[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

SET SQOS RED

カテゴリー:QoS / 一般コマンド


SET SQOS RED=red-list [AVERAGING=0..99] [DESCRIPTION=string] [START1=0..100] [STOP1=0..100] [DROP1=0..100] [START2=0..100] [STOP2=0..100] [DROP2=0..100] [START3=0..100] [STOP3=0..100] [DROP3=0..100]

red-list: REDカーブセット番号(3〜9999。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
string: 文字列(1〜100文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)


REDカーブセットのパラメーターを変更する。



パラメーター

RED: REDカーブセット番号。複数指定も可能。

AVERAGING: 平均キュー長の算出に使う期間を示す係数。0を指定した場合、算出された平均キュー長はその時点でのキュー長に等しくなる。また、本パラメーターの値が大きいほど、時間的に広い範囲のデータを使用して平均キュー長を算出するようになる。これにより、キュー長がSTOPx(xは1〜3)に近い状況における TCPのパフォーマンスが向上する。デフォルトは98。

DESCRIPTION: メモ。任意の文字列を指定できる。

START1: 帯域クラス1のパケットを破棄し始めるポイント。キュー長に対する割合(%)で指定する。キュー長がこのポイントを超えると、帯域クラス1のパケット破棄率が徐々に高くなり、STOP1に達したときに破棄率がDROP1で指定された値となる。デフォルトは35。

STOP1: 帯域クラス1のパケットを完全に破棄し始めるポイント。キュー長に対する割合(%)で指定する。START1より大きな値を指定すること。キュー長がこのポイントを超えると、帯域クラス1のすべてのパケットが破棄されるようになる。デフォルトは65。

DROP1: キュー長がSTOP1に達したときの帯域クラス1のパケット破棄率(%)。デフォルトは30。

START2: 帯域クラス2のパケットを破棄し始めるポイント。キュー長に対する割合(%)で指定する。キュー長がこのポイントを超えると、帯域クラス2のパケット破棄率が徐々に高くなり、STOP2に達したときに破棄率がDROP2で指定された値となる。デフォルトは35。

STOP2: 帯域クラス2のパケットを完全に破棄し始めるポイント。キュー長に対する割合(%)で指定する。START2より大きな値を指定すること。キュー長がこのポイントを超えると、帯域クラス2のすべてのパケットが破棄されるようになる。デフォルトは65。

DROP2: キュー長がSTOP2に達したときの帯域クラス2のパケット破棄率(%)。デフォルトは30。

START3: 帯域クラス3のパケットを破棄し始めるポイント。キュー長に対する割合(%)で指定する。キュー長がこのポイントを超えると、帯域クラス3のパケット破棄率が徐々に高くなり、STOP3に達したときに破棄率がDROP3で指定された値となる。デフォルトは35。

STOP3: 帯域クラス3のパケットを完全に破棄し始めるポイント。キュー長に対する割合(%)で指定する。START3より大きな値を指定すること。キュー長がこのポイントを超えると、帯域クラス3のすべてのパケットが破棄されるようになる。デフォルトは65。

DROP3: キュー長がSTOP3に達したときの帯域クラス3のパケット破棄率(%)。デフォルトは30。



関連コマンド

CREATE SQOS RED
SHOW SQOS RED




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