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株式会社フタバ
ハイブリッドクラウドの活用に欠かせない高信頼・高性能なネットワーク基盤を導入
株式外会社フタバ
食品メーカーの株式会社フタバではBCP(事業継続計画)の一環として、サーバーのリプレースを契機に社内システムを仮想化。本社機能のダウン時にも他拠点でシステムを稼働できるようにWindows Azureとのハイブリッドクラウド構成で仮想デスクトップ環境を実現した。工場や営業拠点から本社へのリモートアクセスにはアライドテレシスのアドバンストVPNアクセス・ルーター「ARシリーズ」を採用。プライベートクラウドの活用に欠かせない高信頼・高パフォーマンスのネットワーク環境を構築している。
プロフィール
■株式会社フタバ
株式会社フタバ
本 社:新潟県三条市川通中町477
創 業:1953年11月
資本金:9,800万円
従業員数:150名
和食料理店やホテルなど業務用を中心に削り節やだしパック、液体調味料などの商品を開発・製造。海外にも商品を輸出し、食品の衛生管理に関する 国際的な方式であるHACCP認定を取得している。
http://www.futaba-com.co.jp
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工場の従業員や営業担当者もITを活用して業務を遂行
BCP対策を視野にサーバーとデスクトップ環境を仮想化
ハイブリッドクラウドへの快適なアクセスを支える「ARルーター」
スマートフォンとARルーターを活用し、どこでもVDI環境へアクセス
ハイブリッド・クラウドのさらなる活用へ
工場の従業員や営業担当者もITを活用して業務を遂行
株式会社フタバ 経営企画室 IT推進 中村靖氏
株式会社フタバ
経営企画室 IT推進
中村靖氏
新潟県三条市に本拠を構える食品メーカーの株式会社フタバ。同社は1953年に業務用カツオ節メーカーとして創業以来、天然素材による本物の味を追求してきた。さらに機能性・合理性の高い商品を開発し、ティーバッグ式の天然調味料や液体・粉末調味料を提供。調理の手間を大幅に短縮させたこれらの商品は、和食店など飲食業界のプロからも高く評価されている。また、業務用のほか、一般消費者向けの商品も展開しており、カツオつゆ・白つゆ「どんどんシリーズ」などが好評だという。

フタバでは事業を支えるIT環境の整備にいち早く取り組んできた。本社の事務職員のみならず、「私が入社した2000年当時、既に工場の従業員もPCを活用してカツオ節の生産に必要な原材料の管理や、メールによる情報交換などを行っていました」とフタバの経営企画室IT推進担当の中村靖氏は述べる。

そして、従業員数の増加や情報活用の活発化とともに、本社に隣接する工場、研究所にファイルサーバーを設置するなど、アクセス環境を改善。加えて、北海道や東北、関東、関西、九州の主要都市に営業所を設置。営業担当者はインターネットVPNを介して本社へ営業日報を送るなど、社内システムを業務に活用するネットワーク環境を整備してきた。
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BCP対策を視野にサーバーとデスクトップ環境を仮想化
スマートフォンでもVDIを利用
▲スマートフォンでもVDIを利用
フタバでは、本社サーバーの老朽化に伴うリプレースを契機にシステムを刷新。マイクロソフトの仮想化技術である「Hyper-V」を用いてサーバーの仮想化に取り組むことになった。大手企業などでは、サーバー仮想化が一般的になってきたとはいえ、新潟県内の中堅・中小規模の企業ではまだ珍しい部類に入るという。「仮想化技術を用いてサーバーやクライアントPCの一括管理を行うとともに、プライベートクラウドの構築でBCP対策を強化する狙いがありました」(中村氏)。

同社がBCP対策にこだわるのは、かつて水害で大きな被害を受けたことがあるからだ。2004年7月13日、新潟県中越地区を中心に大規模な集中豪雨で河川が氾濫し、三条市では被害棟数が1万を超える「三条市7.13水害」が発生。フタバの旧本社も水害の被害に遭い、サーバーやPCが水に浸かった経験を持つ。また、同年10月23日には、現長岡市で最大震度7を観測した新潟県中越地震が発生するなど、ビジネス基盤となるITを保護し、事業を継続するBCP対策が大きな課題になっていた。

フタバでは、水害後、三条市郊外の現在地に本社を移転するとともに、旧本社に隣接する研究所との間でデータをレプリケーションしてきた。そして、仮想化環境でも、この仕組みを継承。基幹システムや財務会計システムを冗長構成で仮想化し、本社で一括管理するとともに、三条市内の旧下田工場の仮想サーバーに本社のデータをリアルタイムにレプリケーションする仕組みを構築。これにより、万一、災害などで本社システムがダウンしても、ネットワークがつながっている限り、旧下田工場の仮想サーバーに切り替えて業務を継続できる。
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ハイブリッドクラウドへの快適なアクセスを支える「ARルーター」
フタバでは、基幹システムなどに加え、拠点に分散配置していたファイルサーバーを本社に集約して仮想化。「拠点からのサーバーレスポンスの改善とPC資産の有効活用を図るため、デスクトップ仮想化(VDI)を推進しています」と中村氏は述べる。VDIは、各拠点のクライアントPCからネットワーク経由で本社サーバー上の仮想化されたデスクトップ環境にリモートアクセスする。クライントPCにインストールしたソフトウェアの更新などを本社側で一括管理できるほか、自宅や外出先など、どこからでも仮想デスクトップにアクセスして業務が行えることから、BCP対策として注目されている。

フタバでは、クライアントPCのOSをWindows7に移行する計画を立てているが、「パフォーマンスの劣る既存PCでWindows7を動作させるとアプリケーションの動きが遅くなることもあります。しかし、VDIは画面のイメージのみやり取りするのでパフォーマンスに影響せず、既存PCを有効利用できます」。さらにソフトウェアの更新や、セキュリティーパッチの適用なども一括管理でき、クライアントPCの運用管理の負荷を軽減できる利点があるという。

ファイルサーバーを本社に移設した研究所と旧下田工場の約50台のクライアントPCを仮想デスクトップ環境に移行している。 サーバーとデスクトップ仮想化の基盤となるプライベートクラウドの活用で重要になるのが、本社と各拠点を結ぶWANである。クラウド型ネットワークでは、サーバーを設置する本社・データセンターへ各拠点からのトラフィックが集中するため高い信頼性と性能を備えたVPNアクセス・ルーターが必要になる。

そのため、「ミッションクリティカルなクラウド基盤に要求される信頼性やコストパフォーマンス、ブランド力などを総合的に判断し、アライドテレシスのARルーターを推奨しました。アライド製品は日ごろから取り扱っているので、安心できます」と、ティーケーネットサービスの武田勇人氏は述べる。同社はマイクロソフト認定パートナーとして、今回のフタバの仮想化環境の構築を支援するとともに、アライドテレシスとともにネットワーク設計を担当。構築はアライドテレシスのプロフェッショナルサービスを利用している。
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スマートフォンとARルーターを活用し、どこでもVDI環境へアクセス
フタバでは、本社、研究所、旧下田工場のほか、各営業拠点に合計で12台のARルーターを導入。本社では各拠点からのリモートアクセスを受け付けるとともに、万一、本社システムがダウンした場合、バックアップサイトの旧下田工場にアクセスを振り分ける役割を担う。

ARシリーズの導入効果について、中村氏は「ARシリーズの導入とともに、アクセス回線を高速なフレッツ光ネクストなどに替えたこともあり、東京など遠隔地の拠点からのアクセスがスピーディになり、快適に情報をやり取りすることができます」と評価する。また、中村氏は、システム障害などで休日にも電話連絡を受けることがあるという。自宅のPCから社内システムへ安全に接続できるようDirectAccessとARルーターを活用し、障害原因を特定、対処できる仕組みを整えている。

さらに、スマートフォン時代ならではのユニークなリモートアクセス方法もある。「アライドテレシスのセミナーに参加したとき、スマホからARルーターを介してVDIを利用できると聞いたのです」(中村氏)。自宅であればPCを使えるが、休日に外出先などへノートPCを持ち歩くわけにはいかない。そこで、Android端末からARルーター経由で社内の仮想デスクトップにアクセスし、障害の原因を把握し、運用管理を効率化している。中村氏は、「スマホやARルーターを活用し、いつでも、どこでも社内システムに接続できるので安心です」と付言する。

また、WANの強化に加え、本社LANの拡充にも取り組む。本社では、アライドテレシスのレイヤー3スイッチ「CentreCOM 9424T」を導入。仮想サーバーを収容するなどプライベートクラウドのネットワーク基盤として利用するほか、本社内工場の随所に設置されたIPカメラを収容する統合ネットワークとして機能している。製造事務所から生産ラインの機器をモニタリングし、不具合などがあったときにカメラをズームして確認したり、従業員の動線を把握して作業効率を高めたりするといった使い方が可能だという。
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ハイブリッド・クラウドの
さらなる活用へ
IPカメラシステムで生産ライン機器などをモニタリング
IPカメラシステムで生産ライン機器などをモニタリング
WEB管理画面でクラウド上のマシンのすべての管理監視ができる
WEB管理画面でクラウド上のマシンのすべての管理監視ができる
同社では、プライベートとパブリックを組み合わせた「ハイブリッド・クラウド」に取り組んでいる。注文を電話で受け付ける社内コールセンターと連動する基幹システムはプライベートクラウド、ファイルサーバーやバックアップサーバーの構築・運用は海外のデータセンターでサービスが提供されている。すでに、仮想サーバーのレプリケーションやモバイルからの接続などを実証しているが、今後もハイブリッド・クラウドのさらなる活用を目指している。「先進的なIT環境を整備するフタバの取り組みを見学する県内の企業も少なくありません。仮想化環境とともに、ARルーターやスイッチなど検証済みのアライド製品を組み合わせ、企業ニーズに合った提案を行っていきます」と武田氏は強調する。クラウド活用に欠かせない高信頼・高性能なネットワーク基盤をアライドテレシスが担っている。(取材:2013年12月)
ラック内のAR560Sなどのアライドテレシス製品
ラック内のAR560Sなどのアライドテレシス製品
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ネットワーク構成図
パートナー様プロフィール
株式会社ティーケーネットサービス 代表取締役 武田勇人氏
株式会社
ティーケーネットサービス
代表取締役 武田勇人氏
■株式会社ティーケーネットサービス

本社:新潟県新潟市西区寺地611-21

インフラ設計・構築サービス、統合型企業ITサポート保守サービス、各種技術コンサルティングなどの事業を展開。特にマイクロソフトの最新技術を用いたシステムの研究開発に注力し、企業ITを支援している。

http://www.tknetservice.com
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