画面リファレンス / 資産管理


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レポート


AMFネットワーク上のデバイスの情報を管理します。
デバイスの情報を一覧表示したり、デバイスのMACアドレスやIPアドレス範囲、ベンダーでグループとして登録することができます。
また、AMFデバイスの事前設定(プロビジョニング)、ファームウェアの一括更新などができます。
管理する情報はデバイス、グループ、事前設定、ファームウェアの4つのタブから選択できます。
資産管理画面の初期状態ではデバイスタブが表示されます。

デバイス

デバイス一覧では、AMFデバイスの管理状態や登録済みライセンスの有効/失効の状態を一覧上で確認したり、設定を変更したAMFデバイスのランニングコンフィグ(ランタイムメモリー上にある現在の設定内容)をスタートアップコンフィグ(次回起動時の設定ファイル)に保存したりできます。
AMFデバイスのARPキャッシュに登録されたデバイス機器の情報(IPアドレス、MACアドレス)を収集し、一覧に追加できます。追加されたデバイスには表示名や独自のアイコンを設定でき、あとでネットワークマップに配置することができます。もちろん、デバイスの検出機能を使用せずに、手動でデバイスを登録することも可能です。



■ 表示1
表 1:デバイス一覧 ヘッダー
項目名 説明
タブ 管理する情報を切り替えます。管理する情報は、デバイス、エンドポイント、オフラインデバイス、グループ、ファームウェア、レポートから選択できます。初期状態ではデバイスタブが表示されます。
Note
エンドポイントタブ、オフラインデバイスタブは、アカウントタイプが「管理者」に設定されたユーザーのログインセッションでのみ表示されます。
グループ選択 デバイス一覧に表示しているグループ名を表示します。デフォルトは「全グループ」です。
クリックすると、登録されたグループ名がドロップダウンリストに表示されます。グループ名を選択し、表示対象のグループを切り替えることができます。
フィルター デバイス一覧の表示を絞り込みます。
「フィルター」ボタンをクリックすると、フィルターで絞り込みできる次の項目がドロップダウン表示されます。
  • デバイス名
  • IPアドレス
  • 親デバイス
  • 状態
  • 機種
  • 異常
  • シリアル番号
  • ソフトウェアバージョン
  • MACアドレス
  • ベンダー
  • ライセンス状態
  • 探索元
ドロップダウンリストからいずれかの項目のチェックボックスにチェックを付けると、フィルターボタンの下側に、選択した項目の絞り込みフィールドが追加表示されます。
任意の文字列を入力し、Enterキーを押すと、条件に一致するデバイスのみデバイス一覧に表示されます。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示情報(デバイス名など)のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
元のリストに戻る場合は空欄にするか検索フィールド右端に表示される消去ボタンをクリックします。
Note
大文字小文字は区別しません。

「ファイルに出力」ボタン
表示しているデバイス一覧をCSV(カンマ区切りテキスト)形式のファイルに出力します。
Note
CSV出力機能により生成されたCSVファイルには、「列を管理」ボタンによる情報の表示状態にかかわらず、すべての情報が含まれます。

「列を管理」ボタン
デバイス一覧に表示する情報を選択します。
  • デバイス名
  • IPアドレス
  • 親デバイス
  • 上位ポート
  • 状態
  • 機種
  • 異常
  • シリアル番号
  • ソフトウェアバージョン
  • メモ
  • MACアドレス
  • ベンダー
  • ライセンス状態
  • 探索元
  • アイコン
  • アクション
デフォルトでは、デバイス名、IPアドレス、状態、機種、MACアドレス、ライセンス状態、アイコン、アクションが表示されます。

「デバイスを検出」ボタン
AMFネットワークに接続されたIPv4デバイスを検出します。
Note
デバイス検出は、AMFデバイスのARPキャッシュからの情報を収集して行います。AMFキャッシュの更新の間にパケットの送受信がないネットワーク機器については、本機能では検出されない場合があります。
Note
本機能はデバイスを検出するのみで、検出後のステータス監視は行いません。
Note
本機能はアカウントタイプが「管理者」のユーザーのみ使用できます。
アカウントタイプが「一般ユーザー」のユーザーが「デバイスを検出」ボタンをクリックするとログアウトします。
「デバイスWeb GUIを更新」 現在デバイス一覧に表示されているAMFデバイスのデバイスWeb GUIファイルを更新します。
「GUIファイルをアップロード」サイドパネルが表示されます。
「デバイスを追加」ボタン デバイスを手動で登録します。クリックすると、「デバイスを追加」サイドパネルが表示されます。

■ 表示2
表 2:デバイス一覧
項目名 説明
デバイス名 デバイス名を表示します。
デバイスがいずれかのネットワーク(AMFエリア、AWC管理グループ、SNMPサブネット)に所属している場合、デバイス名をクリックすると、「デバイス情報」画面が表示されます。
IPアドレス デバイスのIPアドレスを表示します。ループバックアドレスやAMF機能で使用するIPアドレスなど複数のIPアドレスを持つ場合、右側のくさび型をクリックすると全てのIPアドレスがリストとして表示されます。
IPアドレスに基づいてデバイス一覧をソートするとこれらの順序にも反映されますが、ループバックアドレスは一番下に固定して表示されます。
親デバイス デバイスがAMFゲストデバイスの場合、接続されたAMFデバイス名を表示します。
上位ポート デバイスがAMFゲストデバイスの場合、接続されたAMFデバイスのポート名を表示します。
状態 AMFネットワークにおけるAMFデバイスまたはAMFゲストデバイスの状態を正常、異常、重大で表示します。AMFデバイス、AMFゲストデバイス以外のデバイスは正常として扱われます。
機種 デバイスの機種名を表示します。
異常 AMFデバイスの環境状態の異常を、「0」(Normal:正常)または「1」(Fault:異常)で表示します。
シリアル番号 AMFデバイスまたはAMFゲストデバイスのシリアル番号を表示します。
Note
一部のAMFゲストデバイスでは未サポートです。
ソフトウェアバージョン AMFデバイスまたはAMFゲストデバイスのファームウェアバージョンを表示します。
Note
無線APでは未サポートです。
メモ デバイス情報で編集したメモがある場合、吹き出しアイコンが表示され、マウスポインターを合わせると内容が表示されます。「メモ追加」ボタン(鉛筆アイコン)をクリックすることで編集できます。
MACアドレス デバイスのMACアドレスを表示します。
ベンダー デバイスのMACアドレスから推測されるベンダー名を表示します。
ライセンス状態 AMFデバイスに適用されたライセンスの有効/失効の状態を「適用中」または「失効」で表示します。
マップ形式 ネットワークマップでの表示形式を次の3種類で表示します。
  • 標準:
    全てのズームレベルでマップ上に表示されるデバイス
  • クラスター:
    VCSデバイス
  • 最大ズーム:
    マップを最大に拡大表示したときのみ表示されるデバイス
探索元 デバイスを検出したシステムの種別(AMF Plus、AWC、SNMPなど)を表示します。
アイコン ネットワークマップに表示する際のアイコンを表示します。
アクション デバイスに対して実行するアクションを選択できます。
アイコンをクリックすると、デバイスの種類に応じて、次のメニューが表示されます。
  • 各種デバイス共通:
    • 編集:
      デバイス情報を編集します。デバイス名、カスタムアイコンを変更できます。
      「デバイスを編集」サイドパネルが表示されます。
      また、カスタムデバイスは、MACアドレスやIPアドレスを変更することができます。
      Note
      AMFデバイスのデバイス名を編集した場合も、ネットワークマップまたは資産管理画面において、該当デバイスに接続されたゲストデバイスの「親デバイス」の表示にはこのデバイス名の変更は反映されません。AMFデバイスに設定されたホスト名が表示されます。
    • 削除:
      デバイス情報を削除します。
      選択すると、「デバイス削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、カスタムデバイスはデバイス一覧から削除されます。
      Note
      AMFネットワーク、AMF Plusデバイスディスカバリー、または各種プラグインによって検出されたデバイスは、削除後、トポロジーの更新を行うと再び表示されるようになります。ただし、デバイスのマージや編集の状態は初期化されます。
    • リセット:
      編集されたデバイス情報をリセットします。

  • AMFデバイス:
    • 設定を保存:
      ランニングコンフィグ(ランタイムメモリー上にある現在の設定内容)を、設定されたスタートアップコンフィグ(次回起動時の設定ファイル)に保存します。

■ 表示3
表 3
項目名 説明
ページ表示 現在のページに表示されているデバイス数と、該当するデバイス総数を表示します。
ページボタン デバイス一覧のページを切り替えます。

デバイスを追加

デバイス一覧右上の「デバイスを追加」ボタンをクリックすると、コンテンツ欄右側に「デバイスを追加」サイドパネルが表示されます。
ここでは、AMFネットワークやAMF Plusデバイスディスカバリー、各種プラグインによる自動検出から独立した、カスタムデバイスを登録することができます。


表 4:デバイスを追加 サイドパネル
項目名 説明
名前 デバイス名を入力します。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字・ハイフン(-)・ピリオド(.)・アンダースコア(_)が使用可能です(大文字小文字を区別します)。
MACアドレス デバイスのMACアドレスを「xxxx.xxxx.xxxx」の表記形式で入力します。
IPアドレス デバイスのIPアドレスを入力します。
カスタムアイコンを選択 選択したデバイスにアイコンを設定できます。
初期状態では、ARクラウド、クラウド、産業用スタックスイッチ、その他、ルーター、端末、不明ルーター、無線AP、無線クライアント、無線ルーターが登録されています。これらのアイコンにマウスポインターを置くと、アイコン名が表示されます。
また、「カスタムアイコン」ボタンをクリックすると、アイコンを追加することができます。

■ カスタムアイコンを追加

独自のアイコンを登録できます。

  • プレビュー画像:
    「ファイル選択」ボタンで選択した画像のプレビューが表示されます。
    JPEG、PNG形式の場合、画像のうちどの部分をアイコンとして使用するか、正方形の領域でトリミングできます。SVG形式の画像のトリミングはできません。

  • 「キャンセル」ボタン:
    アイコンの登録を中止します。

  • 「ファイル選択」ボタン:
    クリックすると、アイコンとして使用する画像をアップロードできます。指定できる画像の形式は、JPEG、PNG、SVG形式です。

  • 「保存」ボタン:
    アイコンの変更を保存します。

また、登録されたカスタムアイコンにマウスポインターを置くと、削除ボタン(×アイコン)がアイコンの右上に表示されます。削除ボタンをクリックすると、「カスタムアイコンを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、カスタムアイコンはカスタムアイコン一覧から削除されます。
「キャンセル」ボタン デバイスの登録を中止します。
「保存」ボタン デバイスを登録します。

デバイスを編集

デバイスのアクション欄から「編集」を選択すると、コンテンツ欄右側に「デバイスを編集」サイドパネルが表示されます。
ここでは、デバイスのデバイス名、カスタムアイコンを編集できます。また、カスタムデバイスのMACアドレス、IPアドレスの変更も可能です。


表 5:デバイスを編集 サイドパネル
項目名 説明
名前 登録されたデバイス名を変更できます。1~64文字の、いずれも半角の英字・数字・ハイフン(-)・ピリオド(.)・アンダースコア(_)が使用可能です(大文字小文字を区別します)。
Note
AMFデバイスのデバイス名を編集した場合も、ネットワークマップまたは資産管理画面において、該当デバイスに接続されたゲストデバイスの「親デバイス」の表示にはこのデバイス名の変更は反映されません。AMFデバイスに設定されたホスト名が表示されます。
Note
AMFゲストデバイスの説明(親デバイスの接続ポートのdescriptionコマンド)が上記の条件から外れるとき、デバイスを編集サイドパネルで名前を変更しようとするとエラーが表示されることがあります。この場合は、AMFゲストデバイスの親デバイスのCLIで接続ポートの説明を上記の条件に合うよう変更してください。
MACアドレス カスタムデバイスのMACアドレスを「xxxx.xxxx.xxxx」の表記形式で入力します。
Note
AMFネットワーク、AMF Plusデバイスディスカバリー、各種プラグインにより検出されたデバイスのMACアドレスとIPアドレスは変更できません。
IPアドレス カスタムデバイスのIPアドレスを入力します。
Note
AMFネットワーク、AMF Plusデバイスディスカバリー、各種プラグインにより検出されたデバイスのMACアドレスとIPアドレスは変更できません。
カスタムアイコンを選択 選択したデバイスにアイコンを設定できます。
初期状態では、ARクラウド、クラウド、産業用スタックスイッチ、その他、ルーター、端末、不明ルーター、無線AP、無線クライアント、無線ルーターが登録されています。これらのアイコンにマウスポインターを置くと、アイコン名が表示されます。
また、「カスタムアイコン」ボタンをクリックすると、アイコンを追加することができます。

■ カスタムアイコンを追加

独自のアイコンを登録できます。

  • プレビュー画像:
    「ファイル選択」ボタンで選択した画像のプレビューが表示されます。
    JPEG、PNG形式の場合、画像のうちどの部分をアイコンとして使用するか、正方形の領域でトリミングできます。SVG形式の画像のトリミングはできません。

  • 「キャンセル」ボタン:
    アイコンの登録を中止します。

  • 「ファイル選択」ボタン:
    クリックすると、アイコンとして使用する画像をアップロードできます。指定できる画像の形式は、JPEG、PNG、SVG形式です。

  • 「保存」ボタン:
    アイコンの変更を保存します。

また、登録されたカスタムアイコンにマウスポインターを置くと、削除ボタン(×アイコン)がアイコンの右上に表示されます。削除ボタンをクリックすると、「カスタムアイコンを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、カスタムアイコンはカスタムアイコン一覧から削除されます。
「キャンセル」ボタン デバイスの編集を中止します。
「保存」ボタン デバイスを登録します。

GUIファイルをアップロード

現在デバイス一覧に表示されているAMFデバイス(AMF Cloud、AT-NFV-APL、AT-AR4000S-Cloudを除く)に対して、GUIファイルの更新を行います。
アップロードするGUIファイルは、URLから選択、または、ローカルの格納領域から選択できます。
アップロードされたGUIファイルが正しいことが確認されると、直ちに、対象のデバイスにアップロードした新しいGUIファイルが適用されます。
Note
AlliedWare Plus バージョン 5.5.0-1.1より古いファームウェアが適用されたデバイスでは、適用には、GUIファイルの更新後、HTTPサービスのオフ/オン、またはデバイス自体の再起動が必要となります。

表 6:GUIファイルをアップロード サイドパネル
項目名 説明
URLから選択 AMFに転送するファイルをダウンロードするURLを指定します。
Note
AVM EXサーバーからアクセスできるURLを指定してください。
ローカルの格納領域から選択 管理画面を閲覧環境のファイル領域から、AMFデバイスに転送するファイルを選択します。
Note
AMFデバイスの種別、および、ファームウェアバージョンに適合したGUIファイルをアップロードしてください。
AMFデバイスのファームウェアバージョンおよびGUIファイルのバージョンの対応は、弊社ホームページにてご確認ください。
Note
ZIPファイルを選択した場合は、ZIPファイル内のファイルは展開されてから転送されます。展開されたうち、GUIファイル以外は無視されます。
Note
Web GUIファイルを転送した際、AMFデバイスのフラッシュメモリー上に既にほかのリソースファイルが存在しても、削除はされません。削除したい場合は、CLIにて手動で削除してください。
また、既に同名のファイルが存在する場合は、上書きするか否かの確認メッセージが表示されます。
Note
AMFデバイスがルーターの場合、購入時にプリインストールされているGUIリソースファイルが優先して読み込まれます。このため、ルーターに対して本機能を使用するためには、事前準備として、該当のAMFデバイスのCLIにてerase factory-defaultコマンドを実行し、プリインストールされているGUIリソースファイルを削除してください。また、erase factory-defaultコマンドを実施後は、update nowコマンドによるWeb GUIリソースファイルの更新を行わないでください。

なお、erase factory-defaultコマンドを実行すると、フラッシュメモリーとNVS(搭載機種のみ)内の次の4点を除くすべてのファイルが削除され、工場出荷時の状態に戻されます。
・通常用ファームウェアイメージファイル
・通常用ファームウェアの設定を保持しているシステムファイル
・ライセンスの情報を保持しているシステムファイル
・最新のGUIファイル
必要に応じて、事前にコンフィグファイルなどはバックアップしたうえで実行するよう、ご注意ください。
Note
GUIファイルのアップロードは、現在デバイス一覧に表示されているすべてのAMFデバイス(AMF Cloud、AT-NFV-APL、AT-AR4000S-Cloudを除く)に対して行われます。アップロードするデバイスを絞りたいときは、デバイスタブ上でフィルターや検索機能を使用して、表示対象を絞った状態でアップロードを実施してください。なお、複数ページにまたがっていても、デバイス画面の表示対象となるすべてのデバイスが対象となります。

エンドポイント

管理下のネットワークに対するクライアント接続を得ようとするデバイス、すなわち「エンドポイント」を表示します。
AVM EXでは、検出されたエンドポイントの接続を許可/拒否したりすることができます。
エンドポイントの認証にはAlliedWare PlusまたはAT-RADgateのRADIUSサーバー機能を使用します。詳しくは、「各種操作」/「その他の設定」/「インテリジェント・エッジ・セキュリティー」を参照してください。
Note
エンドポイントタブは、アカウントタイプが「管理者」に設定されたユーザーのみ使用できます。


■ 表示1
表 7:エンドポイント ヘッダー
項目名 説明
フィルター エンドポイント一覧の表示を絞り込みます。
「フィルター」ボタンをクリックすると、フィルターで絞り込みできる次の項目がドロップダウン表示されます。
  • MACアドレス
  • RADIUSユーザー名
  • クライアント(NAS)ホスト名
  • 状態
  • 認証
  • RADIUSサーバーIPアドレス
  • クライアント(NAS)IPアドレス
  • 探索元
  • シリアル番号
  • ベンダー
  • 機種
  • 製品
  • IPアドレス
  • ホスト名
ドロップダウンリストからいずれかの項目のチェックボックスにチェックを付けると、フィルターボタンの下側に、選択した項目の絞り込みフィールドが追加表示されます。
任意の文字列を入力し、Enterキーを押すと、条件に一致するデバイスのみデバイス一覧に表示されます。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示情報のうち、MACアドレス、RADIUSユーザー名、クライアント(NAS)ホスト名、状態、認証、RADIUSサーバーIPアドレス、クライアント(NAS)IPアドレス、探索元、シリアル番号、ベンダー、機種、製品、IPアドレス、ホスト名のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
元のリストに戻る場合は空欄にするか検索フィールド右端に表示される消去ボタンをクリックします。
Note
大文字小文字は区別しません。
Note
エンドポイントタブの検索フィールドでは日本語は使用できません。意図したエンドポイントがマッチしない場合は、フィルターを使用して絞り込みを行ってください。
期間フィルター 指定の期間に接続があったユーザーのみをユーザー一覧に表示します。
直近1時間などのように相対的な期間を指定することや、範囲の開始・終了日時を指定して期間を指定することができます。
選択対象を拒否 チェックボックスにチェックをつけたエンドポイントからの通信を一括して拒否します。
Note
デバイスの通信を拒否した際、一時的にデバイスが重複して表示されることがありますが、Webブラウザーの再読み込みまたはエンドポイント一覧の更新の際に正しい表示になります。
選択対象を許可 チェックボックスにチェックをつけたエンドポイントからの通信を一括して許可します。

「ファイルに出力」ボタン
表示しているデバイス一覧をCSV(カンマ区切りテキスト)形式のファイルに出力します。
Note
CSV出力機能により生成されたCSVファイルには、「列を管理」ボタンによる情報の表示状態にかかわらず、アイコンを除くすべての情報が含まれます。

「列を管理」ボタン
デバイス一覧に表示する情報を選択します。
  • 選択
  • MACアドレス
  • RADIUSユーザー名
  • RADIUSサーバーホスト名
  • クライアント(NAS)ホスト名
  • クライアント(NAS)インターフェース
  • 状態
  • 認証
  • アイコン
  • RADIUSサーバーIPアドレス
  • クライアント(NAS)IPアドレス
  • 探索元
  • シリアル番号
  • ベンダー
  • 機種
  • 製品
  • IPアドレス
  • ホスト名
  • アクション
デフォルトでは、選択、MACアドレス、ホスト名、状態、認証、最終通信時刻、RADIUSユーザー名、クライアント(NAS)ホスト名、クライアント(NAS)インターフェース、通知、アクションが表示されます。

「表設定」ボタン
「エンドポイントの自動遮断」ダイアログを表示します。
ネットワーク内でNozomi Networks社の産業制御システムセキュリティソリューション Nozomi Guardian(以下、「Nozomi Guardian」と記載します)を使用している場合、Nozomi Guardianにより検出された不審な挙動を行うエンドポイントのMACアドレスを拒否するようRADIUSサーバーに要求し、この通信を自動的に遮断するか否かを設定します。
■ 表示2
エンドポイントの一覧を表示します。
デバイスの拒否/許可の実行結果はエンドポイント一覧には直ちに反映されません。認証サーバー上のデータベースが更新されたあとで、手動でWebブラウザーを更新をした際、または、一覧の自動更新の際に反映されます。
なお、エンドポイント一覧は1分間隔で更新されます。いずれかのエンドポイントのチェックボックスにチェックをつけているときは更新は停止します。
表 8:エンドポイント一覧
項目名 説明
チェックボックス 通信を一括して許可、または拒否するエンドポイントのチェックボックスにチェックをつけます。
MACアドレス 接続中のエンドポイントのMACアドレスを表示します。
MACアドレスが空欄の行は、RADIUSサーバーにMACアドレスの登録があり、過去に接続したことのあるエンドポイントを表します。
ホスト名 エンドポイントのホスト名を表示します。
IPアドレス IPアドレスを表示します。
シリアル番号 シリアル番号を表示します。
ベンダー エンドポイントのMACアドレスから推測されるベンダー名を表示します。
デバイス種別 エンドポイントのデバイス種別(wireless-ap、wireless routerなど)を表示します。
機種 エンドポイントの機種名を表示します。
状態 エンドポイントに対する通信の許可・拒否の状態を表示します。
デバイスのMACアドレスがRADIUSサーバーに登録されておらず、通信の許可・拒否の判断を決定していないエンドポイントには、「未決定」と表示されます。
認証 エンドポイントの認証状態を表示します。
通信を許可されているエンドポイントには「認証済み」と表示されます。これは、次のいずれかの状態を表します。
  • エンドポイントのMACアドレスがRADIUSサーバーに登録されており、通信を許可されている
  • RADIUSサーバーにてMAC認証のプロミスキャスモードが有効に設定されているため、未登録のエンドポイントのMACアドレスに対して通信を許可している
また、本画面で通信を拒否したにもかかわらず、RADIUSサーバーにて認証された状態が続いている場合、「不審な認証状態」と表示されます。
この場合は、次のいずれかの状態を表します。
  • エンドポイントの通信拒否を設定したにもかかわらず、直前の承認状態が残ってしまっているためエンドポイントの通信が継続している状態
    これは、RADIUSサーバーへの当該MACアドレスの通信拒否設定と、RADIUSクライアント(NAS)への再認証要求の周期のずれにより発生します。
    この場合は、次回の一覧更新の際に解消されることがあります。

  • RADIUSクライアント(NAS)と共有パスワードが一致しない状態
    RADIUSクライアントにて「radius dynamic-authorization-client」コマンドで設定されたDynamic Authorizationメッセージの送信元IPアドレスがAVM EXのIPアドレスと一致しない場合や同コマンド自体が入力されていない場合、または、AVM EXの「ネットワークサービス / RADIUS」画面にて上記の共有パスワードが正しく入力されていない場合に、AVM EXからの再認証要求が正しく受理されないために発生します。
    これらの場合は、システムメッセージにてエラーが通知されますので、RADIUSクライアントの「radius dynamic-authorization-client」コマンドの設定とAVM EXの「RADIUS」画面の共有パスワードの設定を確認してください。
探索元 エンドポイントを検出したシステムの種別(AMF Plusデバイスディスカバリー、プラグインなど)を表示します。
最終通信時刻 エンドポイントの通信が最後に確認された日時を表示します。
通信成功 エンドポイントが通信を許可された回数を表示します。
通信失敗 エンドポイントが通信を拒否された回数を表示します。
RADIUSユーザー名 RADIUSサーバーに登録されたユーザー名を表示します。
RADIUSサーバーホスト名 RADIUSサーバーのホスト名を表示します。
RADIUSサーバーIPアドレス 認証に使用したRADIUSサーバーのIPアドレスを表示します。
ダイナミックVLAN エンドポイントがRADIUSサーバーから割り振られたVLAN IDを表示します。
クライアント(NAS)ホスト名 RADIUSクライアント(NAS)、すなわち、エンドポイントが接続され、エンドポイントの認証を要求したデバイスのホスト名を表示します。
クライアント(NAS)IPアドレス RADIUSクライアント(NAS)のIPアドレスを表示します。
クライアント(NAS)インターフェース エンドポイントが接続したRADIUSクライアント(NAS)のインターフェース名を表示します。
アイコン ネットワークマップに表示する際のアイコンを表示します。
通知 syslogセキュリティーメッセージ変換により、Nozomi Guardianからのセキュリティーアラームを受信した回数を表示します。
アクション エンドポイントに対するアクションを表示します。
Note
アクションを実行すると、RADIUSサーバーグループに所属するAMFデバイスにRADIUSユーザーが登録されます。この情報はランニングコンフィグ(動作時コンフィグ)に記録されます。作業後はこれらのデバイスに対し、CLIまたは「資産管理」画面のデバイス一覧にて、ランニングコンフィグをスタートアップコンフィグに保存する必要があります。
  • デバイスを拒否:
    エンドポイントの通信を拒否します。
    認証に使用されたRADIUSサーバーグループに対して、認証拒否対象としてユーザーとして登録を要求します。認証拒否対象として登録されると、「状態」列が「拒否」になります。
    また、あわせて、エンドポイントを接続するAMFデバイスに対し、CoA(Change of Authentication)リクエストを送信し、再認証を要求します。適切に再認証が行われると、「認証」列は空欄になり、通信が拒否されます。
    Note
    デバイスの通信を拒否した際、一時的にデバイスが重複して表示されることがありますが、Webブラウザーの再読み込みまたはエンドポイント一覧の更新の際に正しい表示になります。

  • デバイスを許可:
    エンドポイントの通信を許可します。
    認証に使用されたRADIUSサーバーグループに対して、通信可能なユーザーとして登録を要求します。正式に認証に成功すると、「状態」列が「許可」に、「認証」列が「認証済み」になります。

エンドポイントの自動遮断


「資産管理」画面の「エンドポイント」タブでは、Nozomi Guardianにより検出されたエンドポイントにセキュリティーアラームが発生した際、該当のエンドポイントのMACアドレスを拒否するようRADIUSサーバーに要求し、この通信を自動的に遮断することができます。
本機能を使用する場合は、次の3つに加え、エンドポイントの自動遮断を有効に設定している必要があります。
詳しくは、「各種操作 / その他の設定 / Nozomi Networks産業制御システムセキュリティソリューションとの連携」の「Nozomi Guardianのセキュリティー通知に基づくエンドポイントの自動遮断」をご覧ください。
表 9:エンドポイントの自動遮断
項目名 説明
安全でないエンドポイントの自動遮断 Nozomi Guardianからエンドポイントの不審な挙動が通知された場合、該当のエンドポイントの通信を自動的に拒否するか否かを設定します。有効に設定すると、該当のエンドポイントのMACアドレスを拒否するようRADIUSサーバーに要求し、自動的に通信を遮断します。
エンドポイント自動遮断の発生時にメール通知を送信 セキュリティー通知によりエンドポイントの自動遮断が発生した際に、管理者にメールを送信するか否かを設定します。
アラーム重要度の下限 エンドポイント自動遮断の対象とするイベントログのログレベルの下限を設定します。
  • Alert:ログレベルがAlertのセキュリティー通知を受信した際に対象のエンドポイントを自動遮断します。
  • Emergency;ログレベルがAlertまたはEmergencyのセキュリティー通知を受信した際に対象のエンドポイントを自動遮断します。

オフラインデバイス

オフラインデバイス、すなわち、ネットワークへの接続が検出され、その後接続が検出されなくなったデバイスの一覧を表示します。

オフラインデバイス管理機能が有効な場合、一度AVM EXまたはいずれかのプラグインにより接続が検出され、その後検出されなくなったデバイスは「オフラインデバイス」と認識され、オフラインデバイス一覧に表示されます。
一時的に接続していた無線クライアントなどのデバイスの他、電源が切断されたりファームウェアが再起動されたりしてリンクダウン中の管理下デバイスなども含まれます。
デバイス一覧またはネットワークマップにてユーザーが手動で登録したカスタムデバイスを削除した場合も、オフラインデバイス一覧に該当のカスタムデバイスが追加されます。
これらのオフラインデバイスは、再びAVM EXまたはいずれかのプラグインにより接続が検出されると、オフラインデバイス一覧から除外されます。

なお、オフラインデバイス一覧は5分間隔で更新されます。いずれかのオフラインデバイスのチェックボックスにチェックをつけているときは更新は停止します。
Note
オフラインデバイスタブは、アカウントタイプが「管理者」に設定されたユーザーのみ使用できます。
Note
AVM EX起動時やリストア時に既にダウン状態で、一度も接続が検出されていないデバイスは、オフラインデバイスに登録されません。
Note
デバイスが検出される、または、検出されなくなるタイミングは、AVM EXまたはプラグインによって異なります。
すなわち、SNMPプラグインにより検出されたデバイスは、そのデバイスまたはデバイスレベルに設定された監視周期がオンライン、オフラインの切り替わる基準となります。
また、Nozomi Guardianではデバイスのオフラインを検出する仕組みを持たないため、Nozomiプラグインにより検出されたデバイスは常にオンライン扱いとなります。Nozomi Guardian上にてデバイスが削除されると、Nozomiプラグインでもデバイスがオフラインとみなされ、デバイスがオフラインデバイス一覧に表示されるようになります。


表 10:オフラインデバイス ヘッダー
項目名 説明
タブ 管理する情報を切り替えます。管理する情報は、デバイス、エンドポイント、オフラインデバイス、グループ、ファームウェア、レポートから選択できます。初期状態ではデバイスタブが表示されます。
Note
エンドポイントタブ、オフラインデバイスタブは、アカウントタイプが「管理者」に設定されたユーザーのログインセッションでのみ表示されます。
フィルター オフラインデバイス一覧の表示を絞り込みます。
「フィルター」ボタンをクリックすると、フィルターで絞り込みできる次の項目がドロップダウン表示されます。
  • MACアドレス
  • デバイス名
  • ベンダー
  • 機種
ドロップダウンリストからいずれかの項目のチェックボックスにチェックを付けると、フィルターボタンの下側に、選択した項目の絞り込みフィールドが追加表示されます。
任意の文字列を入力し、Enterキーを押すと、条件に一致するデバイスのみデバイス一覧に表示されます。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示情報のうち、MACアドレス、デバイス名、ベンダー、機種のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
元のリストに戻る場合は空欄にするか検索フィールド右端に表示される消去ボタンをクリックします。
Note
大文字小文字は区別しません。
期間フィルター 指定の期間に接続があったユーザーのみをユーザー一覧に表示します。
直近1時間などのように相対的な期間を指定することや、範囲の開始・終了日時を指定して期間を指定することができます。
選択対象を削除 チェックボックスにチェックをつけたデバイスの情報をオフラインデバイス管理データベースから一括して削除します。
すべて削除 オフラインデバイス管理データベース上のすべてのデバイスの情報を一括して削除します。

「ファイルに出力」ボタン
表示しているオフラインデバイス一覧をCSV(カンマ区切りテキスト)形式、またはPDF形式のファイルに出力します。
CSV形式の場合、1つのCSVファイルにつき最大100万デバイスまで記録され、ZIP形式で圧縮した状態でダウンロードされます。
Note
ファイルに出力される情報のヘッダーは画面の表示言語と同じですが、内容は英語表記、かつ最終接続終了時刻は協定世界時(UTC)となります。
また、CSV出力機能により生成されたCSVファイルには、「列を管理」ボタンによる情報の表示状態にかかわらず、すべての情報が含まれます。PDF形式で出力されたリストには、「列を管理」ボタンによる情報の表示状態と同じ列が出力されます。

「列を管理」ボタン
オフラインデバイス一覧に表示する情報を選択します。
  • 選択
  • MACアドレス
  • デバイス名
  • ベンダー
  • デバイス種別
  • 状態
  • 機種
  • 最終接続終了時刻
  • 最終認証状状態
  • 通信成功
  • 通信失敗
  • アクション
デフォルトでは、選択、MACアドレス、デバイス名、ベンダー、状態、最終接続終了時刻、最終認証状態、アクションが表示されます。
オフラインデバイス記録状態 オフラインデバイスの記録の有効または無効を「記録: 有効」または「記録: 無効」で表示します。

「表設定」ボタン
「オフラインデバイス設定」ダイアログを表示します。
オフラインデバイスの最大保存期間と、記録の有効/無効を設定します。

表 11:オフラインデバイス
項目名 説明
チェックボックス 削除するデバイスのチェックボックスにチェックをつけます。
MACアドレス 現在未接続のデバイスのMACアドレスを表示します。
デバイス名 デバイス名を表示します。
ベンダー デバイスのMACアドレスから推測されるベンダー名を表示します。
デバイス種別 オフラインデバイスのデバイス種別(switch、router、wireless-ap、wireless routerなど)を表示します。
状態 デバイスの状態を表示します。
  • 重大:
    デバイスの再起動や停止、通信断などにより管理下から外れたAMFデバイスを表します。

  • 離脱:
    いずれかのプラグインによって接続を検出されたのち、ネットワークから離脱したエンドポイントを表します。
機種 オフラインデバイスの機種名を表示します。
最終接続終了時刻 デバイスの接続が最後に確認された日時を表示します。
最終認証状態 デバイスの接続が最後に確認された時点でのRADIUSクライアント認証状態を表示します。
通信成功 オフラインデバイスが通信を許可された回数を表示します。
通信失敗 オフラインデバイスが通信を拒否された回数を表示します。
アクション デバイスに対するアクションを表示します。

  • 削除:
    デバイスを未接続デバイス管理データベースから削除します。

オフラインデバイス設定



表 12:オフラインデバイス設定
項目名 説明
最大保存期間 オフラインデバイス情報の保存期間を設定します。
デバイスの接続が最後に確認された日から本設定の期間を経過すると、該当のオフラインデバイス情報は削除されます。
オフラインデバイス情報は最長2年まで保存できます。デフォルトは550日です。
オフラインデバイスを記録 オフラインデバイス管理機能の有効または無効を切り替えます。デフォルトでは無効です。
有効にすると、ネットワークから離脱した全てのデバイスを表示します。
無効にすると、AVM EXまたはいずれかのプラグイン機能により「重大」を識別されたデバイスのみが一覧に表示されます。MACベース認証などにより接続が検出され、その後ネットワークから離脱したデバイスは表示されません。
Note
オフラインデバイス管理機能を無効にするとオフラインデバイス情報は表示されなくなりますが、データベースは消去されません。一度オフラインデバイスとしてデータベースに記録されたデバイスは、本機能を無効にし、再度有効にした際もオフラインデバイス一覧に表示され続けます。この場合は、オフラインデバイス管理データベースを一度すべて消去してから機能の使用を再開する必要があります。
オフラインデバイス管理データベースを消去するには、オフラインデバイス管理機能を有効にして、「すべて削除」ボタンをクリックします。
キャンセル 設定の変更を破棄し、ダイアログを閉じます。
保存 設定の変更を反映し、ダイアログを閉じます。

グループ

AMFネットワーク上の特定のデバイスをグループとしてまとめて管理することができます。
デバイス一覧やネットワークマップで、特定のグループのみを表示したり、アカウントタイプが「一般ユーザー」のユーザーアカウントに対してグループごとに管理権限を与えることができます。
同じデバイスを複数のグループに登録できます。
グループのデバイスには、グループへの登録のしかたによって、ダイナミックデバイス、スタティックデバイスの2種類があります。
また、グループの条件に対して適合したデバイスに対して、共通のカスタムアイコンを適用することもできます。
登録されたカスタムアイコンは、ネットワークマップにおいて、グループに該当するデバイスの表示に使用されます。また、AWCプラグインの管理下APの接続クライアントの場合は、AWCプラグインのフロアマップにて、無線クライアントを示すアイコンにも使用されます。


■ 表示1
表 13:グループ一覧 ヘッダー
項目名 説明
タブ 管理する情報を切り替えます。管理する情報は、デバイス、エンドポイント、オフラインデバイス、グループ、ファームウェア、レポートから選択できます。初期状態ではデバイスタブが表示されます。
Note
エンドポイントタブ、オフラインデバイスタブは、アカウントタイプが「管理者」に設定されたユーザーのログインセッションでのみ表示されます。
フィルター デバイス一覧の表示を絞り込みます。
「フィルター」ボタンをクリックすると、フィルターで絞り込みできる次の項目がドロップダウン表示されます。
  • グループ名
  • ソース
  • 判定基準
ドロップダウンリストからいずれかの項目のチェックボックスにチェックを付けると、フィルターボタンの下側に、選択した項目の絞り込みフィールドが追加表示されます。
任意の文字列を入力し、Enterキーを押すと、条件に一致するデバイスのみデバイス一覧に表示されます。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示情報のうち、デバイス名、ソース、判定基準のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
元のリストに戻る場合は空欄にするか検索フィールド右端に表示される消去ボタンをクリックします。
Note
大文字小文字は区別しません。

「ファイルに出力」ボタン
表示しているグループ一覧をCSV(カンマ区切りテキスト)形式のファイルに出力します。

「列を管理」ボタン
グループ一覧に表示する情報を選択します。
  • グループ名
  • メンバー
  • スタティックデバイス
  • ダイナミックデバイス
  • ソース
  • 判定基準
  • カスタムアイコン
  • アクション
デフォルトでは、グループ名、メンバー、ソース、判定基準、カスタムアイコン、アクションが表示されます。
「プリセットを読み込み」ボタン プリセットファイルからグループの条件や使用するカスタムアイコンなどの設定を読み込み、グループを一括登録します。
プリセットファイルは、別途作成しておく必要があります。詳しくは、「各種操作」/「その他の設定」/「グループのプリセットの作成」をご覧ください。
「グループを追加」ボタン グループを登録します。クリックすると、「グループを追加」サイドパネルが表示されます。

■ 表示2
表 14:グループ一覧
項目名 説明
グループ名 グループ名を表示します。
メンバー グループの条件に指定されたMACアドレス、IPアドレス範囲、ベンダーのいずれかに適合するデバイスの数を「X デバイス」の形式で表示します。
メンバーとなるデバイスの数をクリックすると、該当のグループのデバイス一覧が表示されます。
スタティックデバイス スタティックデバイス(手動でグループに登録したデバイス)の数を表示します。
ダイナミックデバイス ダイナミックデバイス(MACアドレス、IPアドレス範囲、ベンダーの指定で自動登録されたデバイス)の数を表示します。
ソース グループのソース(作成元)を表示します。ソースには次のものがあります。
  • ユーザー作成:
    ユーザーが作成したグループを表します。
  • 自動生成(ネットワーク):
    AVM EXが管理するAMFエリア、プラグインが管理するAWC管理グループ、SNMPサブネットなど、自動的に作成されたグループを表します。
  • Vistaプリセット:
    プリセットファイルから登録されたグループを表します。
判定基準 デバイスが該当のグループに所属するか否かを示す判定基準を表示します。
Note
SNMPプラグインのサブネット名にピリオド(.)を含む場合、グループの判定基準欄にはピリオドが「%7D2E」と表示されます。例えばSNMPプラグインのサブネット名が「10.1」の場合、グループの判定基準欄には「10%7D2E1」と表示されます。
カスタムアイコン グループのメンバーに適用するアイコンを表示します。
アクション グループに対して実行するアクションを選択できます。
アイコンをクリックすると、次のメニューが表示されます。
  • 編集:
    グループ情報を編集します。
    「グループを編集」サイドパネルが表示されます。
  • 削除:
    グループ情報を削除します。
    選択すると、「グループ削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、グループはグループ一覧から削除されます。

グループを追加


表 15:グループを追加 サイドパネル
項目名 説明
名前 グループ名を入力します。4~32文字の、いずれも半角の英字・数字・記号を使用できます。
Note
AT-VST-APL版では、全角の英字・数字・かな・漢字・記号は使用できません。
IP範囲先頭 グループの対象とするデバイスのIPアドレス範囲の開始アドレスを入力します。IPアドレス範囲を指定する場合は、IP範囲先頭とIP範囲末尾の両方を指定する必要があります。
IP範囲末尾 グループの対象とするデバイスのIPアドレス範囲の終了アドレスを入力します。
ベンダー デバイスのベンダー名に含まれるキーワードを指定します。
ベンダー名は、MACアドレスの上位24~36ビットに関連付けられたベンダーの名前です。表記はIEEEへの申請時の文字列に従います。
例えば、「ベンダーを検索」欄に「allied telesis」を指定すると、「Allied Telesis, K.K.」、「Allied Telesis, Inc.」、「Allied Telesis Labs Ltd」、「Allied Telesis R&D Center K.K.」などのベンダー名を持つデバイスが対象となります。
また、キーワードを入力すると、キーワードを含むベンダー名の一覧がドロップダウンメニューに表示されます。ドロップダウンメニューから対象とするベンダー名を選択することもできます。
Note
複数のベンダー名を指定することはできません。
MACアドレスを追加 グループの対象とするデバイスのMACアドレス(ユニキャストアドレスまたは範囲)を次のいずれかの表記形式で入力し、右側の追加ボタン(+アイコン)を押します。
  • 桁区切り無し:000000000000
  • 4桁ピリオド区切り:0000.0000.0000
  • 4桁ハイフン区切り:0000-0000-0000
  • 4桁コロン区切り:0000:0000:0000
  • 2桁ハイフン区切り:00-00-00-00-00-00
  • 2桁コロン区切り:00:00:00:00:00:00
任意とする桁は「*」として指定することができます。例えば、「0000.5e00.53**」は「00:00:5e:00:53」で始まり、末尾2オクテットは任意のMACアドレス範囲、00:00:5e:00:53:00~00:00:5e:00:53:ffを指します。
追加ボタン(+アイコン)を押すと、下欄にMACアドレスが登録されます。MACアドレスは複数登録できます。各MACアドレスの右側の×印をクリックすると、該当のMACアドレスをダイナミックグループの登録から削除することができます。
「ファイルをアップロード」ボタン グループの対象とするデバイスのMACアドレス(ユニキャストアドレスまたは範囲)をCSVファイル(*.csv)またはテキストファイル(*.txt)から読み込みます。
半角スペース、カンマ、タブ、改行で区切られたテキストのうち、次のフォーマットに一致したものをMACアドレスとして登録します。一致しない文字列は無視されます。
  • 桁区切り無し:000000000000
  • 4桁ピリオド区切り:0000.0000.0000
  • 4桁ハイフン区切り:0000-0000-0000
  • 4桁コロン区切り:0000:0000:0000
  • 2桁ハイフン区切り:00-00-00-00-00-00
  • 2桁コロン区切り:00:00:00:00:00:00
また、手入力の場合と同様に、任意とする桁は「*」として指定することができます。
デバイスファミリー グループの対象とするAMFデバイスのデバイスファミリーを指定します。
デバイスファミリーは、「AR4050S」、「x950」などのシリーズ名称をドロップダウンリストから選択できます。
「Unknown」を設定したグループには、デバイスファミリーが「未定義」のデバイスが追加されます。
また、「ルーター」「スイッチ」「無線ルーター」といったデバイスタイプを選択すると、該当するAMFデバイスを一括してグループのメンバーに指定できます。
複数のデバイスファミリーを同時に指定することはできません。
デバイス検索 検索したいキーワードを3文字以上入力し、Enterキーを押します。
AVM EXのデバイス一覧に登録されたデバイスのうち、本フィールドに入力された文字列をデバイス名に含む項目を、「デバイス名 | エリア名 | IPアドレス」の形式でドロップダウン表示します。ドロップダウンリストからデバイスをクリックすると、スタティックデバイス欄に追加されます。
元のリストに戻る場合は空欄にしてEnterキーを押します。
Note
大文字小文字は区別しません。
スタティックデバイス 「デバイス検索」欄のドロップダウンリストからグループに手動登録されたデバイスの名前を表示します。
各デバイス名の右側の×印をクリックすると、該当のデバイスをスタティックデバイスの登録から削除することができます。
また、ネットワークマップでデバイスアイコンを右クリックして表示されるコンテキストメニューからやサイドパネルから編集することもできます。
カスタムアイコンを選択 選択したデバイスにアイコンを設定できます。
登録されたカスタムアイコンは、ネットワークマップにおいて、グループに該当するデバイスの表示に使用されます。また、AWCプラグインの管理下APの接続クライアントの場合は、AWCプラグインのフロアマップにて、無線クライアントを示すアイコンにも使用されます。
Note
SNMPプラグインで管理しているAMFデバイスを含むグループの場合、カスタムアイコンの登録は行わないでください。
「カスタムアイコン」ボタンをクリックすると、アイコンを追加することができます。

■ カスタムアイコンを追加

独自のアイコンを登録できます。

  • プレビュー画像:
    「ファイル選択」ボタンで選択した画像のプレビューが表示されます。
    JPEG、PNG形式の場合、画像のうちどの部分をアイコンとして使用するか、正方形の領域でトリミングできます。SVG形式の画像のトリミングはできません。

  • 「キャンセル」ボタン:
    アイコンの登録を中止します。

  • 「ファイル選択」ボタン:
    クリックすると、アイコンとして使用する画像をアップロードできます。指定できる画像の形式は、JPEG、PNG、SVG形式です。

  • 「保存」ボタン:
    アイコンの変更を保存します。

また、登録されたカスタムアイコンにマウスポインターを置くと、削除ボタン(×アイコン)がアイコンの右上に表示されます。削除ボタンをクリックすると、「カスタムアイコンを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、カスタムアイコンはカスタムアイコン一覧から削除されます。
「キャンセル」ボタン グループの登録を中止します。
「保存」ボタン グループを登録します。

グループを編集


表 16:グループを編集 サイドパネル
項目名 説明
名前 グループ名を入力します。4~32文字の、いずれも半角の英字・数字・記号を使用できます。
Note
AT-VST-APL版では、全角の英字・数字・かな・漢字・記号は使用できません。
IP範囲先頭 グループの対象とするデバイスのIPアドレス範囲の開始アドレスを入力します。IPアドレス範囲を指定する場合は、IP範囲先頭とIP範囲末尾の両方を指定する必要があります。
IP範囲末尾 グループの対象とするデバイスのIPアドレス範囲の終了アドレスを入力します。
ベンダー デバイスのベンダー名に含まれるキーワードを指定します。
ベンダー名は、MACアドレスの上位24~36ビットに関連付けられたベンダーの名前です。
例えば、「ベンダーを検索」欄に「allied telesis」を指定すると、「Allied Telesis, K.K.」、「Allied Telesis, Inc.」、「Allied Telesis Labs Ltd」、「Allied Telesis R&D Center K.K.」などのベンダー名を持つデバイスが対象となります。
また、キーワードを入力すると、キーワードを含むベンダー名の一覧がドロップダウンメニューに表示されます。ドロップダウンメニューから対象とするベンダー名を選択することもできます。
Note
複数のベンダー名を指定することはできません。
MACアドレスを追加 グループの対象とするデバイスのMACアドレス(ユニキャストアドレスまたは範囲)を次のいずれかの表記形式で入力し、右側の追加ボタン(+アイコン)を押します。
  • 桁区切り無し:000000000000
  • 4桁ピリオド区切り:0000.0000.0000
  • 4桁ハイフン区切り:0000-0000-0000
  • 4桁コロン区切り:0000:0000:0000
  • 2桁ハイフン区切り:00-00-00-00-00-00
  • 2桁コロン区切り:00:00:00:00:00:00
任意とする桁は「*」として指定することができます。例えば、「0000.5e00.53**」は「00:00:5e:00:53」で始まり、末尾2オクテットは任意のMACアドレス範囲、00:00:5e:00:53:00~00:00:5e:00:53:ffを指します。
追加ボタン(+アイコン)を押すと、下欄にMACアドレスが登録されます。MACアドレスは複数登録できます。各MACアドレスの右側の×印をクリックすると、該当のMACアドレスをダイナミックグループの登録から削除することができます。
「ファイルをアップロード」ボタン グループの対象とするデバイスのMACアドレス(ユニキャストアドレスまたは範囲)をCSVファイル(*.csv)またはテキストファイル(*.txt)から読み込みます。
半角スペース、カンマ、タブ、改行で区切られたテキストのうち、次のフォーマットに一致したものをMACアドレスとして登録します。一致しない文字列は無視されます。
  • 桁区切り無し:000000000000
  • 4桁ピリオド区切り:0000.0000.0000
  • 4桁ハイフン区切り:0000-0000-0000
  • 4桁コロン区切り:0000:0000:0000
  • 2桁ハイフン区切り:00-00-00-00-00-00
  • 2桁コロン区切り:00:00:00:00:00:00
また、手入力の場合と同様に、任意とする桁は「*」として指定することができます。
デバイスファミリー グループの対象とするAMFデバイスのデバイスファミリーを指定します。
デバイスファミリーは、「AR4050S」、「x950」などのシリーズ名称をドロップダウンリストから選択できます。
「Unknown」を設定したグループには、デバイスファミリーが「未定義」のデバイスが追加されます。
また、「ルーター」「スイッチ」「無線ルーター」といったデバイスタイプを選択すると、該当するAMFデバイスを一括してグループのメンバーに指定できます。
複数のデバイスファミリーを同時に指定することはできません。
デバイス検索 検索したいキーワードを3文字以上入力し、Enterキーを押します。
AVM EXのデバイス一覧に登録されたデバイスのうち、本フィールドに入力された文字列をデバイス名に含む項目を、「デバイス名 | エリア名 | IPアドレス」の形式でドロップダウン表示します。ドロップダウンリストからデバイスをクリックすると、スタティックデバイス欄に追加されます。
元のリストに戻る場合は空欄にしてEnterキーを押します。
Note
大文字小文字は区別しません。
スタティックデバイス 「デバイス検索」欄のドロップダウンリストからグループに手動登録されたデバイスの名前を表示します。
各デバイス名の右側の×印をクリックすると、該当のデバイスをスタティックデバイスの登録から削除することができます。
また、ネットワークマップでデバイスアイコンを右クリックして表示されるコンテキストメニューからやサイドパネルから編集することもできます。
カスタムアイコンを選択 選択したデバイスにアイコンを設定できます。
登録されたカスタムアイコンは、ネットワークマップにおいて、グループに該当するデバイスの表示に使用されます。また、AWCプラグインの管理下APの接続クライアントの場合は、AWCプラグインのフロアマップにて、無線クライアントを示すアイコンにも使用されます。
Note
SNMPプラグインで管理しているAMFデバイスを含むグループの場合、カスタムアイコンの登録は行わないでください。
「カスタムアイコン」ボタンをクリックすると、アイコンを追加することができます。

■ カスタムアイコンを追加

独自のアイコンを登録できます。

  • プレビュー画像:
    「ファイル選択」ボタンで選択した画像のプレビューが表示されます。
    JPEG、PNG形式の場合、画像のうちどの部分をアイコンとして使用するか、正方形の領域でトリミングできます。SVG形式の画像のトリミングはできません。

  • 「キャンセル」ボタン:
    アイコンの登録を中止します。

  • 「ファイル選択」ボタン:
    クリックすると、アイコンとして使用する画像をアップロードできます。指定できる画像の形式は、JPEG、PNG、SVG形式です。

  • 「保存」ボタン:
    アイコンの変更を保存します。

また、登録されたカスタムアイコンにマウスポインターを置くと、削除ボタン(×アイコン)がアイコンの右上に表示されます。削除ボタンをクリックすると、「カスタムアイコンを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、カスタムアイコンはカスタムアイコン一覧から削除されます。
「キャンセル」ボタン グループの編集を中止します。
「保存」ボタン グループの編集を反映します。

事前設定

事前設定タブでは、事前設定データを作成し、新規AMFデバイスの配備を簡単に行えます。
AMFマスターは、新しく設置するAMF対応機器のファームウェア、ライセンス、コンフィグなどを「事前設定データ」(一種のバックアップデータ)としてあらかじめ作成しておき、これを該当機器の接続先となる既存デバイスのポートに関連付けることで、新規デバイスを自動的にセットアップする機能を備えています。
AMFデバイスの事前設定では、新規デバイスに適用するコンフィグやファームウェアの格納に、AMFマスターのバックアップ機能を使用します。事前設定を行う場合は、該当のAMFエリアのAMFマスターにて、AMF冗長バックアップ機能の同期先外部メディアのいずれかが有効に機能している必要があります。
また、新規デバイスの接続ポート情報は、新規デバイスの接続を行う既存デバイス(隣接デバイス)のランニングコンフィグに記録されます。隣接デバイスの再起動後も設定を保持するためには、資産管理画面の「デバイス」タブより、スタートアップコンフィグに保存する必要があります。
Note
トポロジーの手動更新中は事前設定は行えません。
Note
次の機種については、事前設定は未サポートとなります。
SH210シリーズ、SH230シリーズ、SH310シリーズ、SH510シリーズ、SE240シリーズ、SE250シリーズ、SE540Lシリーズ、GS900MXシリーズ、GS900MPXシリーズ、XS900MXシリーズ、GS970EMXシリーズ、FS980Mシリーズ、GS980Mシリーズ、GS980EMシリーズ、GS980MXシリーズ
Note
AVM EXでは、SSHサーバーをAMFのバックアップ先としての事前設定は未サポートになります。このため、AMFマスターとしてAMF Cloudを使用しているAMFエリアで事前設定を行う場合は、AMFマスターにてAMFバックアップデータの保存先を内部ストレージに設定してください。
Note
AT-NFV-APL、AT-AR4000S-Cloud、AT-TQ6702 GEN2-R、ATーTQ7403-Rは隣接デバイスとして指定できません。
Note
既存のAMFデバイスの複製(clone)による事前設定は未サポートです。既存のAMFデバイスの設定を基にする場合は、別途コンフィグのダウンロードを行って、必要な個所を適宜変更したうえで、新規デバイスのコンフィグとして事前設定に使用してください。
Note
新規デバイス1つに対する複数候補の機種指定は未サポートです。該当の新規デバイスとして設定する機種は事前に決定しておく必要があります。
Note
新規デバイスを接続する隣接デバイスの接続ポートでは、自動的にネイティブVLANが無効に設定されます。タグなしパケットを受信する必要がある場合は、事前設定を新規デバイスに適用後、適宜設定してください。
Note
次の設定が存在するポートには、新規デバイスの事前設定は行えません。
Note
デバイスディスカバリー(STOAT)機能を使用している機器を交換する、または取り外す際、取り外した機器の設定を変更して別のデバイスとして再利用するときは、設定変更時に「unique-id」コマンドを実行してからAVM EXの管理下に加えてください。
交換前後のデバイスでは同じUUID(機器固有のID)が引き継がれるため、「unique-id」コマンドを実行せずに機器を再利用すると、UUIDの重複によりAVM EX上で同一デバイスとして認識されてしまうことがあります。


■ 表示1
表 17:事前設定一覧 ヘッダー
項目名 説明
タブ 管理する情報を切り替えます。管理する情報は、デバイス、エンドポイント、オフラインデバイス、グループ、ファームウェア、レポートから選択できます。初期状態ではデバイスタブが表示されます。
Note
エンドポイントタブ、オフラインデバイスタブは、アカウントタイプが「管理者」に設定されたユーザーのログインセッションでのみ表示されます。
フィルター 事前設定一覧の表示を絞り込みます。
「フィルター」ボタンをクリックすると、フィルターで絞り込みできる次の項目がドロップダウン表示されます。
  • デバイス名
  • ネットワーク
  • ライセンス
  • イメージ
  • コンフィグ
  • バックアップ用イメージ
  • バックアップ用コンフィグ
  • 隣接デバイス情報
ドロップダウンリストからいずれかの項目のチェックボックスにチェックを付けると、フィルターボタンの右側に、選択した項目の絞り込みフィールドが追加表示されます。
任意の文字列を入力し、Enterキーを押すと、条件に一致する事前設定情報のみ事前設定一覧に表示されます。
検索フィールド 検索したいキーワードを入力します。
現在の表示情報(デバイス名、ネットワークなど)のいずれかに、本フィールドに入力された文字列を含む項目を表示します。
元のリストに戻る場合は空欄にするか検索フィールド右端に表示される消去ボタンをクリックします。
Note
大文字小文字は区別しません。

「ファイルに出力」ボタン
表示している事前設定一覧をCSV(カンマ区切りテキスト)形式のファイルに出力します。

「列を管理」ボタン
事前設定一覧に表示する情報を選択します。
  • デバイス名
  • ネットワーク
  • ライセンス
  • イメージ
  • コンフィグ
  • バックアップ用イメージ
  • バックアップ用コンフィグ
  • 事前設定状態
  • 隣接デバイス情報
  • アクション
デフォルトでは、すべての列が表示されます。
「デバイスを事前設定」ボタン 事前設定を登録します。クリックすると、「新規デバイスを事前設定」サイドパネルが表示されます。

■ 表示2
表 18:事前設定一覧
項目名 説明
デバイス名 デバイス名を表示します。
新規デバイス(ご購入時の状態またはAMFクリーン状態のデバイス)が隣接デバイスに接続された際に、新規デバイスに設定する名前が表示されます。
ネットワーク 新規デバイスが所属するAMFエリア名を表示します。
ライセンス 新規デバイスに適用するライセンスファイル名を表示します。
イメージ 新規デバイスに適用するファームウェアのイメージファイル名を表示します。
コンフィグ 新規デバイスに適用するスタートアップコンフィグ(起動時コンフィグ)のファイル名を表示します。
バックアップ用イメージ 新規デバイスに適用するバックアップ用ファームウェアのイメージファイル名を表示します。
バックアップ用コンフィグ 新規デバイスに適用するバックアップ用のスタートアップコンフィグのファイル名を表示します。
事前設定状態 事前設定の適用状態を表示します。
  • デプロイ未済:
    事前設定はまだ実際のAMFデバイスに適用されていません。
  • 進行中:
    事前設定を新規デバイスに適用しています。
  • デプロイ済み:
    事前設定を実際のAMFデバイスに適用し、正常に動作しています。
    通常は、デプロイ済みの事前設定を残しておく必要はありませんので、適宜、アクション欄から削除して構いません。
隣接デバイス情報 新規デバイスの接続先となる既存デバイスのポート名とAMFデバイス名/AMFエリア名を表示します。
アクション 事前設定に対して実行するアクションを選択できます。
アイコンをクリックすると、次のメニューが表示されます。
  • 削除:
    事前設定を削除します。
    選択すると、「事前設定済みデバイスを削除」ダイアログに確認メッセージが表示されます。「削除」ボタンをクリックすると、事前設定は事前設定一覧から削除されます。
  • 編集:
    事前設定情報を編集します。
    「事前設定済みデバイスを編集」サイドパネルが表示されます。

新規デバイスを事前設定

デバイス名の設定


表 19:事前設定 デバイス名の設定
項目名 説明
名前 デバイス名を設定します(必須)。
1~64文字の、いずれも半角の英字・数字・ハイフン(-)・ピリオド(.)・アンダースコア(_)が使用可能です(大文字小文字を区別します)。
新規デバイス(ご購入時の状態またはAMFクリーン状態のデバイス)が隣接デバイスに接続された際に、新規デバイスに設定する名前を指定します。
隣接デバイス 新規デバイスの接続先となる既存デバイスを選択します(必須)。
フィールドに既存デバイス名またはAMFエリア名の一部を入力して、ドロップダウンリストに表示される選択候補から、新規デバイスを接続する既存デバイスを選択します。
Note
AMFマスターまたはコントローラーのAMFバックアップ機能が有効に動作しているAMFエリアのAMFデバイスのみが隣接デバイスとして選択できます。
ポート 新規デバイスの接続先となる既存デバイスのポートを選択します(必須)。
隣接デバイスを選択すると、デバイスの前面図が下欄に表示されます。また、前面図が小さい場合は、「拡張」ボタンをクリックするとポート前面図がダイアログに拡大表示されます。
前面図のポートをクリックして、接続ポートを選択してください。
「キャンセル」ボタン 事前設定を中止します。
「次へ」ボタン 「ファイル選択」に進みます。

ファイル選択

新規デバイスに設定するファイルを選択します。


表 20:事前設定 ファイル選択
項目名 説明
コンフィグ 新規デバイスに適用するスタートアップコンフィグ(起動時コンフィグ)のファイル名を選択します(必須)。
バックアップ用コンフィグ 新規デバイスに適用するバックアップ用のスタートアップコンフィグのファイルを選択します。
省略した場合は、バックアップ用スタートアップコンフィグファイルを設定しません。
イメージ 新規デバイスに適用するファームウェアのイメージファイルを選択します。
省略した場合は、新規デバイスにインストールされているファームウェアをそのまま使用します。
バックアップ用イメージ 新規デバイスに適用するバックアップ用ファームウェアのイメージファイルを選択します。
省略した場合は、バックアップ用ファームウェアを設定しません。
ライセンス 新規デバイスに適用するライセンスを記述したファイルを選択します。
ライセンスのファイルは、「"ライセンス名": "ライセンス文字列"」の行を列記したテキスト形式(拡張子:.txt)で作成します。
Note
事前設定でサポートするライセンスは文字列形式のフィーチャーライセンスのみです。
アニュアルライセンス、および、バイナリー形式のライセンスは事前設定できませんので、実際のデバイスに事前設定が適用された後に、別途設定してください。
GUIファイル名
Note
本バージョンでは未サポートのため、選択しないでください。
「キャンセル」ボタン 事前設定を中止します。
「戻る」ボタン 「デバイス名の設定」に進みます。
「事前設定」ボタン 事前設定をAMFマスターに作成します。

事前設定済みデバイスを編集

デバイス名の設定


表 21:事前設定 デバイス名の設定
項目名 説明
名前 デバイス名を設定します(必須)。
1~64文字の、いずれも半角の英字・数字・ハイフン(-)・ピリオド(.)・アンダースコア(_)が使用可能です(大文字小文字を区別します)。
新規デバイス(ご購入時の状態またはAMFクリーン状態のデバイス)が隣接デバイスに接続された際に、新規デバイスに設定する名前を指定します。
隣接デバイス 新規デバイスの接続先となる既存デバイスを選択します(必須)。
フィールドに既存デバイス名またはAMFエリア名の一部を入力して、ドロップダウンリストに表示される選択候補から、新規デバイスを接続する既存デバイスを選択します。
Note
AMFマスターまたはコントローラーのAMFバックアップ機能が有効に動作しているAMFエリアのAMFデバイスのみが隣接デバイスとして選択できます。
ポート 新規デバイスの接続先となる既存デバイスのポートを選択します(必須)。
隣接デバイスを選択すると、デバイスの前面図が下欄に表示されます。また、前面図が小さい場合は、「拡張」ボタンをクリックするとポート前面図がダイアログに拡大表示されます。
前面図のポートをクリックして、接続ポートを選択してください。
「キャンセル」ボタン 事前設定を中止します。
「次へ」ボタン 「ファイル選択」に進みます。

ファイル選択


表 22:事前設定 ファイル選択
項目名 説明
コンフィグ 新規デバイスに適用するスタートアップコンフィグ(起動時コンフィグ)のファイル名を選択します(必須)。
バックアップ用コンフィグ 新規デバイスに適用するバックアップ用のスタートアップコンフィグのファイルを選択します。
省略した場合は、バックアップ用スタートアップコンフィグファイルを設定しません。
イメージ 新規デバイスに適用するファームウェアのイメージファイルを選択します。
省略した場合は、新規デバイスにインストールされているファームウェアをそのまま使用します。
バックアップ用イメージ 新規デバイスに適用するバックアップ用ファームウェアのイメージファイルを選択します。
省略した場合は、バックアップ用ファームウェアを設定しません。
ライセンス 新規デバイスに適用するライセンスを記述したファイルを選択します。
ライセンスのファイルは、「"ライセンス名": "ライセンス文字列"」の行を列記したテキスト形式(拡張子:.txt)で作成します。
Note
事前設定でサポートするライセンスは文字列形式のフィーチャーライセンスのみです。
アニュアルライセンス、および、バイナリー形式のライセンスは事前設定できませんので、実際のデバイスに事前設定が適用された後に、別途設定してください。
GUIファイル名
Note
本バージョンでは未サポートのため、選択しないでください。
「キャンセル」ボタン 事前設定を中止します。
「戻る」ボタン 「デバイス名の設定」に進みます。
「事前設定」ボタン 事前設定をAMFマスターに作成します。

ファームウェア

AMFデバイスのファームウェアを管理します。
AMFエリア内のデバイスファミリー(ファームウェアの系列)ごとに、ファームウェアのイメージファイルを選択して、一括更新を行うことができます。
Note
本機能を使用する場合は、AMFマスターにてファームウェアバージョン5.4.9-0.1以降をお使いください。
Note
「デバイス」タブに表示されるAMFデバイスがファームウェア管理の対象となります。
ファームウェアの更新は、「デバイス」タブに表示された管理中の機器と現在AMFネットワークに接続されている機器が一致した状態で行ってください。「デバイス」タブの表示内容と実際の機器が異なる場合は、デバイスの削除や、手動でのトポロジー更新を行い、「デバイス」タブの表示を最新の状態に一致させたうえでファームウェアの更新を行ってください。
Note
対象デバイスファミリーのデバイスのうち、ダウン状態のデバイスはアップデートの対象外になります。この際、アップデートができなかった旨のメッセージは表示されません。アップデートの際は対象デバイスがダウンしていないかどうか、ネットワークマップやファームウェア更新画面で事前にご確認ください。
Note
管理対象にAT-AR4050S-5Gが含まれている場合、AR4050Sデバイスファミリーにファームウェアバージョン5.5.1-0.xより古いファームウェアファイルをアップロードしないでください。
AT-AR4050SとAT-AR4050S-G5は同じデバイスファミリーに属するため、AT-AR4050S-5Gで未サポートの古いファームウェアファイルもアップロードできてしまい、そのまま再起動を実行するとAT-AR4050S-5Gは起動に失敗します。

ファームウェア一覧


■ 表示1
表 23:ネットワーク一覧
項目名 説明
ネットワーク AMFエリア名が表示されます。AMFエリアを選択すると、AMFエリアに所属するAMFデバイスのシリーズがデバイスファミリー一覧に表示されます。

■ 表示2
表 24:デバイスファミリー一覧
項目名 説明
「アップデートしたデバイスを再起動」ボタン AMFエリア内の新しいファームウェアを適用したAMFデバイスを一括して再起動します。
ボタンをクリックすると、「再起動の時間を設定」ポップアップが表示されます。

「再起動の時間を設定」ポップアップ内では、再起動のスケジュールを設定、または直ちに再起動を実行できます。
  • 日付:
    クリックすると、カレンダーコントロールで日付を選択できます。
  • 時刻:
    1時間単位で時刻を選択できます。また、「日付」に当日の日付を選択している場合のみ、「今」が選択できます。
デフォルトでは「今」が選択されています。
Note
日付および時刻は、英語表記となります。
  • 「キャンセル」ボタン:
    再起動のスケジュールの作成をキャンセルします。
  • 「適用」ボタン:
    指定した日時に再起動のスケジュールを設定します。
    日付に当日の日付を、時刻に「今」を選択して「適用」ボタンをクリックすると、直ちに再起動を行うことができます。
再起動のスケジュールが作成されると、本ボタンは「再起動をキャンセル」ボタンに変化します。
Note
一括再起動のスケジュールを設定している場合、デバイスファミリーごとの個別キャンセルはできません。一旦「再起動をキャンセル」ボタンで一括再起動をキャンセルしてから、デバイスファミリーごとに再起動を設定するようにしてください。
「再起動をキャンセル」ボタン 再起動のスケジュールをキャンセルします。
Note
現在実行中の再起動を中断することはできません。
「ファームウェア更新」ボタン 「ファームウェア更新」サイドパネルを表示し、AMFエリア内のAMFデバイスにファームウェアを適用します。複数のデバイスファミリーに対して一度に操作を行うことができます。
デバイスファミリー AMFエリア内のAMFデバイスをデバイスファミリー(ファームウェアの系列)ごとに一覧表示します。
末尾のカッコ内には、該当するAMFデバイス数を表示します。
使用中のリリース AMFデバイスで現在実行されているファームウェアイメージファイルのバージョンを表示します。
ファームウェア状態 ファームウェア更新の進行状況を表示します。
アクション 選択したデバイスファミリーに対する操作を選択します。
  • 再起動:
    新しいファームウェアを適用したデバイスファミリーのAMFデバイスを一括して再起動します。
    ボタンをクリックすると、「再起動の時間を設定」ポップアップが表示されます。

    「再起動の時間を設定」ポップアップ内では、再起動のスケジュールを設定、または直ちに再起動を実行できます。
    • 日付:
      クリックすると、カレンダーコントロールで日付を選択できます。
    • 時刻:
      1時間単位で時刻を選択できます。また、「日付」に当日の日付を選択している場合のみ、「今」が選択できます。
    デフォルトでは「今」が選択されています。
    Note
    日付および時刻は、英語表記となります。
    • 「キャンセル」ボタン:
      再起動のスケジュールの作成をキャンセルします。
    • 「適用」ボタン:
      指定した日時に再起動のスケジュールを設定します。
      日付に当日の日付を、時刻に「今」を選択して「適用」ボタンをクリックすると、直ちに再起動を行うことができます。
    再起動のスケジュールが作成されると、画面右上の「アップデートしたデバイスを再起動」ボタンは「再起動をキャンセル」ボタンに変化します。
  • 更新:
    「ファームウェア更新」サイドパネルを表示し、新しいファームウェアの適用を行います。
  • 更新を続ける:
    中断しているファームウェア更新操作に戻ります。

ファームウェア更新

ファームウェア更新作業を行います。



ファームウェア更新作業は、次の4段階を経て行われます。
  1. ファームウェアの選択
    選択したデバイスファミリーに適用するファームウェアのイメージファイルを選びます。また、該当のデバイスファミリーから、アップデート対象とするデバイスを選びます。
  2. ファームウェアのアップロード
    選択したファームウェアのイメージファイルを、AMFネットワーク上の配布ポイントにアップロードします。
    配布ポイントには、該当のAMFエリアのAMFマスターが使用されます。
  3. AMFデバイスの検証
    選択したファームウェアのイメージファイルを配布可能かどうか、AMFデバイスの状態を確認します。
  4. ファームウェアの配布
    配布ポイントからAMFデバイスのフラッシュメモリーにファイルをコピーします。
    配布が完了すると、配布されたイメージファイルは、通常起動時にロードされる通常用ファームウェアに設定されます。配布の時点でAMFデバイスで動作しているファームウェアは、バックアップ用ファームウェアに設定されます。
Note
AMFエリア内のデバイスファミリー一覧に表示されているデバイスファミリーのいずれか1つを選択してファームウェアの更新を実行した場合でも、ほかのリスト上のすべてのデバイスファミリーのファームウェア状態が「更新を行っています。」と表示されることがありますが、実際にはファームウェアの適用を実行したデバイスのみが対象となります。この場合は、Webブラウザーの再読み込みを行ってください。
Note
ファームウェアのイメージファイルをアップロード後に選択しなおす場合は、「戻る」ボタンではなく、「キャンセル」ボタンで操作を中断し、最初からやり直してください。
Note
AVM EXからデバイスのファームウェア更新を行うと、ファームウェア更新に使用するイメージファイルはAMFネットワーク上の配布ポイントのストレージに保存されます。
保存されたイメージファイルは、ファームウェア更新が終了しても、AMFネットワーク上の配布ポイントのコピー元デバイスに保持されます。
そのため、デバイスの空き領域が少なくなった場合は、不要なイメージファイルは手動で削除してください。

選択


表 25:ファームウェア選択
項目名 説明
ファームウェアイメージを選択 新しくAMFデバイスに適用するファームウェアのイメージファイル(.rel形式)を選択します。
Note
AMF Cloud、AT-NFV-APL、AT-AR4000S-Cloudのファームウェア更新は未サポートです。
選択方法には次の3つがあります。
  • ローカルの格納領域から選択:
    管理画面を閲覧環境のファイル領域から、配布ポイントにアップロードするファームウェアのイメージファイルを選択します。
  • URLから選択:
    ファームウェアのイメージファイルをダウンロードするURLを指定します。
    Note
    AVM EXサーバーからアクセスできるURLを指定してください。
    URLから選択を行う場合に限り、ファームウェアのイメージファイル(.rel形式)の他に、ファームウェアファイルを含むZIPファイル(.zip形式)を選択できます。
    Note
    ZIPファイルに含まれるファームウェア以外のファイルは無視されます。
    なお、複数のファームウェアファイルを含むZIPファイルは未サポートとなります。
  • (AMFマスターのデバイス名)から選択:
    「マスターから選択」ダイアログを表示し、該当のAMFエリアのAMFコントローラーまたはAMFマスターのファイル領域に保管されたファームウェアから選択します。

    ■ マスターから選択 ダイアログ
    AMFコントローラーまたはAMFマスターのファイル領域に保管されたファームウェアの一覧から、AMFデバイスに適用するイメージファイルを選択します。
    このダイアログには、実行中のファームウェア更新の対象デバイスファミリーに該当するファームウェアのみが一覧表示されます。

    Note
    AMFコントローラーまたはマスターに装着された外部ストレージ(USBメモリーまたはSDHCカード)を使用する場合は、ファームウェアイメージファイルは外部ストレージのルートディレクトリーに保存してください。
    Note
    一度のファームウェア更新で、複数の格納領域(AMFコントローラーまたはマスターのフラッシュメモリー、装着されたUSBメモリー、SDHCカード)を同時に使用することはできません。ファームウェアイメージファイルが複数の格納領域に存在する場合、格納領域ごとに分けてファームウェア更新を行ってください。
    • チェックボックス:
      アップロードの対象として選択するファームウェアイメージファイルのチェックボックスにチェックを入れます。
    • デバイスファミリー:
      ファームウェアのイメージファイルが対応するデバイスファミリーを表示します。
    • イメージ:
      ファームウェアのイメージファイルのファイル名を表示します。
    • リリースサイズ:
      ファームウェアのイメージファイルのファイルサイズを表示します。
    • キャンセル:
      ファームウェアイメージの選択を中断します。
    • イメージを追加:
      選択したファームウェアイメージをアップロードの対象として指定します。
選択したファームウェアのバージョンは、サイドパネル下部の対象リリース一覧に表示されます。
Note
1つのデバイスファミリーに対して複数のファームウェアイメージファイルを選択することはできません。
配布ポイントのコピー元デバイス 配布ポイントとなるAMFマスターからAMFデバイスに配布するファイルを保管する記憶デバイスをメニューから選択します。
メニューには、次のうち、実際にAMFマスターに装着された記憶デバイスのみが表示されます。
  • flash:フラッシュメモリー(AMF Cloudの場合はインストールされたハードディスクパーティション)
  • usb:USBメモリー
  • card:SDHCカード
通常は、外部記憶デバイス(USBメモリー、SDHCカード)に比べて読み書き速度が優れたフラッシュメモリーを配布ポイントにすることをお勧めします。
「デバイスを編集」ボタン 「デバイスを選択」ダイアログを表示します。

選択したファームウェアイメージファイルに適合するデバイスファミリーから、ファームウェアを更新するデバイスを選択できます。
更新対象とするデバイスにチェックをつけ、「保存」ボタンを押します。
デフォルトではすべてのデバイスが対象(チェックあり)の状態です。
対象リリース一覧 更新対象のデバイスファミリーに適用しようとしているファームウェアのイメージファイルを表示します。
  • デバイスファミリー:
    更新対象のデバイスファミリーを表示します。
    デバイスファミリー一覧各行のアクション欄から「更新」を選択した場合は、該当のデバイスファミリーのみが表示されます。
    デバイスファミリー一覧右上の「ファームウェア更新」ボタンからファームウェア更新サイドパネルを表示した場合は、AMFエリア内のすべてのデバイスファミリーが一覧されます。
    末尾のカッコ内には、該当デバイスファミリーのデバイス総数とファームウェア適用対象のデバイス数が「(対象数 / 総数)」の形で表示されます。該当デバイスファミリーのすべてのデバイスが適用対象の場合は、総数が表示されます。
  • 対象リリース:
    該当のデバイスファミリーに適用しようとしているファームウェアイメージファイルのファイル名を表示します。
  • コピー元:
    該当のデバイスファミリーに適用しようとしているファームウェアイメージファイルのコピー元を表示します。
  • リリースサイズ:
    該当のデバイスファミリーに適用しようとしているファームウェアイメージファイルのファイルサイズを表示します。
  • 編集ボタン(鉛筆アイコン):
    「デバイスを選択」ダイアログを表示します。
    該当のデバイスファミリーのうち、適用対象のデバイスを選択できます。
  • 削除ボタン(ゴミ箱アイコン):
    該当のデバイスファミリーに適用しようとしているファームウェアイメージファイルの指定を解除します。
「キャンセル」ボタン ファームウェアの更新を中止します。
ファームウェア更新サイドパネルでの選択はリセットされます。
「次へ」ボタン 選択したファームウェアイメージファイルのアップロードに進みます。
ファームウェアイメージファイルを指定されていないデバイスファミリーがある場合や、同じデバイスファミリーに対して複数のファームウェアイメージファイルを指定してしまった場合などは、クリックできません。

アップロード

選択されたファームウェアのイメージファイルを配布ポイントにアップロードします。
Note
ご使用の環境によっては、ファームウェアの転送開始までに時間がかかる場合があります。

表 26:ファームウェアアップロード
項目名 説明
イメージ ファームウェアイメージファイルのファイル名を表示します。
リリースサイズ ファームウェアイメージファイルのファイルサイズを表示します。
状態 ファームウェアイメージファイルのアップロードの進捗状況をプログレスバーで、成功、または、失敗のメッセージで表示します。
「キャンセル」ボタン ファームウェアの更新を中止します。
ファームウェア更新サイドパネルでの選択、アップロードはリセットされます。
「戻る」ボタン ファームウェア選択に戻ります。
「次へ」ボタン AMFデバイスの検証に進みます。
すべてのファームウェアイメージファイルのアップロードに失敗した場合はクリックできません。

検証

選択したファームウェアのイメージファイルを配布可能かどうか、AMFデバイスの状態を確認します。
AMFデバイスがダウンしている場合や、AMFデバイスのフラッシュメモリーの空き容量が不足している場合などは、検証失敗となります。


表 27:AMFデバイス検証
項目名 説明
デバイスファミリー ファームウェアの更新を行うデバイスファミリーを表示します。
末尾のカッコ内には、該当デバイスファミリーのデバイス総数とファームウェア適用対象のデバイス数が「(対象数 / 総数)」の形で表示されます。該当デバイスファミリーのすべてのデバイスが適用対象の場合は、総数が表示されます。
対象リリース 更新に用いるファームウェアイメージファイルのファイル名を表示します。
リリースサイズ 更新に用いるファームウェアイメージファイルのファイルサイズを表示します。
状態 ファームウェアの更新を行うAMFデバイスの状態を表示します。
「キャンセル」ボタン ファームウェアの更新を中止します。
ファームウェア更新サイドパネルでの選択、アップロード、検証結果はリセットされます。
「戻る」ボタン ファームウェアのアップロードに戻ります。
「デバイスを更新」ボタン ファームウェアの配布に進みます。
すべてのAMFデバイスの検証に失敗した場合はクリックできません。

配布

配布ポイントからAMFデバイスにファームウェアのイメージファイルのコピーを行います。


表 28:ファームウェア配布
項目名 説明
デバイスファミリー ファームウェアの更新を行うデバイスファミリーを表示します。
末尾のカッコ内には、該当デバイスファミリーのデバイス総数とファームウェア適用対象のデバイス数が「(対象数 / 総数)」の形で表示されます。該当デバイスファミリーのすべてのデバイスが適用対象の場合は、総数が表示されます。
対象リリース 新しいファームウェアイメージのバージョンを表示します。
状態 配布の進行状況が表示されます。
ファームウェアの配布が完了すると、配布されたイメージファイルは、通常起動時にロードされる通常用ファームウェアに設定されます。配布の時点でAMFデバイスで動作しているファームウェアは、バックアップ用ファームウェアに設定されます。
配布したファームウェアは、対象のデバイスを再起動するまで適用されません。
本画面の「アップデータしたデバイスを再起動」ボタンやデバイスファミリーごとの「再起動」ボタンから一括して、または、「デバイス情報」画面や「ネットワークマップ」画面からAMFデバイスごとに再起動を行ってください。

レポート

ネットワーク内で検出されたデバイスの割合を、属性別にグラフ表示できます。
グラフ表示されるデバイスの属性は次の通りです。