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5年間保証開始
動作確認環境(弊社では、下記環境において動作確認を行っております)
LAN アダプター
CentreCOM LA-PCM-T V2
Linux Version
LINUX Slackware 3.6J (カーネル 2.0.35 + pcmcia-cs-3.0.5)
PC
富士通 FMV-BIBLO 5120NA2/W
  このページでは、Linux に弊社のLANアダプターを使用する際のポイントについて記載しています。
Linux の詳しいインストールについては、専門の書籍をを御参照願います。( Linux は弊社ではサポート対象外となっておりますので予めご了承ください。)
ここでは、インストールに CD-ROM を使用し、Note PC の HD 全容量を Linux で使用する方法について説明します。
用意するもの (全てが必須ではありません)
3.5inchFDD, CD-ROM, PC Card TYPEUスロットを1基以上搭載したノート型 PC/AT 互換機
LINUX Slackware3.6J 一式
CentreCOM LA-PCM-T V2
ネットワークケーブル
ブランク FD(2HD) 2枚(ブート/ルートディスクを作成するため)
  ・ インターネットに接続可能な環境(修正モジュールや最新ドライバ、最新情報を入手するため)
DOS または Windows95/98 が動作している PC/AT 互換機(起動ディスクや追加モジュールディスクを作成するため)
ネットワークに関する情報(ネットワークの設定時に必要となります。不明な場合は、システム管理者にご相談ください)
ホスト名
ドメイン名
IP アドレス
ネットマスク
ゲートウェイアドレス
ネームサーバ(DNS)
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前準備
1. あらかじめブランク FD 2枚を 1.44MB でフォーマットしておきます。(フォーマット済み FD を使用する場合は必要ありません)
2. ブートディスクを作成する
ディスク作成にはいくつかの方法がありますが、ここでは「VIEW.EXE」を使用して行います。
3. DOS を英語モードで起動します。
4. DOS のコマンドラインで、CD-ROM ドライブに移動します。(ハードディスクを C:,CD-ROMドライブを D:,フロッピーディスクドライブをA:とします)
C:\> cd D:
D:\> view
5. 「Welcome to the Walnut Creek Slackware Linux 3.6.0 CDROM!」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。
bootdsks.144/   The 1.44 megabyte (3.5") bootdisks for installation.
6. 「1.44 MB LINUX BOOTDISKS」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。
ide-bat/       If your system does not have a SCSI controller, ...
7. 「Slackware IDE bootdisks」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。
bare.bat       This is the disk to use for installation on most IDE...
FDの挿入を求めるメッセージが表示されたら内容を確認し、フォーマット済みのブランク FD を A:ドライブに挿入した後、エンターキーを押してください。
作成が終了し、元のメニュー画面が表示されれば書き込みは終了です。FD ラベルに「ブートディスク」と記入してFDに貼ってください。
8. ルートディスクを作成する
ブートディスクに引き続きルートディスクを作成する場合は、ESCキーを2回押してメニューのトップに戻ります。そこで、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。
rootdsks/      The rootdisks for installation.
9. 「LINUX ROOTDISKS」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。
  (HD 上で DOS や Windows と Linux を共存させる場合は、別のアイテムを選択する必要があります)
color.bat      This is the disk you'll want to use to install Linux onto its own partition.
10. FD の挿入を求めるメッセージが表示されたら内容を確認し、フォーマット済みのブランク FD を A: ドライブに挿入した後、エンターキーを押してください。
  作成が終了し、元のメニュー画面が表示されれば書き込みは終了です。FD ラベルに「ルートディスク」と記入してFDに貼ってください。
11. 以上でインストールに必要なフロッピーディスクの作成は終了です。ALT キーと X キーを同時に押して、VIEW プログラムを終了してください。
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インストール
1. LAN アダプタを PC の PC Card スロットに取り付けます。
お使いの PC がCardBusをサポートしている場合、PC Card Controller のモードを「PCIC Compatible」にする必要があります。詳細はコンピュータに付属のマニュアルを参照してください。
インストール中にネットワーク(LAN)の設定も行う場合は、ネットワークケーブルを接続しネットワークに接続させておく必要があります。
2. 上記「前準備」で作成した「ブートディスク」をコンピュータのフロッピーディスクドライブに挿入し、PC の電源をオンにします。
3. 「「boot:」というプロンプトが表示されます。パラメータを設定する必要がない場合、エンターキーを押してください。
「LILO loading ramdisk.....」と表示され、基本プログラムがメモリ上にロードされます。
4. 「VFS: Insert root floppy disk to be loaded into ramdisk and press ENTER」と表示されたら、「ブートディスク」をフロッピーディスクドライブから取り出し、事前に作成した「ルートディスク」をフロッピーディスクドライブに挿入し、エンターキーを押します。
5. 「slackware login:」のプロンプトが表示されたら、「root」と入力してエンターキーを押し、システムにログインしてください。「#」プロンプトが表示されます。これはスーパーユーザでログインしていることを示しています。
slackware login: root
#
6. まず、fdisk コマンドを使用してハードディスクに linux 用のパーティションを作成します。詳細は Slackware3.6J 付属の「日本語インストールマニュアル」を参照してください。
7. 次に、setup コマンドを使用して、実際のインストールを行います。
# setup
8. セットアップの詳細は Slackware3.6J 付属の「日本語インストールマニュアル」を参照してください。「ディスクセットの選択(DISK SETS)」では「N(ネットワーク)」のインストールが選択されていることを確認してください。以降はネットワークのインストール部分についてのみ詳述します。
ネットワークの設定
9. ネットワークの設定は、Linux インストール時に行わなくとも、インストール後、コマンドラインから「netconfig」コマンドを使用して設定できます。ここでは Linux インストール時に設定する方法を説明します。
10 Linux インストール中に「CONFIGURE NETWORK」画面が表示され、「Would you like to configure your network?」と尋ねられるので、「」を選択します。
11. 「NETWORK CONFIGURATION」画面が表示されるので、内容を確認してエンターキーを押します。
12. 「ENTER HOSTNAME」画面が表示されます。PC に設定したいホスト名を入力してエンターキーを押します。
13. 「ENTER DOMAINNAME」画面が表示されます。ドメイン名が必要な場合入力し、エンターキーを押します。
14. 「LOOPBACK ONLY?」画面が表示されます。ネットワークアダプタ(LA-PCM-T V2)を使用する場合、「」を選択します。
15. 以降、PC の IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、ネームサーバ(使用する場合)、を画面の指示に従って設定してください。不明な点はシステム管理者にご相談ください。
16. 「NETWORK SETUP COMPLETE」の画面が表示されれば、ネットワーク情報の設定は終了です。引き続きインストールを続行してください。
(「TIMEZONE CONFIGURATION」では「Asia/Tokyo」を選択します。)
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アダプタの設定
17. Linux のセットアップが終了したら、次にアダプタを OS に認識させるために、以下の作業が必要となります。各ファイルを編集するのに、vi コマンド、emacs コマンド等テキストエディタを使用する必要があります。これらの使い方については、専門書籍を参照願います。
18. Linux を起動し、root ユーザでログインします。
19. エディタで「/etc/pcmcia/config」ファイルの内容を編集します。(以下、vi エディタを使用した例)
  # vi /etc/pcmcia/config
20. 「# Ethernet adapter definitions」の下あたりに、他のアダプタを参考に、以下の3行のエントリを追加してください。
  #
# Ethernet adapter definitions
#
card "Allied Telesis Ethernet Card"
 version "Allied Telesis, K.K.", "CentreCOM LA-PCM_V2"
 bind "pcnet_cs"
  ※大文字/小文字やスペース、カンマやピリオドを正確に記述してください。
21. 編集を終了します。このファイルはリードオンリー属性なので、修正内容を確認した後、強制書き込みを行います。
  :wq!
22. 次に、「/etc/pcmcia/config.opts」ファイルの内容を編集します。
  # vi /etc/pcmcia/config.opts
23. 「# Options for loadable modules」の下あたりに以下の1行を追加してください。
  #
# Options for loadable modules
#
module "pcnet_cs" opts "use_shmem=0"
24. 編集を終了します。このファイルもリードオンリー属性なので、修正内容を確認した後、強制書き込みを行います。
  :wq!
25. Ctrl + Alt + Delete キーを押してPCを再起動してください。CentreCOM LA-PCM-T V2 は正しく認識され、正常に動作するようになります。他のホストに対して、ping コマンド等を使用して通信の確認を行ってください。
動作しない場合の原因の多くはリソースの競合です。リソースの空き情報を再度確認してください。詳細なインストール方法については専門書籍をご覧ください。


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