AT-TQ6702 GEN2・AT-TQm6702 GEN2・AT-TQ6602 GEN2・AT-TQm6602 GEN2: リファレンスマニュアル
前へ 次へ 目次

5.3.1 無線1

無線1では、2.4GHz帯の有効/無効、各種パラメーターの設定が行えます。

基本設定

設定/無線LAN/無線1

項目名説明
国コード国コードの変更はできません。
ステータス無線電波を送受信する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
モードサポートする通信プロトコル(IEEE 802.11b/g/n/ax、IEEE 802.11b/g)を選択します。
IEEE 802.11の後の「/」で区切られた文字は、サポートするモードの組み合わせです。例えば、IEEE 802.11b/g/n/ax は b、g、n、ax の無線クライアントの接続をサポートします。デフォルトは「IEEE 802.11b/g/n/ax」です。
チャンネル 使用するチャンネル(自動、1(2412MHz)、2(2417MHz)、3(2422MHz)、4(2427MHz)、5(2432MHz)、6(2437MHz)、7(2442MHz)、8(2447MHz)、9(2452MHz)、10(2457MHz)、11(2462MHz)、12(2467MHz)、13(2472MHz))を選択します。「自動」を選択すると、本製品は空きチャンネルを走査し、自動的に干渉の少ないチャンネルを選択します。チャンネルが自動選択されるのは本製品の起動時、および無線設定が再適用されたときになります(再適用される設定は6 設定のNoteをご覧ください)。
運用中のチャンネルは、「監視」/「ステータス」の「無線1」画面で確認できます。
デフォルトは「自動」です。

Note
「使用帯域幅」を「40MHz」に設定している場合、チャンネル10(2457MHz)、11(2462MHz)、12(2467MHz)、13(2472MHz)の設定はできません。

使用帯域幅20MHz、40MHzから選択します。デフォルトは「20MHz」です。

Note
「IEEE 802.11b/g」選択時は「20MHz」のみです。

チャンネル候補

「チャンネル」で「自動」が選択されている場合に、自動選択されるチャンネルの候補を設定します。チェックが付いていると候補になります。チェックが外れていると候補対象外となりそのチャンネルは使用されません。

デフォルトでは、すべてのチャンネル候補にチェックが付いています。また、「使用帯域幅」の設定により使用できる候補が変わります。

帯域幅チャンネル
20MHz1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
40MHz1 2 3 4 5 6 7 8 9

送信出力電波出力の強度(最大、強、中、弱、最小)を選択します。デフォルトは「最大」です。

詳細設定

設定/無線LAN/無線1

項目名説明
最大ステーション数 無線1で接続可能な無線クライアント数を0〜500の数値で設定します。
「0」に設定した場合、無線クライアントはその周波数帯で接続されません。デフォルトは「500」です。
無線クライアントの分離同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可する場合は「無効」、しない場合は「有効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
「有効」にしても、有線ネットワークや、他のバーチャルアクセスポイントに接続している無線クライアントとは通信が可能です(ご使用になるVLANスイッチなどにより、それらが通信ができるように設定されている必要があります)。

Note
「無線1」、「無線2」の「無線クライアントの分離」のすべて、または何れかが「有効」でも、同一のVAPにおける「無線1」、「無線2」間の通信は可能です。 また、この機能はWDSには適用されません。

Note
「無線クライアントの分離」を「有効」にすると、例えば公共の無線APとして運用する際、同時に接続しているユーザー間のセキュリティーを確保することができます。

近隣AP検出 近くに設置されている無線APの検出を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。デフォルトは「無効」です。
検出された無線APは、「監視」/「近隣AP」ページにて確認できます。

Note
この機能を有効にすると、現在使用しているチャンネルを周期的に停止して、他のチャンネルをスキャンします。これは、無線APのサービスのパフォーマンスを若干低下させます。この機能を使用する必要がない場合は、無効化して運用することをおすすめいたします。

RTSしきい値

Note
未サポートです。設定変更を行わないでください。

レガシーレートセット通信プロトコルがIEEE 802.11b/gの場合のレート(通信速度)を設定します。デフォルトでは 54、48、36、24、18、12、11、9、6、5.5、2、1 が選択されています。
マルチキャスト送信レート本製品のマルチキャスト・ブロードキャスト送信レート(1、2、5.5、11)を選択します。デフォルトは「11」です。
エアタイムフェアネス

Note
未サポートです。設定変更は行わないでください。

バンドステアリングバンドステアリング機能を「有効」にすると、2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対し、混雑していない帯域へ接続を促すようになり、無線の混雑を軽減します。デフォルトは「無効」です。

Note
・バンドステアリング機能を使用する場合は、必ず無線1を「有効」に設定してください。無線2のみを有効にしても使用できません。
・無線1が無効の場合は本機能は動作しません。
・バンドステアリング機能は、無線1、無線2で共有の設定となります。
・バンドステアリングを行う無線間のVAPインターフェースの設定は、すべて同じ設定にする必要があります。異なる場合は正しく動作しません。
・MACフィルタリングの「外部RADIUS」とバンドステアリング機能の併用はできません。

MU-MIMO

Note
未サポートです。設定変更は行わないでください。

OFDMA

Note
未サポートです。設定変更は行わないでください。

(C) 2021-2022 アライドテレシスホールディングス株式会社
613-003038 Rev.B