/無線AP一覧」画面が表示されます。
画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「ゲストノードから登録」をクリックします。
「ゲストノードから登録」ダイアログが表示されます。
管理グループを選択すると、管理グループの作成の際に指定したAMFネットワーク機器に接続されているゲストノード無線APが一覧に表示されます。
ここでは、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。
「AP事前設定用のAMF設定」の有効/無効を選択します。
AP事前設定用のAMF設定が「無効」の場合、AWCプラグインは、無線APのIPアドレスとMACアドレスを使用して管理下APの識別を行います。事前に無線APのIPアドレスの設定が必要となります。
AP事前設定用のAMF設定が「有効」の場合、AWCプラグインは、無線APのAMFゲストノード情報(AMFゲストノードが接続されたAMFネットワーク、エリア、ノード、ポート)を使用して管理下APの識別を行います。
今回は、「有効」を選択します。
ゲストノード一覧にて、AWCプラグインの管理下に登録する無線APの行をクリックし、左端のチェックボックスにチェックをつけます。
今回は、ゲストノード「TQ4400-6F-2」を選択します。
「追加」ボタンをクリックします。
無線AP一覧に、選択した無線AP「TQ4400-6F-2」が追加されます。この段階では、「共通設定」には「未設定」、「管理状態」には「未管理」と表示されます。
「TQ4400-6F-2」を使用できるようにするため、共通設定の適用が必要です。
Note
この時点では共通設定を適用せず、後でAT-MWS1750APと合わせて設定することもできます。
複数の無線APに異なる共通設定を適用する場合は、本項の手順6以降を省略して、すべての無線APを登録後、「複数の機器への異なる共通設定の適用」を実施してください。
先ほど登録した「TQ4400-6F-1」と合わせて、共通設定を適用します。
無線AP一覧にて、「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の行の左端のチェックボックスにチェックをつけます。
画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「共通設定の割当」をクリックします。
「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
左側の設定名リストから、AT-TQ4400用の共通設定「TQ4400」をクリックし、「保存」ボタンをクリックします。
無線AP一覧の「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の行の共通設定に「TQ4400」が表示されます。
同時に、無線AP「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の管理状態が「適用中」に変化し、共通設定の適用が行われます。
通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、「TQ4400-6F-1」「TQ4400-6F-2」の管理状態が「管理中」に変化し、AWCプラグインの管理下APとして動作中であることを示します。
AMFゲストノードをAWCプラグインの管理下に登録する操作は、ゼロタッチコンフィグを行った場合と、ゼロタッチコンフィグでない場合で、大きな違いはありません。
AWCプラグインのデータベース上では、IPアドレス/MACアドレスに基づいて登録するか、接続されたAMFノードのスイッチポートに基づいて登録するかが異なります。
無線AP一覧画面の編集ボタンをクリックすると、「無線AP編集」ダイアログが表示されます。
「無線APのWeb設定画面からの変更」に従って、LLDP、イーサネット設定、HTTP/HTTPS設定を行っておく場合などは、固定設定、またはDHCPサーバーから割り当てられた静的IPアドレスを使用して、AMF設定を使用せずにAWCプラグインの管理下に登録することができます。
DHCPを使用できない環境では、こちらの設定方法が適しています。
AMF設定を使用してゼロタッチコンフィグを実行した場合、管理下AP「TQ4400-6F-2」は、AMFゲストノードが設定されるAMFノードのスイッチポートに基づいて決定されます。
ゼロタッチコンフィグを利用した場合、以下のような利点があります。
AT-MWS1750APをAWCプラグインの管理下に登録します。
AT-MWS APシリーズは、AMFゲストノード機能に対応していません。このため、「無線設定」メニューの「登録・設定」画面から、手動で登録、または、CSVから登録を行う必要があります。
今回は、「手動で登録」を実行します。
メニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックし、「設定機能/無線AP一覧」画面に戻ります。
画面右上の歯車アイコンにマウスオーバーして表示されるサブメニューから、「手動で登録」をクリックします。
「無線AP登録」ダイアログが表示されます。
「機器名」にAWCプラグインの管理下に登録する無線APの管理上の名前を入力します。
今回は、「MWS1750-6F-1」と入力します。
「管理グループ」を指定します。
今回は、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。
AP事前設定用のAMF設定の選択肢として「有効」が表示されるようになります。
今回登録するAT-MWS APシリーズはAMFゲストノード機能に対応していないため、「無効」のままにします。
「MWS1750-6F-1」として登録する無線APのIPアドレスおよびMACアドレスを入力します。
今回は、IPアドレス「192.168.1.210」、MACアドレス「00:00:5e:00:53:80」を入力します。
「管理グループ」を指定します。
今回は、先ほど作成した「6Fグループ」を選択します。
「追加」ボタンをクリックします。
無線APの設定画面が表示されます。
「MWS1750-6F-1」を使用できるようにするために、共通設定を適用します。
Note
この時点では共通設定を適用せず、後でAT-TQ4400と合わせて設定することもできます。
複数の無線APに異なる共通設定を適用する場合は、本項の手順8以降を省略して、すべての無線APを登録後、「複数の機器への異なる共通設定の適用」を実施してください。
「設定情報」欄の「編集」ボタンをクリックします。
「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
左側の設定名リストから、AT-MWS1750AP用の共通設定「MWS1750」をクリックし、「保存」ボタンをクリックします。
「MWS1750-6F-1」の設定画面が表示されます。共通設定には、先ほど設定した「MWS1750」が設定されます。
画面右上の「保存」ボタンをクリックします。
「MWS1750-6F-1」の無線AP詳細ページが表示されます。
再び、設定機能/無線AP一覧に戻ります。
先ほどはメニューから「無線設定」→「登録・設定」をクリックしましたが、画面上部のナビゲーションから「設定機能 / 無線AP一覧」をクリックしても、同じ画面に移動できます。
無線AP一覧の「MWS1750-6F-1」が追加され、該当の行の共通設定に「MWS1750」が表示されます。
また、無線AP「MWS1750-6F-1」に共通設定「MWS1750」が適用されます。
通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、「MWS1750-6F-1」の管理状態が「管理中」に変化します。
複数の無線APのタイプごとに異なる共通設定を適用し、必要に応じた個別設定を行います。
先の「AT-TQ4400の登録(ゼロタッチコンフィグ)」の手順6以降、「AT-MWS1750APの登録」の手順8以降にて、無線APに共通設定を設定している場合は、本項の設定は不要です。
「登録・設定」画面にて、画面右上の「無線設定」ボタンをクリックします。
「無線設定中」画面に切り替わり、無線AP一覧画面が設定できるようになります。
TQ4400-6F-1の行の「共通設定」列をクリックします。
「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
「共通設定選択」ダイアログの左側から、適用する共通設定名を選択します。
ここでは、「TQ4400」をクリックし「保存」ボタンをクリックします。
「無線設定中」画面のTQ4400-6F-1の共通設定に、選択した「TQ4400」が表示され、管理状態が「適用中」に変化します。通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、管理状態が「管理中」に変化します。
同様に、TQ4400-6F-2の行の「共通設定」列をクリックします。
「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
「共通設定選択」ダイアログの左側から、適用する共通設定名を選択します。
ここでは、「TQ4400」をクリックし「保存」ボタンをクリックします。
「無線設定中」画面のTQ4400-6F-2の共通設定に、選択した「TQ4400」が表示され、管理状態が「適用中」に変化します。通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、管理状態が「管理中」に変化します。
同様に、MWS1750-6F-1の行の「共通設定」列をクリックします。
「共通設定選択」ダイアログが表示されます。
「共通設定選択」ダイアログの左側から、適用する共通設定名を選択します。
ここでは、「MWS1750」をクリックし「保存」ボタンをクリックします。
「無線設定中」画面のMWS1750AP-6F-1の共通設定に、選択した「MWS1750」が表示され、管理状態が「適用中」に変化します。通常、このまましばらく待つか、別の機器の設定を行った後、画面を更新すると、管理状態が「管理中」に変化します。
「チャンネル(無線1)」、「チャンネル(無線2)」、「送信出力(無線1)」、「送信出力(無線2)」をクリックすると、共通設定で選択した機器タイプに合わせて、設定可能な選択肢がポップアップ表示されます。
今回は、AWC(Autonomous Wave Control)機能を使用するため、すべて「自動」のままとします。
Note
チャンネル設定、送信出力を個別で設定する場合は、「無線AP個別設定」をご覧ください。「管理状態」が「適用中」となっているときの設定変更は無線APに適用されない場合があります。「管理状態」が「管理中」になっても「設定状態」が「変更有」となっている場合は設定適用を実行してください。
フロアマップを作成します。
「無線モニター」→「フロアマップ」をクリックし、「フロアマップ」画面を表示します。
画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
「フロアマップ作成」ダイアログが表示されます。
「マップ名」に「6Fマップ」を入力します。
「マップ画像」の「ファイルを選択」をクリックし、フロアマップに使用する画像を選択します。
「管理グループ」ドロップダウンリストから、「管理グループの作成」にて作成した管理グループ「6Fグループ」を選択します。
今回は「タグ」「コメント」は空欄のままとし、「追加」ボタンをクリックします。
「フロアマップ」画面に、フロアマップ「6Fマップ」が追加されました。
フロアマップに、AT-TQ4400、AT-MWS1750APを配置します。
作成したフロアマップ「6Fマップ」をクリックします。
「6Fマップ [無線ステータス表示]」画面が表示されます。
画面右上の「AP配置」ボタンをクリックします。
画面右側に同じ管理グループに所属する無線APの一覧が表示されます。
無線APの一覧から、TQ4400-6F-1の行をクリックします。
マウスカーソルが無線APアイコンに変化します。
マップ上のTQ4400-6F-1を配置したいところをクリックし、無線APアイコンを配置します。
無線APアイコンの位置を変更したい場合は、無線APアイコンをクリックしたまま移動したい場所にマウスを動かし、マウスボタンをはなします。
無線APの一覧から、TQ4400-6F-2の行をクリックします。
マウスカーソルが無線APアイコンに変化します。
マップ上のTQ4400-6F-2を配置したいところをクリックし、無線APアイコンを配置します。
無線APアイコンの位置を変更したい場合は、無線APアイコンをクリックしたまま移動したい場所にマウスを動かし、マウスボタンをはなします。
同様に、無線APの一覧から、MWS1750-6F-1の行をクリックします。
マウスカーソルが無線APアイコンに変化します。
マップ上のMWS1750-6F-1を配置したいところをクリックし、アイコンを配置します。
画面右上の「保存」をクリックします。
フロアマップへの無線APの配置は以上です。
ここでは、管理グループに対してAWC(Autonomous Wave Control)機能によるチャンネル・送信出力の自動調整を定期的に実行するように設定する手順について説明します。
AWCの計算は、AWCプラグインの起動直後から1時間後に行われ、2回目以降の計算はその前の計算が完了してから1時間後に開始されます。
AWC機能に関する詳細については、「AWC機能の使用」をご覧ください。
Note
AWCの計算および適用は管理グループ単位で行われます。管理下の無線APが他の管理グループで管理されている無線APを検知した場合も、電波干渉として計算されます。
Note
AWC計算結果の適用により、無線APのチャンネルが変更される場合、無線APに接続している無線クライアントは切断されます。
※送信出力のみが変更される場合は、無線APに接続している無線クライアントは切断されません。
AWC計算結果は自動的には適用されず、AWC計算結果を定期的に適用する設定を行う必要があります。設定方法には「スケジュールの登録」と「即時適用設定」の2通りの方法があります。今回は、スケジュールによる定期的な計算結果反映を行います。
Note
AWC計算結果の「即時適用」を有効にすると、計算結果が算出されたタイミング(約1時間間隔)で無線APにその結果が即時適用されるようになります。
AWC計算結果の「即時適用」の設定については「AWC設定の編集」をご覧ください。
なお、「AWC計算結果の即時適用」を有効にする場合、最新の計算結果が適用された後に過去の計算結果が再度適用されることを防ぐため、管理グループに対する「AWC計算結果適用」のスケジュールを「無効」に設定することを推奨します。
メニューから「無線設定」→「スケジュール登録」をクリックし、スケジュール一覧を表示します。
スケジュール一覧には、デフォルトで管理グループ「Default Group」に対するAWCの計算適用を行うスケジュール「Default Group AWC」が登録されています。
画面右上の「新規作成」ボタンをクリックします。
「オペレーションのスケジュール登録」ダイアログが表示されます。
「オペレーション名」を入力します。
今回は、「6F AWC計算適用」と入力します。
「コメント」を入力します。
今回は、空欄のままにします。
「コメント」の下の「有効」「無効」から、「有効」を選択します。
これにより、本スケジュールの実行・適用を行うかどうかを切り替えることができます。
「実行タイミング」を選択します。
実行タイミングは、「1回」、「毎日」、「毎週」、「毎月」から選択できます。
今回は、「毎日」を選択します。
「開始」をクリックし、スケジュールの開始日時を設定します。
「開始」をクリックすると、カレンダーと時刻帯がポップアップ表示されます。計算結果の適用を開始する日時をクリックし、選択します。
「開始」のテキストフィールドに日時を直接入力することもできます(YYYY-MM-DD hh:mm:ss形式)。
また、「実行タイミング」に「毎週」を選択している場合は上記の開始日時以降のどの曜日にスケジュールを実行するか、「毎月」を設定している場合は、上記の開始日時以降のどの月・日・曜日にスケジュールを実行するか、設定項目が追加されます。
今回は、「2017-08-30 05:00」に設定します。
「オペレーションのタイプ」を選択します。
オペレーションのタイプは、「設定適用」、「ファームウェア更新」、「AWC計算結果適用」から選択できます。
今回は、「AWC計算結果適用」を選択します。
「管理グループ」を選択します。
今回は、「6Fグループ」を選択します。
「オペレーションのタイプ」に応じた追加項目を設定します。
追加項目の詳細については、「スケジュールの登録、編集、削除」をご覧ください。
今回は、「AWC計算結果適用」の追加項目、「使用するAWC計算結果の算出時刻」を「03:00」に設定します。
「追加」ボタンをクリックします。
「オペレーションのスケジュール登録」ダイアログが表示されます。作成したスケジュール「6F AWC計算適用」がスケジュール一覧に追加されます。
スケジュールを登録すると、「実行タイミング」で指定したタイミングにおいて無線APに適用されるようになり、AWCプラグインは管理グループに所属する無線APに設定したタイミングで最適なチャンネル・送信出力を適用するようになります。適用される計算結果は「使用するAWC計算結果の算出時刻」で指定した時刻付近で計算されたものになります。
Note
AWCプラグインはスケジュールされた時間から24時間遡って算出時間に合致する時刻を決定し、算出時間から1時間前までにあるAWC計算結果を適用します。
適用結果は無線APの現在のチャンネル・送信出力とログにより確認ができます。
AWC計算結果の適用時、下記の場合において、AWC計算の適用は正しく行われません。