[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.3.1

service password-encryption

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ユーザー認証

(config)# [no] service password-encryption

パスワード暗号化サービスを有効化し、各種パスワードが暗号化された状態で保存されるよう設定する。
no形式で実行したい場合は、パスワード暗号化サービスを無効化し、各種パスワードが平文で保存されるよう設定する。
初期設定は有効。

パスワード暗号化サービスの対象となるパスワードは次のとおり。

• CLIへのログインパスワード（usernameコマンド）
  
• 特権EXECモードに移行するためのパスワード（enable passwordコマンド）
  

注意・補足事項

■ パスワード暗号化サービスを有効から無効に変更した場合、コンフィグ中の暗号化パスワードは次のように変換される。

• スタートアップコンフィグありの状態で起動した場合、スタートアップコンフィグに暗号化された状態で記述されていたパスワードは暗号化形式のままで変化しない。
  
• CLIから暗号化された状態で入力したパスワードは暗号化形式のまま変化しない。
  
• CLIから平文で入力し、パスワード暗号化サービスによって自動的に暗号化されたパスワードは平文に戻る。
  
• スタートアップコンフィグなしの状態で起動した場合、初期設定ユーザー「manager」のパスワードは平文に戻る。
  

コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- service password-encryption（グローバルコンフィグモード）


関連コマンド

enable password（グローバルコンフィグモード）
username（グローバルコンフィグモード）

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