[index] AT-TQ2403EX リファレンスマニュアル 3.4
バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク(VWN)は、本製品上に仮想的なアクセスポイントを作り出す機能です。VWNとVLANを組み合わせることにより(VLAN IDごとにSSIDを割り当てることにより)、1台の本製品をあたかも複数のアクセスポイントが存在するかのように動作させることができます。最大14個のバーチャル・ワイヤレス・ネットワークが使用できます(推奨5個まで)。
Note - 無線インターフェース1(IEEE 802.11a、W52/W53)は屋外での使用が禁止されています。
Note - VWN機能は、WDS機能と併用できません。
Note - VWN機能を使用する場合は、「詳細設定」/「無線」画面のExtended Rangeを「無効」に設定してください。
Note - 有効なVWNの数が増えると、本製品のCPUの負荷が高くなりスループットが低下します。有効にするVWNの数は、5個までにすることをお勧めします。
Note - 有効なVWNの数が多くなると、MACフィルタリングの設定が、すぐに反映されないことがあります。VWNとMACフィルタリングを併用する場合は、MACフィルタリングの設定後に本製品を再起動してください。
Note - 各々のVWNを有効にし、いったん無効にしてから再度有効にすると、VWNの設定のうち、VLAN IDの設定だけが削除されます。SSIDやセキュリティーなどの設定は残ります。
Note - この画面は「イーサネット設定」画面の「バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク」を「有効」に設定し、「VWN1」の「有効」にチェックを入れた状態です。
VWN | バーチャル・ワイヤレス・ネットワークの番号1〜14です。 |
有効 | 該当のVLANを有効にするか否か。有効にする場合は「チェックあり」、無効にする場合は「チェックなし」にします。デフォルトは「チェックなし」です。たくさんのVWNを有効にすると本製品のCPUの負荷が高くなり、通信速度が低下します。有効にするVWNの数は、5個までにすることをお勧めします。 |
VLAN ID | VLAN IDを1〜4094の数字で入力します。 |
SSID | 指定したVLAN IDに対応付ける、ネットワーク名(SSID)を設定します。32文字以下の半角英数記号で入力します。デフォルトは「Virtual Wireless Network 1〜14」です。 |
最大ステーション数 | 個々のVLANに接続(アソシエイト)可能な無線クライアント数を0〜2007の数値で設定します。「0」に設定した場合、無線クライアントは接続されません。デフォルトは「50」です。 |
SSIDのブロードキャスト | SSIDをブロードキャストするか否か。 「チェックあり」にすると、ビーコン信号にネットワーク名を含みます。SSIDが未設定であるか、ANYが設定されている無線クライアントから、本製品のネットワーク名を検出することが可能となります。 「チェックなし」にすると、ビーコン信号にネットワーク名を含みません。SSIDが未設定であるか、ANYが設定されている無線クライアントからは、本製品のネットワーク名を検出できません。 無線クライアントを本製品に接続するためには、無線クライアントに本製品と同じSSIDを設定しておかなければなりません。セキュリティー対策のためには、「チェックなし」にすることをお勧めします。デフォルトは「チェックなし」です。 |
セキュリティー | セキュリティーモードを設定します。「無し」「スタティックWEP」「IEEE802.1x」「WPAパーソナル」「WPAエンタープライズ」から選択してください。デフォルトは「無し」です。「セキュリティー」については、「セキュリティー」を参照してください。 |
Note - 「VWN」画面の「セキュリティー」で「スタティックWEP」を選択した場合、「オープンシステム」認証が行われます。
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