[index] CentreCOM 8948XL コマンドリファレンス 2.9

DELETE OSPF REDISTRIBUTE

カテゴリー:IP / 経路制御(OSPF)


DELETE OSPF REDISTRIBUTE PROTOCOL={STATIC|INTERFACE|RIP|BGP}


非OSPF経路をAS外部LSAでAS内に通知しないよう設定する。

本コマンドはAS境界ルーター(ASBR)でのみ意味を持つ。



パラメーター

PROTOCOL: AS外部経路の起源。STATIC(スタティック経路)、INTERFACE(非OSPFインターフェースの直結経路)、RIP(RIP経路)、BGP(BGP経路)から選択する。



表 1:本コマンド実行による、SET OSPFコマンドのパラメーター設定値自動変更
本コマンドの指定値
影響を受けるSET OSPF コマンドのパラメーター
パラメーター値への影響の詳細
PROTOCOL=STATIC STATICEXPORT YES → NO
PROTOCOL=RIP RIP IMPORT → OFF、または、BOTH → EXPORT
PROTOCOL=BGP BGPIMPORT ON → OFF



備考・注意事項

PROTOCOLパラメーターにSTATIC、RIP、BGPを指定した場合、SET OSPFコマンドのSTATICEXPORT、RIP、BGPIMPORTパラメーターの設定値も自動的に変更される。自動変更の詳細は別表を参照。



関連コマンド

ADD OSPF REDISTRIBUTE
SET OSPF REDISTRIBUTE
SHOW OSPF REDISTRIBUTE



参考

RFC1587, The OSPF NSSA Option
RFC2328, OSPF Version 2


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