CentreNET Swim Manager ユーザーズガイド
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6.2.3 ツリー上での操作


MIBツリー上では下記の操作が可能です。


6.2.3.1 ノードをダブルクリック

閉じたノード (オブジェクトグループ)をダブルクリックすると、1つ下のツリーが開きます。また、開いた状態のノード をダブルクリックすると、下位のツリーがすべて閉じます。これらの操作は、ノードの左にある「+」または「-」マークをクリックするのと同じです。


6.2.3.2 リーフをダブルクリック

リーフ (MIB変数、トラップなど)をダブルクリックすると、該当変数の詳細情報(下図)が表示されます。この操作は、ノード またはリーフを選択して、「詳細」ボタンをクリックするのと同じです。


6.2.3.3 MIBオブジェクトの詳細情報を表示

ツリー上でオブジェクトを選択し、「詳細」ボタンをクリックすると、該当オブジェクトに関する詳細な情報が表示されます。リーフの場合は、アイコンをダブルクリックしても同じ操作となります。


6.2.3.4 MIBオブジェクトを検索

「検索」テキストボックスに検索文字列を入れ、「検索」ボタンをクリックすると、名前に指定した文字列を含むMIBオブジェクトを検索できます。

検索に成功した場合、該当オブジェクトの上位ツリーがすべて開いた状態になり、選択状態となります。繰り返し「検索」ボタンをクリックすることで、次の候補を検索することもできます。

Note - 検索中はツリーが開いたり閉じたりし、一致するオブジェクトが見つかった時点で停止します。


6.2.3.5 MIB変数の値を表示

ツリー上でMIB変数を選択し、「表示」ボタンをクリックすると、ビューワのメインビューに選択した変数の値が表示されます。

Note - 実装されていない変数を表示させた場合は、「値」欄に何も表示されません。

このとき、自動的にフォーカスがビューワに移動します。


6.2.3.6 MIB Walkの実行

ツリー上で任意のオブジェクトを選択し、「Walk」ボタンをクリックすると、指定したオブジェクトを起点として、MIB変数値を連続的に収集することができます。

MIB Walkでは、GetNextRequestを利用して、指定されたオブジェクトを起点にMIB変数の値を連続的に取得し、ファイルに書き出します。ファイルは、サーバのSwim Managerインストールディレクトリ下のreportsディレクトリに書き出されます。「表示」ボタンのときのように、結果をメインビューに表示することはできません。

Walkの終了は、ビューワのログビューで確認できます。

次に、Walkで書き出されたファイルの例を示します。

--->Allied Telesis K.K.

--->CentreNET Swim Manager MIB Walker

--->Start Date = 2001年03月10日 Saturday

--->Start Time = 16時24分15秒

 

--->Host Name = ud-gw.tw.allied-telesis.co.jp

--->IP Address = 172.16.28.32

 

sysDescr.0

1.3.6.1.2.1.1.1.0

Allied Telesis, K.K. CentreCOM 8312, SW Version 5.5

 

sysObjectID.0

1.3.6.1.2.1.1.2.0

c8312

 

(中略)

 

sysServices.0

1.3.6.1.2.1.1.7.0

6

 

--->MIBの最後です。


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J613-M0103-10 Rev.C