[index] CentreCOM GS900M V2シリーズ コマンドリファレンス 2.3.2

ADD VLAN PORT

カテゴリー:バーチャルLAN


ADD VLAN={vlan-name|1..4094} PORT={port-list|ALL} [FRAME={TAGGED|UNTAGGED}] [GROUP={UPLINK|AUTO|1..65535}]

vlan-name: VLAN名
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


VLANにポートを追加する。



パラメーター

VLAN: VLAN名またはVLAN ID

PORT: 対象となるスイッチポート番号またはALL。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。ミラーポートをVLANに追加することはできない

FRAME: 該当VLANのタグ設定。TAGGED(タグ付き)、UNTAGGED(タグなし)から選択する。デフォルトはUNTAGGED

GROUP: ポートをアップリンクにするときは「UPLINK」を、クライアントにするときは、任意のグループ番号(1から65535の範囲)を指定。また、AUTOを指定するとPORTで指定した各ポート番号ごとに、グループが自動的に割り当てられる。



入力・出力・画面例

Manager > add vlan=test port=1-5

Operation successful.

Manager > add vlan=test port=6 frame=tagged

Operation successful.



VLAN「test」にポート1〜5を(タグなしポートとして)割り当てる
ADD VLAN=test PORT=1-5

VLAN「test」にポート6をタグポートとして割り当てる
ADD VLAN=test PORT=6 FRAME=TAGGED



備考・注意事項

ポートがdefault以外のVLANにタグなしポートとして所属している場合は、いったん同VLANから削除して別のVLANに所属させる必要がある。ポートがVLAN defaultに所属している状態でUNTAGGEDを指定して別のVLANに追加すると、自動的にVLAN defaultから削除される。

タグ付きポートでLDF検出機能を有効にする場合、該当ポートをタグなしポートとしてもVLAN に所属させる必要がある(LDFの送出と検出はタグなしパケットで行われるため)。

マルチプルVLANの各グループ(アップリンクを含む)へのポートの追加と削除は、一度に行わなければならない。あとから追加したい場合はいったん削除する。また、グループ内の一部のポートのみを削除することはできない。

GROUP=AUTOと設定後、CREATE CONFIGコマンドで設定内容をスクリプトファイルに保存、またはSHOW CONFIG DYNAMICで設定内容を表示すると自動的に割り当てられたグループ番号に展開した形でコマンドが保存されているのが確認できる。

マルチプルVLANで、同一グループにTAGGEDとUNTAGGEDを混在させることはできない。



関連コマンド

CREATE VLAN
DELETE VLAN PORT
DESTROY VLAN
SET VLAN PORT
SHOW VLAN




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