[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.1

show power-inline

モード: 非特権EXECモード
カテゴリー: インターフェース / Power over Ethernet

> show power-inline

PoE給電機能の一般情報、および、各ポートのPoE関連情報を表示する。


使用例

awplus# show power-inline ↓
PoE Status:

Stack Member 1
 Nominal Power: 480W
 Power Allocated: 27W
 Actual Power Consumption: 11W
 Operational Status: On
 Power Usage Threshold: 80% (384W)

PoE Interface:
Interface   Admin     Pri   Oper      Power  Device            Class  Max
                                       (mW)                           (mW)
port1.0.1   Enabled   Low   Powered    1877  n/a                   1   4053 [C]
port1.0.2   Enabled   Low   Powered    5464  n/a                   2   7295 [C]
port1.0.3   Enabled   Low   Powered    3759  n/a                   3  15400 [C]
port1.0.4   Enabled   Low   Off           0  n/a                 n/a  15400 [C]
port1.0.5   Enabled   Low   Off           0  n/a                 n/a  15400 [C]
...


表 1
Nominal Power PoE電源の最大供給電力
Power Allocated 受電機器の電力クラスに基づいて割り当てられた電力の合計値
Actual Power Consumption PoE電源の電力使用量
Operational Status PoE電源の稼働状態。On（稼働中）、Off（停止中）、Fault（故障中）のいずれか
Power Usage Threshold PoE電源の電力使用量監視しきい値
Interface PoEポートのインターフェース名
Admin PoE給電機能の有効・無効
Pri ポートの給電優先度
Oper PoEポートの稼働状態。Powered（受電機器に電力を供給している）、Disabled（PoE給電機能が無効に設定されている）、Off（何も接続されていないか、PoE非対応の機器が接続されている）、Fault（ポートの出力電力が上限値を上回ったために給電を停止している）、Denied（PoE電源の電力使用量が最大供給電力を上回ったために給電を停止している）のいずれか
Power ポートの電力使用量（mW）
Device 受電機器に関する説明文（power-inline descriptionコマンドで設定した文字列）。未設定時はn/aと表示される
Class ポートに接続されている受電機器の電力クラス
Max(mW) ポートの出力電力上限値（mW）と上限値が何で決められたか。U（power-inline maxコマンドで設定されている）、L（LLDP-MEDの情報が使用されている）、C（受電機器の電力クラス情報が使用されている）のいずれか


注意・補足事項

■ 本コマンドはAT-x610-24Ts/X-POE+、AT-x610-48Ts/X-POE+でのみ有効。


関連コマンド

power-inline description（インターフェースモード）
power-inline enable（インターフェースモード）
power-inline max（インターフェースモード）
power-inline priority（インターフェースモード）
power-inline usage-threshold（グローバルコンフィグモード）
show power-inline interface（非特権EXECモード）


(C) 2011 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-001613 Rev.A