「表示」メニューでは、ツールバーとステータスバーの表示/非表示 設定、しきい値の表示と編集、ログの表示などが行えます。
「表示」メニュー
ツールバーの表示/非表示を切り替えます。チェックマーク付きなら表示、付いていないときは非表示です。
ステータスバーの表示/非表示を切り替えます。チェックマーク付きなら表示、付いていないときは非表示です。
システム情報(管理名、設置場所、連絡先、機器詳細)の表示/非表示を切り替えます。チェックマーク付きなら表示、付いていないときは非表示です。
ADV では、任意の MIB 変数値を継続的に監視し、あらかじめ設定しておいた「しきい値」を超えたときにポップアップウィンドウを表示したり、任意のコマンドを実行させたりする機能があります。
「表示」→「しきい値の表示」サブメニューでは、現在設定されているしきい値の一覧を表示します。また、しきい値の設定/編集も可能です。
本メニュー項目を選択すると、次のようなダイアログが表示されます。しきい値をまだ1つも設定していないときは、リストは空です。
「しきい値の表示」ダイアログ
各欄の意味は以下のとおりです。
項目名をクリックすると、一覧を項目ごとにソートすることができます。
Note
最大値、最小値、平均値、現在の値は、1度もポーリングが行われていない状態では何も表示されません。初めてポーリングが行われた時点で値が表示されます。また、ポーリングが 1回しか行われていない状態では、各欄の値はすべて同じ値になります。指定した MIB 変数の値が設定条件を超えた場合は、「状態」の欄に赤い矢印が表示されます。なお、しきい値の設定は、SYNTAX が Gauge、Integer、Counter、Gauge32、Integer32、Counter32、Counter64 の MIB 変数に対してのみ有効です。
新規にしきい値を設定したいときにクリックします。「しきい値の編集」ダイアログが表示されるので、監視したい変数(インスタンス番号を含む)としきい値を指定してください。詳細は「しきい値ボタン」の項をご参照ください。
一覧上で選択したしきい値の設定を削除します。
一覧上で選択したしきい値の設定を変更します。
Note
編集は、一覧中の行をダブルクリックすることでも行うことができます。
ログを表示します。ADV の起動時刻や Trap を受信した時刻等を確認で きます。
ログの表示
ログを指定したファイルに保存します。
ログをクリアします。
Note
一般に、Trap は ADV がネットワーク管理製品から起動されている場合は受信できません。単独で起動されている場合のみ受信可能です。
スナップショット機能を使用します。この機能を使用すると、メインウィンドウに表示されるフロントパネルやその他の画像や情報を、一定間隔で自動的に保存することができます。
HTML および XML ファイルとして保存されますので、結果を Web ブラウザーなどで簡単に閲覧することができます。
メニューを選択すると「スナップショットの開始」ダイアログが表示されます。
スナップショットの開始
スナップショットの結果を保存する HTML ファイル名をフルパスで指定します。
例: C:\Program Files\Allied Telesis\AlliedView NMS SE\DeviceView\tmp\snapshot.htm
例のように「snapshot.htm」を指定した場合、同じ場所に XML ファイル「snapshot.xml」も生成されます。
Note
XML ファイルを表示するには XML の表示に対応した Web ブラウザー(IE 10など)が必要です。
また、「表示する項目」の選択状況によっては、以下の PNG ファイルも生成されます。
チェック項目 | 生成される PNG ファイル |
---|---|
メインパネル | snapshot_m*.png |
折れ線グラフ | snapshot_p*.png |
バーチャート | snapshot_b*.png |
パイチャート | snapshot_i*.png |
テーブル情報 | PNG ファイルは生成されません |
HTML に保存したい情報を選択します。選択できる項目は、現在表示しているウィンドウの状態によって変わります。
ここをチェックすると、Web ブラウザーが一定間隔ごとに再表示を行うように HTML に指定します。
HTML に設定する前景色、背景色を指定します。
「OK」ボタンをクリックすると、指定した内容でスナップショットの処理が開始されます。
もう一度メニューから「表示」→「スナップショットの作成」を選択すると、スナップショットの処理を中止することができます。
Note
共通 GUI からスナップショット処理を起動した場合は、共通 GUI を閉じることでも処理を終了できます。
Web ブラウザーでのスナップショットの表示
エージェントの最新の状態を確認し、パネルウィンドウを再表示します。エージェントの機種が知らない間に変更されたり、スタック可能な機器のスタック数が変更されたりした場合に、現在の構成状態を再表示します。