ライブラリー
導入事例
WEBカタログ
プレゼンテーション素材集
製品写真
製品外観図
メール配信サービス
導入事例
久留米市教育委員会
市内64校を結ぶ教育イントラネットの基盤に、WAN越えネットワークの一元管理や、障害からの速やかな復旧などを実現するAMFを採用
久留米市教育委員会
福岡県久留米市の久留米市教育委員会では、市内64の市立学校(小学校46校、中学校17校、特別支援学校1校)を結ぶ教育イントラネットの構築にあたり、アライドテレシスのネットワーク機器・ソリューションを導入。AMF(Allied Telesis Management Framework)機能を活用して、WAN越えネットワークの一元管理や、障害からの速やかな復旧など、信頼性の高いネットワーク構築を実現した。
お客様プロフィール
■久留米市教育委員会
所在地 : 福岡県久留米市城南町15番地3
▲久留米市のイメージキャラクター『くるっぱ』
久留米市長が市議会の同意を得て任命した教育委員により組織される合議制の執行機関であり、教育、文化、スポーツの振興など学校教育及び社会教育行政に関する事務を管理執行している。久留米市教育センターは、教職員の研修事業、教育課題に関する調査・研究に関する事業、教育活動支援に関する事業、情報教育の推進に関する事業を行っている。
http://www.city.kurume.fukuoka.jp/1060manabi/2010kyouiku/3070kyouikuiinkai/
Top
老朽化していた校内LANを刷新、教育イントラネットを構築
ダウンタイムの短縮、ループ検知、リモートでのサポートなどが要件
ネットワーク機器を一元管理できるAMFを導入
市内64校を結ぶ教育イントラネットが正式にスタート
校務支援システムもまもなく稼働、授業支援など活用の拡大を検討
老朽化していた校内LANを刷新、教育イントラネットを構築
久留米市 教育部教育センター 主任主事 藤木 千香氏
久留米市 教育部教育センター
主任主事
藤木 千香氏
福岡県久留米市は、30万人の市民が暮らす九州北部の中核都市だ。同市では教育委員会が中心となり、学校ICT環境の整備を続けてきた。久留米市 教育部 教育センターの藤木 千香氏は、「総務省の地域イントラネット基盤施設整備事業に沿って、2002、2003年度に市内の学校の校内LAN環境を整備しました。2005年の市町村合併を経て、現在の形の久留米市になりましたが、当時構築した校内LANをその後も利用し続けていました」と話す。
久留米市では現在、「久留米市ICT推進計画アクションプラン(2015年9月)」や「第3期久留米市教育改革プラン(2016年3月)」などの計画に基づいて、校務支援システムや授業支援環境のためのネットワーク基盤整備、情報モラル・メディアリテラシー教育の啓発等の充実、学校における情報セキュリティ体制の充実などを推進。2016年、従来の校内LANを刷新し、ネットワーク基盤を整備して、市内の市立学校を結ぶ新たな教育イントラネットを構築した。
「各学校の校内LANを構成する機器が老朽化していた上に、それぞれの学校で独立した校内LANとして構築されていたため、教育委員会や教育センターとのネットワーク接続もなく、オンラインでの情報のやり取りなどもできない状況でした。そこで、まず教育イントラネットを構築することが大前提となりました」と藤木氏は語る。
教育イントラネットは、市内64の市立学校をネットワークで結ぶ。教育委員会や教育センターと学校間において校務データや授業での指導方法などに関する情報共有ができる環境の基盤となるネットワークだ。
「ネットワーク基盤を整備し、教育イントラネットを構築して、その上で情報共有のためのサーバーや校務支援システムを導入しており、さらに将来的にはタブレットの活用などを含む授業支援環境の再整備等も検討していきたいと考えています」と藤木氏は今回のネットワーク構築の位置づけを話す。
Top
ダウンタイムの短縮、ループ検知、リモートでのサポートなどが要件
今回の教育イントラネット構築において、要件としてもっとも重視したのは、ダウンタイムの短縮だと藤木氏は言う。「将来的には授業でも活用するネットワーク基盤となりますので、長時間止まってしまう事態は困ります。万一の際にも素早く復旧できるネットワークが必要です」と藤木氏。
以前の校内LANは老朽化していたこともあり、トラブルが多く、信頼性も高いとは言えなかった。「機器の故障だけでなく、ループを起こしてネットワーク全体に影響が出てしまうことも多くありましたので、そうした障害の影響範囲を最小限にできる、スイッチ側で検知して遮断するなどの仕組みも要件となりました」と藤木氏は言う。
従来から校内LANの維持管理を委託されていたミツイワ株式会社の原田 誠氏は、「電話では解決できない場合には、学校に出向いて機器や回線などを確認する作業が必要でした。ループ障害の他にも、ファンが古くなって異音を発して授業の妨げになるといったトラブルも多くありました」と話す。
そこで、教育イントラネットの構築には、ループの検知はもちろんのこと、ネットワークを一元的に管理し、リモートでも運用・監視ができる仕組みも求められることとなった。藤木氏は、「久留米市は端から端まで車で2時間ほどかかります。いちいち出向かなくては解決できないということでは、結果としてダウンタイムも長くなってしまいますので、そうした部分の改善も要件となりました」と話す。
Top
ネットワーク機器を一元管理できるAMFを導入
各学校で稼働している校内LANの現状調査なども行い、新たな教育イントラネットの仕様を策定。入札の結果、アライドテレシスの機器、ソリューションをベースとした、ミツイワ株式会社の提案が採用された。
ミツイワ株式会社の江口 淳一氏は、アライドテレシスの機器、ソリューションを提案したことについて、「他社のネットワーク機器も含めて検討しました。アライドテレシスには早い段階で相談に乗ってもらい、WAN越えのネットワークも一元管理できるAMF(Allied Telesis ManagementFramework)や、ループガード機能を持ったスイッチなどを導入することにより、久留米市様の仕様を満たすネットワークを構築できるということで、アライドテレシスをご提案しました」と話す。
教育イントラネットの構成は、今回新たに借りたデータセンター内にコア・スイッチとして「SwitchBlade x8100シリーズ」を設置。市内64の学校には学校コア・スイッチとして「CentreCOM AT-x930シリーズ」が、校内の各フロアにはエッジ・スイッチとして「CentreCOM SH210シリーズ」が導入された。データセンターのコア・スイッチと各学校のスイッチはIPsecVPN経由で接続されており、AMF機能によりWAN越えで一元管理できる構成だ。AMFは、複数のネットワーク機器の一括設定や一括アップデート、WAN越えの遠隔地からでも管理・設定変更ができ、事前設定不要の機器交換といった運用を可能とするアライドテレシスが独自開発した機能だ。なお、データセンターと学校を結ぶVPNについても、アライドテレシスの「AT-AR2050V」、「AT-AR4050S」などのVPNルーターが、データセンターおよび各学校に導入されている。
藤木氏は、「各校に点在しているサーバーを一元化したいという思いもありますので、将来を見据えて堅牢なデータセンターに機器を集約することとしました。教育センターに機器を置こうとすると環境の構築にコストが掛かってしまいますし、予備電源やセキュリティなどもデータセンターの方が優れています」と話す。
Top
市内64校を結ぶ教育イントラネットが正式にスタート
データセンターラック内のアライドテレシス製品群
▲データセンターラック内のアライドテレシス製品群
ネットワークの構築作業は、2016年の夏季休業期間で集中的に実施された。設置、設定作業を担当したミツイワ株式会社の江口氏は、「1カ月の夏季休業期間で64校すべてに設置するため、スケジュール調整は大変でしたが、なんとか期間内に完了することができました」と話す。設置工事前には、スイッチの検証、およびキッティング作業なども行われ、そこではAMFが大きな威力を発揮したという。ミツイワ株式会社の中島 博志氏は、「AMFの一括操作機能を活用し、ある程度の台数をまとめてキッティングを行うことができました。この機能がなかったら、1台1台スイッチに設定を投入しなくてはならず、もっと手間も時間も掛かったと思います」と語る。
大きな問題もなく、無事に構築は完了し、2学期の開始となる8月25日からは新教育ネットワークが正式に稼働している。藤木氏は、「利用される先生方にとっては、普段の使い勝手に変化はありません。トラブルなどの声もなく、無事にスタートすることができました」と語る。
今回のネットワーク構築では、校内LANのセグメント設定を変更。使い勝手の良さも向上させている。ミツイワ株式会社の中島氏は、「以前は、職員室で使っていたPCを教室に持っていっても使えませんでしたが、今回セグメントを変更し、どちらでも使えるようにして利便性を向上しています」と語る。なお同時に、認証サーバーを導入することで、セキュリティを強化している。
加えて、監視ソフトとして、アライドテレシスの「AlliedView NMS Standard Edition」を導入しており、ネットワークの障害時にも、どの機器で何が起こっているか視覚的に把握でき、迅速な対応を可能にしている。ミツイワ株式会社の原田氏は、「LANにはとくに問題もなく、安定して稼働しています。ループの発生はありましたが、速やかに検知し、対応できています」と話す。
Top
校務支援システムもまもなく稼働、授業支援など活用の拡大を検討
AMFで管理されたネットワークでは、万一の故障時には予備機に切り替えるだけで、速やかにネットワークを復旧させることが可能だ。教育イントラネットの稼働以来、そうしたトラブルは発生していないものの、予備機も備え、AMFで一元管理することで安心感があると藤木氏は言う。「一元管理の実現で、各学校のネットワークをリモートでもサポートできるようになりました。そのうえ、万一の際には速やかに復旧できますので、学校側でも安心して利用できていると思います」と語る。
今回アライドテレシスでは、提案から構築にあたり手厚い支援を行ってきた。ミツイワ株式会社の江口氏は、「短い期間で、しかも多拠点での構築ということで、アライドテレシスには手厚い支援をしてもらいました。とくに機器の調達については、素早い対応をしてもらい、大変助かりました」とアライドテレシスの対応を高く評価する。
久留米市では今後、今回構築した教育イントラネットの本格的な活用を推進していく。「ファイルサーバーをデータセンターに設置し、教育委員会と学校間での情報のやり取りなどもすでに始まっていますし、校務支援システムについては来年度から正式に稼働します。現在はモデル校4校での利用ですが、これが全64校で稼働した時にトラブルなく利用できるよう、注視していきます。校務の環境が整いましたら、次は授業支援環境の整備の検討を始めます。その時にはさらにネットワークを活用することになりますので、情報をいただきながら、拡張なども含め、検討を進めていきたいと思います」と藤木氏は今後の展望を語った。さらに、セキュリティについては、日々攻撃側も進化しているため、状況に応じた見直し・強化を図る必要があり、アライドテレシスのアプリケーション連携ソリューション「SecureEnterprise SDN」なども含め検討していくという。
アライドテレシスは、今後も久留米市の教育イントラネット活用を積極的に支援していく。
Top
ネットワーク構成図
パートナー様プロフィール
■ミツイワ株式会社
本社 : 東京都渋谷区渋谷三丁目15番6号
設立 : 1964年7月
資本金 : 4億900万円
代表者 : 取締役社長 羅本 礼二
従業員数 : 765名(2016年4月1日現在)

ICTサービス・電子デバイス製品の提供によりお客様の問題解決を実現するとともに、次世代のニーズを先取りした新たなビジネスにチャレンジすることによって自らが成長し、社会への貢献を続ける。

江口 淳一氏 原田 誠氏 中島 博志氏
ミツイワ株式会社
フィールドサービス本部
九州フィールドサービス部
久留米営業所
所長
江口 淳一氏
ミツイワ株式会社
フィールドサービス本部
九州フィールドサービス部
久留米営業所
マネージャー
原田 誠氏
ミツイワ株式会社
フィールドサービス本部
九州フィールドサービス部
フィールドサービス課
マネージャー
中島 博志氏
 
   
導入事例一覧へ


PAGE TOP