[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:運用・管理 / ログ
ADD LOG OUTPUT={TEMPORARY|PERMANENT|output-id} [FILTER=entry-id] [ACTION={PROCESS|IGNORE}] [ALL] [DATE=[op]date] [DEVICE=[op]device] [FILE=[op]filename] [MSGTEXT=[op]string] [MODULE=[op]module-id] [REFERENCE=[op]string] [SEVERITY=[op]severity] [SOURCELINE=[op]line-num] [SUBTYPE=[op]subtype-id] [TIME=[op]time] [TYPE=[op]type-id]
output-id: ログ出力ID(1〜20)
entry-id: エントリー番号(1〜)
op: 比較演算子(「<」(小さい)、「>」(大きい)、「!」(等しくない)、「」(等しい)、「%」(以下の文字列を含む))
date: 日付(dd-mmm-yyyyの形式。ddは日(1〜31)、mmmは月(英語月名の頭3文字。例:APR)、yyyyは西暦年)
device: デバイス番号
filename: ファイル名(1〜12文字)
string: 文字列
module-id: モジュール名またはモジュール番号(0〜255)
severity: ログレベル(0〜7)
line-num: 行番号(1〜)
subtype-id: ログメッセージのサブタイプ名またはID
time: 時刻(hh:mm:ssの形式。hhは時(0〜23)、mmは分(0〜59)、ssは秒(0〜59))
type-id: ログメッセージのタイプ名またはID
ログ出力先にメッセージフィルターのエントリーを追加し、出力するログメッセージの条件を指定する。
CREATE LOG OUTPUTコマンドで出力先を定義しただけでは、ログメッセージは出力されない。本コマンドで出力するメッセージの条件を指定する必要がある。
パラメーター |
OUTPUT: ログ出力先ID。1〜20の任意の番号か、特殊なキーワード「TEMPORARY」(RAM)または「PERMANENT」(NVS)を指定する。
FILTER: メッセージフィルターのエントリー番号。省略時はフィルターリストの末尾に追加される。すでにn個のエントリーが存在している場合(1〜nが存在)、本パラメーターを省略すると「n+1」を指定したのと同じ動作になる。また、「n+1」より大きなエントリー番号を指定することはできない。既存エントリーと同じ番号を指定した場合は、既存エントリーの前に新規エントリーが追加され、既存エントリー以降は番号が1つずつ後ろにずれる。
ACTION: フィルターアクション。このエントリーにマッチしたメッセージを処理(PROCESS)するか、無視(IGNORE)するかを指定。省略時はPROCESS。
ALL: すべてのメッセージにマッチさせたいときに指定する。他の条件と同時に指定することはできない。
DATE: メッセージの日付。省略時はすべての日付にマッチする。
DEVICE: デバイス番号。省略時はすべてのデバイスにマッチする。
FILE: 該当モジュールのソースプログラムファイル名(例:logmain.c)。ソースファイル名は、SHOW LOGコマンドにFULLオプションを付けたときに表示される。省略時はすべてのファイル名にマッチする。
MSGTEXT: メッセージ本文と比較する文字列。省略時はすべてのメッセージにマッチする。
MODULE: モジュール番号またはモジュール名。省略時はすべてのモジュールにマッチする。
REFERENCE: メッセージ中の参考情報。省略時はすべてにマッチする。
SEVERITY: メッセージのログレベル。省略時はすべてのログレベルにマッチする。
SOURCELINE: メッセージを生成したソースプログラムファイルの行番号。省略時はすべての行にマッチする。
SUBTYPE: メッセージのサブタイプ名またはサブタイプ番号。省略時はすべてのサブタイプにマッチする。
TIME: メッセージの時刻。省略時はすべての時刻にマッチする。
TYPE: メッセージのタイプ名またはサブタイプ番号。省略時はすべてのサブタイプにマッチする。
例 |
■ VLANのログだけを出力するフィルターエントリーを、ログ出力先定義「3」に追加する。
ADD LOG OUTPUT=3 MODULE=VLAN
■ ログレベル6以上のメッセージだけを出力するフィルターエントリーを、ログ出力先定義「4」に追加する。
ADD LOG OUTPUT=4 SEVERITY=>6
関連コマンド |
CREATE LOG OUTPUT
DELETE LOG OUTPUT
SET LOG OUTPUT
SHOW LOG OUTPUT
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