[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.2

trust dscp

モード: ポリシーマップ・クラスモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service


(config-pmap-c)# trust dscp

(config-pmap-c)# no trust


対象トラフィッククラスのパケットに対し、premark-dscpマップに基づくプレマーキングを行うよう指定する。
no形式で実行した場合はpremark-dscpマップに基づくプレマーキングを行わないよう設定する。

premark-dscpマップに基づくプレマーキングを行うよう設定している場合、パケットのDSCP値をキーとしてpremark-dscpマップを検索し、見つかったエントリーで指定された新しいDSCP値、CoS値、送信キュー、帯域クラスをパケットに割り当てる。

検索キーとして使うDSCP値は、トラフィッククラスの設定でset dscpコマンドが指定されている場合は同コマンドの指定値が使われ、そうでない場合はパケットのDSCP値が使われる。

トラフィッククラスの設定でtrust dscpコマンドが指定されている場合、set bandwidth-classコマンド、set cosコマンド、set queueコマンドは意味を持たないので注意。


コマンドツリー

class (ポリシーマップモード)
    |
    +- trust dscp(ポリシーマップ・クラスモード)


関連コマンド

mls qos map premark-dscp(グローバルコンフィグモード)
set dscp(ポリシーマップ・クラスモード)
show mls qos maps premark-dscp(非特権EXECモード)



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