[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.3.1
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ユーザー認証
(config)# username NAME [privilege {1|15}] [password [8] WORD]
(config)# no username NAME
ユーザーアカウントを追加する。または、既存ユーザーアカウントの権限レベルやパスワードを変更する。
no形式で実行した場合は指定したユーザーアカウントを削除する。
NAME |
ユーザー名。最大15文字。使用可能な文字は半角の英数字のみ。大文字小文字を区別する。 | ||||
privilege {1|15} |
権限レベル。15(管理者ユーザー)、1(一般ユーザー)から選択する。この値は、該当ユーザーが特権EXECモードに移行できるかどうか、および、移行時に特権パスワードの入力が必要かどうかを判断するために使用される。初期状態(enable passwordコマンドで特権パスワードを設定していない状態)では、レベル15のユーザーは特権EXECモードへの移行権限を持つが、レベル1のユーザーは特権EXECモードへの移行権限を持たない。ただし、特権パスワードを設定している場合は、レベル1のユーザーであってもパスワードを正しく入力すれば特権EXECモードに移行できる。なお、権限レベル15のユーザーは特権パスワードの適用対象外であるため、特権EXECモードへの移行時にパスワードの入力を求められることはない。新規追加時に本パラメーターを省略した場合は初期値として1が設定される。既存ユーザーに対する設定で本パラメーターを省略した場合は既存設定のまま変更されない | ||||
password [8] WORD |
パスワード。最大16文字。使用可能な文字は半角の英数字と記号(スペース、?を除く)。大文字小文字を区別する。新規追加時は必須。既存ユーザーに対する設定で本パラメーターを省略した場合は、既存設定のまま変更されない。省略可能なキーワード「8」は、後続のWORDがすでに暗号化されたパスワードであることを示す。これは通常コンフィグファイル中で使用されるもので、コマンドラインから使うものではない(前述の使用可能文字の制限は暗号化済みパスワードには適用されない) |
■ 権限レベル15のユーザーzeinを新規追加する。新規追加時はパスワードを省略できない。
awplus(config)# username zein privilege 15 password xyzxyzxyz ↓ |
awplus(config)# username zein password qwertypoiuyt ↓ |
awplus(config)# no username zein ↓ |
■ パスワード暗号化サービス(service password-encryptionコマンド)が有効になっている場合、本コマンドで設定したパスワードは暗号化された形式でコンフィグに保存される。このとき、後続の文字列が暗号化されたパスワードであることを示すキーワード「8」が自動的に付加される。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- username(グローバルコンフィグモード)
service password-encryption(グローバルコンフィグモード)
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