AT-Vista Manager EX 2.3.0: AVM EXユーザーガイド
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5.5.5 VLANの設定

ここでは、AMFエリア内の各AMFノードに設定されたVLANをグラフィカルに表示する、VLANマップについて説明します。

5.5.5.1 VLANの表示

  1. 前述のAMFエリアの表示の手順に従って、対象のAMFエリアを表示します。
  2. コンテンツ欄上部のタブから「VLAN マップ」をクリックし、VLANマップを表示します。
    AMFエリアのトポロジーマップと、VLANリストが表示されます。 VLANマップ
    VLAN IDに所属するAMFノード、リンクを見る

    VLANリストから、所属するAMFノードやAMFリンクを確認したいVLAN ID・VLAN名の右側のチェックボタンをクリックしてチェックを付けます。
    トポロジーマップにて、該当のVLAN IDの設定があるAMFノードのノードアイコン、および、ノードの接続線が、VLANごとに色付きで強調表示されます。
    VLANリストのVLANは、最大5つまで同時に選択できます。

    • 複数のVLAN IDが選択されている場合は、VLANリストにてマウスポインターを置いたVLAN IDに所属しているAMFノードのノードアイコンを色付きで強調表示します。
      選択したVLAN IDに所属していないAMFノードのノードアイコンは半透明表示されます。
    • ノード間のAMFリンクが選択したVLANに所属している場合、ノード間の接続線を色付きで強調表示します。
      1つのAMFリンクが複数のVLAN IDに所属している場合は、VLAN IDごとに色分けして複数の線で表示します。選択したVLAN IDのいずれにも所属していない接続線は薄いグレーで表示されます。
    • ノードアイコンのみが色付きで強調表示され、接続するAMFリンクがすべて薄いグレーで表示されるAMFノードは、以下の状態のいずれかを示します。
      • 該当のVLANが、異なるAMFエリアと接続しているポートや非AMFノードと接続しているポートにのみ設定されている
      • 該当のVLAN IDの設定のみがあり、いずれのポートも該当のVLANに所属していない
    AMFノードに設定されたVLAN IDを確認する

    VLANマップにてノードアイコンをクリックすると、AMFノードに設定されたVLAN IDがVLANマップ上にポップアップ表示されます。
    VLANマップ - AMFノードポップアップ

5.5.5.2 VLANの作成

  1. 対象のAMFエリアのエリアマップを表示します。
  2. コンテンツ欄上部のタブから「VLAN マップ」をクリックし、VLANマップを表示します。
  3. 対象のAMFノードを選択してVLAN作成画面を表示します。
    単独のAMFノードに設定する場合
    1. 対象のAMFノードのノードアイコンをクリックし、AMFノードに現在設定されているVLANをポップアップ表示します。
    2. ポップアップ画面の「VLAN を作成」ボタンをクリックし、VLAN作成画面を開きます。
    複数のAMFノードに設定する場合
    1. コンテンツ欄上部の「複数選択」チェックボックスをクリックして、チェックを付けます。
    2. 対象の各AMFノードのノードアイコンをクリックし、水色のマーカーが付いた選択状態にします。
    3. コンテンツ欄上部の「VLAN を作成」ボタンをクリックし、VLAN作成画面を開きます。
  4. 「VLAN ID」欄に、設定するVLAN IDを入力します。

    Note
    AMFエリア内で既に登録されているVLAN IDは指定できません。

  5. 「VLAN 名」欄に、設定するVLAN名を入力します。
    作成するVLANの名前を32文字以内の半角英数字または記号(! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~)で入力します。VLAN名は大文字・小文字を区別します。省略した場合は、「VLANXXXX」(XXXXは4桁のVLAN ID)となります。

    Note
    AMF機器では、大文字・小文字が異なるだけのVLAN名を重複して設定することはできません(例:Japanとjapanなど)。登録済みのVLANと大文字・小文字が異なるだけのVLAN名は使用しないでください。

  6. VLANマップ上でのVLANの表示色を選択します。
    「色」欄の赤から紫の7色から選択するか、右端の色選択ツールで任意の色を選択することができます。
  7. 手順3で選択したAMFノードの模式図から、該当のVLANに所属させるポートを選択します。
    ポートをクリックすると、タグなしポート、タグ付きポート、非所属の順で切り替えることができます。
    また、ポートにマウスポインターを置くと、ポートが所属するVLANがポップアップ表示されます。
  8. VLAN ID、VLAN名、色、所属ポートの設定が完了したら、画面下部の「保存」ボタンをクリックします。
    「Saving」表示ののち、AMFノードに設定が反映され、VLANマップが表示されます。

    Note
    手順3にて複数のAMFノードを選択した際、設定適用時に通信できないAMFノードが存在すると、該当のAMFノードにポートが割り当てられていないVLANが作成されたように表示されます。実際には、該当のAMFノードにはVLANは作成されません。VLAN表示は、次のポーリングの際に消去されます。

5.5.5.3 VLANの編集

  1. 対象のAMFエリアのエリアマップを表示します。
  2. コンテンツ欄上部のタブから「VLAN マップ」をクリックし、VLANマップを表示します。
  3. VLANリストから、所属ポートの変更などを行うVLANのチェックボタンをクリックして、色付き表示します。

    Note
    複数のVLANを同時に編集することはできません。

  4. 対象のAMFノードを選択してVLAN編集画面を表示します。
    該当のVLANが設定されたAMFノードすべての設定を変更する場合
    VLANリストの「VLAN を編集」ボタンをクリックし、VLAN編集画面を開きます。
    一部のAMFノードの設定を変更または未設定のAMFノードに設定を追加する場合
    1. コンテンツ欄上部の「複数選択」チェックボックスをクリックして、チェックを付けます。
    2. 対象の各AMFノードのノードアイコンをクリックし、水色のマーカーが付いた選択状態にします。
      VLANリストの「VLAN を編集」ボタンをクリックし、VLAN編集画面を開きます。
  5. 対象のAMFノードの模式図から、該当のVLANに所属させるポートを選択します。
    ポートをクリックすると、タグなしポート、タグ付きポート、非所属の順で切り替えることができます。
    また、ポートにマウスポインターを置くと、ポートが所属するVLANがポップアップ表示されます。
  6. VLAN ID、VLAN名、色、所属ポートの設定が完了したら、画面下部の「保存」ボタンをクリックします。
    「Saving」表示ののち、AMFノードに設定が反映され、VLANマップが表示されます。

5.5.5.4 VLANの削除

  1. 対象のAMFエリアのエリアマップを表示します。
  2. コンテンツ欄上部のタブから「VLAN マップ」をクリックし、VLANマップを表示します。
  3. VLANリストから、削除するVLANのチェックボタンをクリックして、色付き表示します。

    Note
    複数のVLANを同時に削除することはできません。

  4. VLANリスト下部の(VLAN を削除)ボタンをクリックします。
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