[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.4.1
モード: インターフェースモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config-if)# priority-queue QUEUELIST
対象スイッチポートの指定した送信キューでPQ方式のスケジューリング(絶対優先スケジューリング)を行うよう設定する。
初期状態では、すべての送信キューでPQを使用するよう設定されている。
PQ方式を使う送信キューの間では、上位キュー(番号の大きなキュー)の送信が完了するまで下位キューからはパケットが送信されない。
PQ方式の送信キューは、WRR方式のスケジューリングを行うキューより優先度が高いため、同一スイッチポート上でPQとWRRを併用している場合、PQ方式の送信キューにパケットが存在している間、WRR方式のキューからはパケットが送信されない。
QUEUELIST := |
{<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>} |
||||
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能 |
■ ポート1.0.13に対し、すべての送信キューでPQ方式を用いるよう設定する(初期設定)。
awplus(config)# interface port1.0.13 ↓ awplus(config-if)# priority-queue 0 1 2 3 4 5 6 7 ↓ |
■ 本コマンドは、QoS機能が無効だと実行できない(初期設定は有効。有効・無効はmls qos enableコマンドで制御)。
■ 本コマンドで指定する送信キュー番号は、ユニキャストパケット用の送信キュー(UQ0〜UQ7)の番号。フラッディングパケット用の送信キュー(MQ0〜MQ3)を明示的に指定することはできないが、UQ1、UQ3、UQ5、UQ7の指定は、実際にはUQ1+MQ0、UQ3+MQ1、UQ5+MQ2、UQ7+MQ3に対する指定となる。詳細は「トラフィック制御」/「Quality of Service」を参照。
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- priority-queue(インターフェースモード)
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
wrr-queue weight(インターフェースモード)
show mls qos interface(特権EXECモード)
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PN: 613-001633 Rev.D