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市立千歳市民病院
AMFで院内LANを刷新 自動復旧や自動構築など、ネットワークの運用管理体制を整備
市立千歳市民病院
市立千歳市民病院では、電子カルテシステムのハードウェア更新に合わせて有線系と無線系の院内ネットワークを刷新。ネットワーク統合管理ソリューション「AMF(Allied Telesis Management Framework)」対応の「SwitchBlade x8100シリーズ」をはじめ、コアからエッジ、無線LANまでアライドテレシス製品を採用。AMFを活用して自動復旧や自動構築など、ネットワーク運用管理のあり方も大幅に改善した。さらに、アライドテレシス主催の医療情報関連セミナーや、問い合わせに対する素早いレスポンスなど「顔の見える対応」も導入の決め手になった。
お客様プロフィール
■市立千歳市民病院
所在地 : 北海道千歳市北光2-1-1
開設 : 1967年4月
病床数 : 190床(一般171床、救急特例病床19床)
診察科目 : 内科、循環器科、小児科、外科など13科
関連施設 : 千歳訪問看護ステーション、北区地域包括支援センター

地図 「より質の高い心あたたまる医療の実現」を理念に、地域の基幹病院として医療機関との連携促進や、地域医療の向上を図り、地域住民の健康維持に貢献している。
http://chitose-shimin-hospital.jp/
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電子カルテの活用など医療情報の高度化を推進
機器障害時の早期復旧が運用管理の課題に
コンフィグの自動設定などが可能なAMF対応機器を導入
安定稼働で重要なユーザーとベンダーの“つながり”
電子カルテの活用など医療情報の高度化を推進
市立千歳市民病院 事務局医事課 課長 髙田 基秋氏
市立千歳市民病院
事務局医事課
課長
髙田 基秋氏
  北海道の空の玄関口、新千歳空港を擁する千歳市。市立千歳市民病院は千歳や恵庭など地域の基幹病院として急性期医療や小児・周産期医療、救急医療などの役割を担う。また、最新医療機器の整備や高度な技術・知識を持つ医療スタッフの確保・育成により、医療技術の進歩や医療ニーズの高度化に対応するとともに、地域医療連携体制を強化し、医師や看護師、検査技師などが一体となったチーム医療に取り組み、専門性の高い地域完結型医療を目指している。
  こうした医療体制を支えるのが医療情報システムと院内LANだ。同病院では、現在の場所に移転した2002年にオーダリングシステムを導入。そして、2009年に電子カルテシステムを導入し、医療情報の高度化を進めてきた。その取り組みについて、市立千歳市民病院事務局医事課 課長の髙田基秋氏は「医療情報の共有化や医療の安全性の向上、患者様へのサービス向上などを目指し、電子カルテシステムの導入と運用を進めてきました」と話す。例えば、電子カルテシステム導入前は、患者様から電話で問い合わせがあった場合、紙のカルテが保管してある場所まで足を運ばなければならず、即答できなかったという。導入後は手元の端末操作で本人確認やスピーディな回答が可能になるほか、会計の待ち時間の短縮や医療情報の安全な保存など、サービス向上につながっている。
  電子カルテシステムの導入から6年が経ち、サーバーや端末といったハードウェアの更新を迎えていた。「電子カルテシステムと同時に導入した部門システムの中には、サポート切れとなったWindows XPで動作するものがあり、OSを含めバージョンアップが必要でした」と、事務局経営管理課総務係 主任の山岸裕太氏は述べる。そして、2015年に仮想サーバーによる電子カルテシステムの更新に合わせ、院内LANを刷新することになった。
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機器障害時の早期復旧が運用管理の課題に
  院内LANを刷新するにあたり、主な要件は既存LANのスペックを維持することと、運用管理にかかわる「悩み」を解消することだ。従来の院内LANはコアからエッジ、無線LANまで他ベンダーの製品を導入、運用してきた。大きなトラブルもなく運用してきたというが、「機器の障害発生時にいかに迅速に復旧させるかが悩みでした」と髙田氏は振り返る。
  スイッチが故障して交換する場合、保守事業者が他ベンダーの拠点のある東京から機器を取り寄せた後、コンフィグを設定して元の場所に設置する。そのため、復旧までに数日かかることもある。「機器を冗長化していないフロア・スイッチが故障した場合、修理・交換までの間、診療業務に支障を来たすことになります」と山岸氏は話す。例えば、外来待合室の診察案内表示システムを収容するフロア・スイッチが故障し、復旧までの間、患者様への案内ができなくなったこともあったという。
  また、無線LANを導入していたが、時々、無線LANアクセスポイント(AP)に接続できなくなる事象が発生。「原因を調べてもらうにも、他ベンダーと直接コンタクトを取ることができず、意思疎通に苦労したことを覚えています」(髙田氏)。
  医事課ではこうした「悩み」の解消を含め、院内LANの刷新に向け、いくつかの提案を検討した結果、AMFを中心とするアライドテレシスのソリューションを採用した。AMFはネットワーク機器を一元管理し、導入から運用、保守まで管理にかかわる負荷とコストを削減するアライドテレシス独自のSDN(Software-Defined Networking)によるネットワーク統合管理ソリューションとして、医療機関をはじめ、様々な分野で導入が広がっている。
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コンフィグの自動設定などが可能なAMF対応機器を導入
市立千歳市民病院 事務局経営管理課総務係 主任 山岸 裕太氏
市立千歳市民病院
事務局経営管理課総務係
主任
山岸 裕太氏
  AMFに着目した理由について、山岸氏は「ネットワークが止まると、電子カルテシステムも使えなくなります。とはいえ、院内のすべてのネットワーク機器を冗長化するとなるとコストもかかります。コンフィグ設定などを自動化するAMFを利用すれば、機器の故障時に代替機と交換するだけで、深夜・休日を問わず、ベンダーに依頼することなく自分たちで復旧できます。これにより、従来の悩みも解決できると考えたのです」と説明する。
  実は、医事課ではシステム更新に先立ち、様々なベンダーのセミナーや展示会等に参加し、情報を収集していたという。その中で、「ネットワーク技術を学ぶアライドテレシス主催のセミナーに参加しAMFを知ったのです。そのほかにも、院内LANのあり方について助言してくれるなど、メーカーとして顔の見える対応により、安心感もありました」と付言する。
  そして、市立千歳市民病院では、ネットワーク全体をコントロールするAMFマスターとなる「SwitchBlade x8106」をはじめ、AMFメンバーにはコア・スイッチ「SwitchBladex908」、フロア・スイッチに「x510シリーズ」、エッジ・スイッチ「x210シリーズ」、PoEスイッチ「x230シリーズ」などを導入。コア・スイッチとフロア・スイッチ間は従来と同様のスペックで10Gbpsの帯域を確保し、超高速の院内LANを構築した。
▲電子カルテなどの情報を参照するため天井に設置された無線LANアクセスポイント
  また、無線LAN環境も刷新。無線LANアクセスポイントコントローラー「UWC(Allied Telesis Unified Wireless Controller)」及びUWC対応無線LAN AP「AT-TQ2450」を採用し、約100台に上るAT-TQ2450の集中管理を可能にした。 そして、本格稼働に先立ち、医事課ではAMFの動作を検証。擬似的にスイッチの障害を起こし、代替機のコンフィグを自動設定するなど復旧の手順を確認している。
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安定稼働で重要なユーザーとベンダーの“つながり”
市立千歳市民病院 事務局医事課情報システム係 医療主事 児嶋 直輝氏
市立千歳市民病院
事務局医事課情報システム係
医療主事
児嶋 直輝氏
  新院内LANが稼働を開始して1年以上が過ぎたが、「ネットワークの障害もなく、安定稼働しています。当たり前のことを当たり前に行えていることが安心です。このことが一番の効果だと思います。また、代替機を交換する手順を忘れないよう定期的にAMFのトレーニングをアライドテレシスにお願いしているところです。そして、システムやネットワークは人が作り、人が使うものです。人のつながりがないと、どんなにいいものを作っても、運用でうまくいきません。安定稼働は機器だけでなく、ユーザーとメーカーのコミュニケーションが重要になります」と髙田氏は強調する。
  電子カルテシステムと院内LANを更新後、サーバーレスポンスが遅くなったことがあったという。その原因がシステム側にあるのか、ネットワーク側にあるのか分からなかったが、「アライドテレシスは保守事業者と協力して原因を調べ、電子カルテシステムをチューニングすることで問題を解決してくれました。このほかにも、無線LANのローミングやネットワーク監視などで様々なアドバイスを受けています」(山岸氏)。
  病棟の看護師がノートPCで患者様の電子カルテ情報を参照するなど院内LANにおいて無線LANの活用が欠かせなくなっている。有線同様に、無線LANが使えなくなると業務に支障を来たすことになる。例えば、以前は業務開始時に端末の電子カルテシステムが起動できない、看護記録を作成中に電波が途切れて情報をシステムに保存できないといった声が寄せられていたという。アライドテレシスの無線LAN導入後は「特に問題もなく、ユーザーはネットワークを意識することなく利用しています」と事務局医事課情報システム係 医療主事の児嶋直輝氏は導入効果を話す。
  また、有線、無線LANともネットワーク運用管理の省力化が実現できたことにより、今後は様々なことにチャレンジしたいという。同院は今年から、自然災害などのBCP(事業継続計画)対策として、電子カルテデータを北海道外のデータセンターでバックアップするクラウド化を進め注目されているが、今後もこれらの取り組みを推進していく計画だ。また、地域医療連携システムを導入し、基幹病院として地域医療に貢献していくことも計画しているという。
  アライドテレシスでは、今後も市立千歳市民病院のご要望に応える信頼性や運用性の高い院内LANの構築支援はもちろん、医療ネットワークの最新テクノロジーなどの情報提供を含め、「顔の見える」きめ細かな対応で医療の高度化を支援していく。
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