CentreNET Swim Manager ユーザーズガイド
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4.1.6 統計履歴の収集


MIB値の推移を記録する「統計履歴の収集」タスクを作成します。メインビューのテーブル上で履歴を取りたい情報のセルを選択し、このメニューを選択すると、「監視タスクの追加 - [統計履歴の設定]」ダイアログが表示されます。

Note - 履歴収集対象のセルが選択されていないと、このメニューはグレー表示となって選択できません。


4.1.6.1 監視タスクタブ

「監視タスク」タブでは、下記の各項目を設定します。

項目

内容

対象

統計履歴収集の対象となるノードの名前が表示されます。設定はできません。

タスクの名前

この監視タスクの名前です。任意の文字列を指定できます。デフォルトでは「<対象>の<変数名>」になります。

開始予定

監視タスクを特定の日時に開始させたい場合は、このラジオボタンをマークし、開始日時と時刻を指定します。

設定後すぐに開始

監視タスクを作成後すぐに開始させたい場合は、このラジオボタンをマークしてください。

サンプル方法

MIB変数値のサンプル方法です。統計履歴は「絶対値」でサンプルされます。

ラップ

このチェックボックスをチェックした場合、監視期間が過ぎると、収集データをラップラウンド(上書き)します。

サンプル間隔

MIB変数値のサンプル間隔を指定します。

  • Note - サンプル間隔をあまり短く設定すると、データの保存量が大きくなるばかりでなく、ネットワークやPCのCPUにも負荷がかかりますのでご注意ください。

監視期間

監視タスクの実行期間を指定します。単位は分、時、日、週、月、無期限から選択できます。

監視タスクは、今現在または開始予定時間から上記のサンプル間隔で情報を収集し、監視期間だけ経過した時点で終了します。ただし、「ラップ」をチェックしている場合は、期間が来るとタイマーがリセットされ再度タスクが開始されます。

監視状態

タスクの状態を表示します。状態には、下記の4種類があります。

  • 予約中: タスクはまだ実行されていません。開始予定時間になったら起動されます。
  • 監視中: 現在タスクを実行中です。
  • 停止: タスクは停止しています。(再開または開始が可能です。)
  • 終了: タスクはすでに終了しています。(再開、開始はできません。)

タスクの追加時は、常に「未定」と表示されます。

イベント

タスク追加後にタスクのプロパティを参照すると、このフィールドに発生したイベントが表示されます。

  • なし: 正常に監視中です。
  • エラー検出: 監視中に無応答などのエラーが検出されました。

タスクの追加時は、常に「なし」と表示されます。

残り監視時間

タスク追加後にタスクのプロパティを参照すると、監視タスクの残り実行時間が表示されます。タスクの追加時は、「未定」と表示されます。

コメント欄

任意のコメントを入力できます。


4.1.6.2 変数タブ

「変数」タブでは、統計収集対象の変数を選択します。

項目

内容

変数名

統計を取りたい変数をチェックしてください。

MIB名

上記「変数名」に対応するMIBオブジェクト名が表示されます。

最終値(絶対値)

最後にサンプルしたときの変数値が絶対値で表示されます。

Note - 1つのタスクで監視できるMIB変数の数は最大24個です。25個以上の変数を監視したいときは、複数のタスクを作成してください。


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