[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7

IPv6/IPv6インターフェース


  - 基本設定


IPv6インターフェースの設定方法について説明します。

本製品は上位ルーターからのルーター通知(RA:Router Advertisement)によるアドレスの自動設定には対応していません。アドレスは手動で設定する必要があります。ただしリンクローカルアドレスに関してはADD IPV6 INTERFACEコマンドかCREATE IPV6 INTERFACEコマンドを実行することで自動で設定されます。

 

基本設定


■ 本製品のVLANインターフェースにIPv6アドレスを設定するには、ADD IPV6 INTERFACEコマンドを使います。IPv6アドレスは、IPアドレスとプレフィックス長の組で指定します(IPv4におけるIPアドレスとネットマスクに相当)。vlan-whiteにIPv6アドレス「3ffe:b80:3c:10::1/64」を設定するには、次のようにします。


Note - 各インターフェースに割り当てられたIPv6アドレスには有効期限がありません。明示的に削除されるまで有効となります。

■ インターフェースをリンクローカルアドレスだけで運用するには、ADD IPV6 INTERFACEコマンドではなく、CREATE IPV6 INTERFACEコマンドを使います。本コマンドを実行すると、リンクローカルアドレスが自動的に設定されます。リンクローカルアドレスは、同一データリンク上(同一VLAN上)でのみ使用可能なアドレスです。ルーター越えの通信には使用できません。


■ 自動設定したリンクローカルアドレスを確認するには、SHOW IPV6 INTERFACEコマンドを使います。


■ IPv6インターフェースの情報はSHOW IPV6 INTERFACEコマンドで確認できます。








Copyright (C) 2004-2010 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: J613-M0249-11 Rev.J