ネットワーク監視: ユーザーガイド
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5.3 メニューコマンド

ネットワーク監視マップのメニューは、下記の項目から構成されています。

Note
ネットワーク監視マップでは、メニューバーの「ファイル」メニューの下にあるコマンドは「閉じる」以外使わないでください。マップをファイルに保存する場合、ファイルから読み込む場合、印刷する場合などは、「ファイル」ではなく「マップ」メニューを使用してください。

5.3.1 編集

「編集」メニューは、おもに Edit モードで使用します。

5.3.1.1 追加

マップに機器アイコン(ネットワークシンボル)やリンクアイコン(リンクシンボル)を追加します。

ネットワークシンボル

デバイスを示すアイコン(ネットワークシンボル)をマップに追加します。詳細はネットワークシンボルの追加をご覧ください。

リンクシンボル

他のファイルへのリンクを示すアイコン(リンクシンボル)をマップに追加します。詳細はリンクシンボルの追加をご覧ください。

images/anm_ug_0164.png

項目

内容

名前

リンクシンボルの名前を指定します。

リンク先

リンク先のファイルを指定します。ファイルパスまたは URL で指定してください。一般的にはマップファイル(.smm)を指定しますが、IE で開けるならどのようなファイルでも指定できます(Web ページなど)。

「テスト」ボタンをクリックすると、リンク先が正しいかどうかチェックできます。

表示イメージ

アイコンのパス名を指定します。「参照」ボタンをクリックすると、パス名を参照して入力できます。使用できるファイル形式は、Windows ビットマップ(.bmp)、アイコン(.ico)、DIB(.dib)です。入力したファイルパスを確認するには、左側のアイコンをクリックします。

5.3.1.2 背景の編集

マップの背景色と背景画像を指定・変更します。詳細は背景の編集をご覧ください。

images/anm_ug_0157.png

項目

内容

背景色

背景色を選択します。

背景画像

背景画像を配置する場合はチェックボックスにチェックを入れ、「参照」ボタンをクリックし対象のファイル(Windows ビットマップ形式(.bmp))を指定してください。

デフォルト

背景の設定をデフォルト(背景色「水色」、背景画像「なし」)に戻します。

5.3.1.3 デバイスリスト

マップウィンドウ最下段のデバイスリストウィンドウに対する操作を行います。

追加リストからアイテムを削除

「追加デバイスリスト」で選択されているデバイスをリストから削除します。

削除デバイスを Map から削除

「削除デバイスリスト」に表示されているデバイスをマップビューおよびリストから削除します。

5.3.1.4 検索

マップ上の任意のシンボルに移動します。「検索」ダイアログが表示されるので、移動先のデバイスを選択し「移動」をクリックしてください。マップビュー上の該当シンボルが選択された状態になります。

images/anm_ug_0159.png

5.3.1.5 プロパティ(アイコン変更)

ネットワークシンボルのアイコンを変更します。

マップ上でネットワークシンボルを右クリックし表示されるメニューより、「プロパティ」を選択します。

images/anm_ug_0165.png

表示された「ネットワークシンボル(デバイス)のプロパティ」画面のアイコンタブをクリックし、「イメージのカスタマイズ」を選択します。アイコンのファイルパスを指定し、適当なアイコンに変更します。

images/anm_ug_0166.png

アイコンを変更後、プロパティダイアログを終了すると、選択されたアイコンがマップ上に反映されます。

images/anm_ug_0167.png

また、変更されたアイコンは、「ネットワークシンボル(デバイス)のプロパティ」画面でも確認できます。

images/anm_ug_0168.png

Note
この操作で、ビューアー上のアイコンは変更されません。ビューアー上のアイコンの変更は、コントロールパネルの「ネットワーク監視機能のシステム設定」→「ユーティリティ」タブから起動する「アイコン管理」ユーティリティで行います。

5.3.2 表示

「表示」メニューでは、画面表示に関する設定を行います。

5.3.2.1 通知フラグ・クリア

通知フラグをクリアします。ビューアーの「表示」→「ツリービュー」→通知フラグクリアと同じです。

5.3.2.2 ページ境界線の表示

印刷範囲を示すマップ上の波線の表示/非表示を切り替えます。

5.3.2.3 グリッドに吸着

Editモードでシンボルを移動する際、グリッドに吸着する/しないを切り替えます。

5.3.2.4 ズーム標準

マップの表示スケールを標準(100%)に戻します。

5.3.2.5 ズーム

マップの表示スケールを20%、50%、75%、100%、120%、150%、200%から選択します。

5.3.2.6 最新の状態に更新

ネットワークシンボルの状態を再描画します。

マップビュー上での操作

マップビュー上のネットワークシンボルの状態を再描画します。シンボルを選択していない場合は、すべてのシンボルの状態を更新します。シンボルを選択している場合は、選択したシンボルの状態のみを更新します。

ツリービュー上での操作

更新したいノードを選択して実行してください。サブネットアイコンを選択した場合は、サブネット内のすべてのデバイスを更新します。

Note
周期監視を停止している場合、本機能は無効です。

Note
「シンボルを選択していない状態」にするには、マップ上のシンボル以外の場所をクリックしてください。

5.3.3 マップ

「マップ」メニューでは、マップファイルの保存や印刷などを行います。

5.3.3.1 開く

マップファイルを開きます。

Note
マップウィンドウの「ファイル」メニューは、IEの「ファイル」メニューです。「ファイル」メニューは使用しないでください。

5.3.3.2 上書き保存

現在開いているマップファイルを上書き保存します。新規作成されたマップの場合は、「名前を付けて保存」と同じダイアログが表示されるので、下記の命名規則に従って保存してください。

5.3.3.3 名前を付けて保存

現在開いているマップファイルに名前を付けて保存します。マップファイルに名前を付けるときは、必ず以下の命名規則に従ってください。

命名規則
  1. マップファイルの拡張子は .smm
  2. マップファイルは、ネットワーク監視サーバーの maps ディレクトリ(例:C:¥Program Files¥Allied Telesis¥AlliedView NMS SE¥NetManager¥mapsに保存する
  3. ファイル名は、下記の規則に従ってください。
ネットワークから起動したマップ

「MyNetwork.smm」として保存

サブネット192.168.1.0から起動したマップ

「192_168_1_0.smm」として保存

デバイス192.168.1.1のポート1から起動したマップ

「192_168_1_1_1.smm」として保存

上記の命名規則に従って保存することにより、次回から、同じネットワーク/サブネット/ポートを選択してマップを起動したときに、保存したマップファイルが使用されます。

Note
上記の命名規則に従わなかった場合、あるいは maps ディレクトリ以外のディレクトリに保存した場合は、ビューアーのツリービューからマップを起動した場合に、保存したファイルを自動起動することができませんので、ご注意ください。

5.3.3.4 ページ設定

印刷の設定を行います。

5.3.3.5 印刷

マップを印刷します。

5.3.3.6 Map を初期状態に戻す

現在のマップを破棄し、マップを初期状態(新規作成時の状態)に戻します。次のような確認ダイアログが表示されるので、「はい」または「いいえ」で答えてください。

images/anm_ug_0169.png

5.3.4 図形

「図形」メニューは、Edit モードでマップ上に各種図形を描くときに使います。View モードではすべての項目がグレー表示となり、選択できなくなります。

5.3.4.1 前面に移動・最前面に移動・背面に移動・最背面に移動

選択したオブジェクトをマップの前面または背面に移動します。下図のようにオブジェクト間の前後関係を変更します。

images/Arrange.png

5.3.4.2 左方向に90度回転・右方向に90度回転

選択したオブジェクトを左右に90度回転します。

images/RotateLR.png

5.3.4.3 上下方向に反転・左右方向に反転

選択したオブジェクトを上下または左右に反転します。

images/Flip.png

5.3.4.4 回転

選択したオブジェクトを、マウスドラッグにより任意の角度回転します。

images/FreeRotation.png

5.3.4.5 シンボル間リンクの描画

シンボルとシンボルをつなぐ線(リンク)を引きます。

images/DrawingLinks.png

線の形状には、次の5種類があります。

images/LinkType.png

5.3.4.6 接続先の追加

シンボル以外の図形にシンボル間リンクの接続先を追加します。これにより、シンボルと図形(直線や四角)の間にもシンボル間リンクを引けるようになります。

マップ上に図形を描画します。

images/new_connection01.png

メニューより「接続先の追加」をクリックします。

images/new_connection02.png

接続先を追加したい図形の上にカーソルを移動させます。

images/new_connection03.png

このとき、接続先が追加可能であれば、図形が選択された状態になり、追加ができない場合は、画面上の変化はありません。

images/new_connection04.png

接続先を追加したい場所にてクリックをすると接続先が表示されます。

images/new_connection05.png

追加を行わない場合は、追加ができないシンボル上もしくはシンボルの存在しないキャンバス上で右クリックをしてください。また、追加した点は削除できません。接続先を削除したいときは、いったん図形を削除して再度作成してください。

追加した接続先は、シンボル間リンクの端点として使用できます。

images/new_connection06.png

接続先を追加できる図形は、以下の通りです。

5.3.4.7 図形の描画・ラベルの描画

マップ上に各種図形を描画します。図形、ラベルの描画モードに移行するには、マップビュー上のシンボル以外の場所をクリックして、シンボルが選択されていない状態にしてください。

images/DrawShapes.png

5.3.4.8 シンボル選択アイコン

シンボル選択アイコンは、対応するメニューコマンドがないアイコンです。このアイコンが images/selectObject.png 状態のときは、シンボル間リンク、図形描画、ラベル描画のいずれかの描画モードになっていることを示します。一方、 images/selectIcon.png 状態のときは、マップ上のシンボルを選択するモードになっていることを示します。

5.3.5 管理

「管理」メニューでは、選択したネットワークシンボルを対象に、下記のアプリケーションを起動します。シンボル未選択の場合、または、シンボルがアプリケーションに対応していない場合は選択できません。

本メニューは、ビューアーの「管理」→「管理情報」→「アプリケーション」と同じです。

5.3.5.1 機器ビューアー(AlliedDeviceView)

選択したデバイスに対して機器ビューアーを起動します。

Note
機器ビューアーは、弊社が販売するネットワーク機器のみサポートしています。機器ビューアーが対応していないデバイスを選択した場合は、機器ビューアーの起動のみ行われます。

Note
機器ビューアーを起動するには、ビューアー側に機器ビューアーがインストールされている必要があります。サーバーに機器ビューアーがインストールされていても、サーバーとビューアーが別の PC の場合は、ビューアーでは利用できません。

5.3.5.2 MIB ブラウザー(Amigo)

選択したデバイスに対して、機器ビューアー付属の MIB ブラウザー(Amigo)を起動します。

Note
マップから ANM の内蔵 MIB ブラウザーを起動することはできません。内蔵 MIB ブラウザーを使用したい場合は、マップ上のネットワークシンボルをダブルクリックしてビューアーをアクティブにし、そこで「MIB ブラウザー」メニューを選択してください。

Note
Amigo の詳細については、機器ビューアー ユーザーガイドの「MIB ブラウザー」をご覧ください。

Note
Amigo は機器ビューアーに付属するアプリケーションですので、機器ビューアーをインストールしていないと使用できません。Amigo を起動するには、ビューアーの PC に機器ビューアーをインストールしておく必要があります。

5.3.5.3 TELNET

Telnet クライアントを起動し、選択されているデバイスに接続します。

Note
ビューアーの PC に別売品の「AT-TCP/32 Professional」か「AT-TCP/32 Elite VT端末エミュレータ」(いずれもアライドテレシス製品)がインストールされている場合は、Telnet クライアントとして「AT-TCP/32」に含まれている VT 端末エミュレータが起動されます。「AT-TCP/32」がインストールされていない場合は、Windows 付属の TELNET.EXE が起動されます。

Note
Windows OS によっては、デフォルトでは TELNET.EXE がインストールされないことがあります。 Windows Vista / Windows 7 の場合、「コントロールパネル」−「プログラム」−「プログラムと機能」の「Windows の機能の有効化または無効化」で「Telnet クライアント」を追加する必要があります。 Windows Server 2008 の場合は、「Windows の機能の有効化または無効化」で「サーバー マネージャ」が起動します。左側のツリーで「機能」を選択し、右側の「機能の追加」を選択すると「機能の追加ウィザード」が表示されますので「Telnetクライアント」にチェックし、ダイアログの指示に従って機能を有効化してください。

Note
64ビット環境など一部の OS では、TELNET.EXE がインストールされている場合でも、このメニューから起動できない場合があります。

5.3.5.4 Web ブラウザー

Web ブラウザーを起動し、選択されているデバイスに接続します。ブラウザーは、IE が使用されます。

Note
アイコン管理ツール「URL」で機器の URL を指定していた場合、その URL が使用されます。

5.3.5.5 TFTP クライアント

TFTP クライアントを起動します。

Note
ビューアーの PC に別売品の「AT-TCP/32 Professional」か「AT-TCP/32 Elite Tftpクライアント」(いずれもアライドテレシス製品)がインストールされている場合は、「AT-TCP/32」に付属の TFTP クライアントアプリケーションが起動されます。「AT-TCP/32」がインストールされていない場合は、何も起動されません。

5.3.5.6 TFTP サーバー

TFTP サーバーを起動します。

Note
ビューアーの PC に別売品の「AT-TCP/32 Professional」か「AT-TCP/32 Elite Tftpサーバー」(いずれもアライドテレシス製品)がインストールされている場合は、「AT-TCP/32」に付属の TFTP サーバーアプリケーションが起動されます。「AT-TCP/32」がインストールされていない場合は、何も起動されません。

5.3.5.7 Ping コマンド

「Ping コマンド」を選択すると、ビューアー PC から選択されたデバイスに対して、システム標準の Ping コマンドを実行します(コマンドプロンプトのウィンドウが開きます)。

また、あらかじめ「Ping コマンドメニュー定義ユーティリティ」で定義することによって、他のデバイスに対して Ping を実行できます。

5.3.5.8 カスタムツール

「カスタムツール」メニューでは、「カスタムツールメニュー定義ユーティリティ」または「カスタムツールメニューの設定」で設定したメニュー項目が表示されます。「編集」をクリックするとメニュー項目の編集・追加・削除など行えます。

このツールを使用すると、数回のクリックで任意のコマンドを実行できるようになるので、よく使用するコマンドを登録することにより操作性が向上します。

メニューへの任意のコマンドの追加は、ビューアーまたはカスタムツールメニュー定義ユーティリティからでも設定できます。

images/anm_ug_0143.png

項目

内容

メニュー項目名

メニューに表示される文字列を指定します。指定できる文字列は最大64バイト(全角文字の場合32文字)です。
「\t」で区切ることで、サブメニューを追加できます。例えば、メニュー文字列に「管理\tTera Term」と「管理\tWireShark」を指定して追加すると、「Tera Term」「WireShark」がサブメニュー「管理」によって階層化されます。
サブメニューは1階層につき10個まで登録でき、5階層まで作成できますが、メニュー項目全体で指定できる文字列は最大324バイト(全角文字の場合162文字)までです。

コマンド

実行するコマンドを指定します。
任意のコマンドを指定する場合は、「参照」ボタンをクリックし、実行ファイルを指定してください。フルパスで指定しない場合は、指定したコマンドにパスが通っている必要があります。
ドロップダウンリストから下記のコマンドを指定することもできます。(AlliedDeviceView などを指定する場合は、インストールされている必要があります)

  • 機器ビューアー(AlliedDeviceView)起動
  • MIB ブラウザー(Amigo)起動
  • TELNET 起動
  • TFTP クライアント起動
  • 機器のログ(AlliedLogReporter)起動
  • デバイスメンテナンス機能へのタスク登録
  • 機器へのファイル転送
  • 機器のコンフィグバックアップ
  • Ping コマンド実行
  • 経路情報コマンド実行
  • Web ブラウザー(IE)起動
  • TFTP サーバー起動

パラメーター

コマンドのパラメーターを入力します(必須ではありません)。「%ip」「%ipv4」「%ipv6」のいずれかを指定すると、ターゲットとなっている IP アドレスを取得して実行します。対象となる機器ノードに IPv4 と IPv6 のアドレスが指定されている場合は、IPv4 のアドレスが優先されます。例えば、コマンドで「機器ビューアー(AlliedDeviceView)を起動」を選択した場合、パラメーターには「-TargetHost %ip」を設定します。選択されているデバイスの IP アドレスが192.168.1.11の場合は「-TargetHost 192.168.1.11」を設定します。
「%mac」を指定すると、ターゲットとなっている MAC アドレスを取得して実行します。対象となる機器ノードに IPv4、IPv6 アドレス、MAC アドレスが指定されている場合の優先順位は、IPv4 → IPv6 → MAC アドレスとなります。

追加・編集・削除・テスト実行ボタン

追加−メニュー内で設定した内容が、新規に追加されます。
編集−選択・表示されているメニュー内容を編集できます。
削除−選択したメニューを削除できます。
テスト実行−選択されている(メニューの)コマンドをテストします。

メニュー一覧

現在の定義内容が表示されます。

上へ・下へ

メニューの表示順番を変更できます。

メニューテスト

現在定義されている内容で、メニュー表示のテストができます。

images/anm_ug_0144.png

Note
ビューアーが起動している場合、マップでメニューを編集してもビューアーメニューには自動的に反映されません。ビューアーを再起動する必要があります。

Note
64ビット環境のプログラムは、このメニューから起動できない場合があります。

メニュー項目の実行時に「IP アドレスの入力」ダイアログが表示された場合は、相手先の IP アドレスを入力してください。

設定したメニュー項目は、「管理」メニュー →「カスタムツール」に表示されます。

images/anm_ug_0199.png

5.3.5.9 関連するログの保存

マップ上で選択されているネットワークシンボルに関連するログを取得し、CSV (カンマ区切り)形式のテキストとしてファイルに保存することができます。(サブネット、ネットワークに関するログは取得できません)

images/anm_ug_0142.png

項目

内容

保存するファイル名

保存するファイル名を指定します。

同名のファイルが存在したら上書きする

同名のファイルが既に存在した場合、上書きするかどうかを指定します 。チェックしなかった場合は、同名のファイルに追記します。

取得したログを表示する

ログの取得が完了したあとに、保存したファイルを表示するかどうかを指定します。チェックすると、指定された「ログ表示用ツール」で表示します。「ログ表示用ツール」が指定されていなかった場合、メモ帳で表示されます。

取得したログのフォルダーを開く

ログの取得が完了したあとに、保存したファイルのフォルダーをエクスプローラーで開くかどうかを指定します。

5.3.6 設定

「設定」メニューでは、ネットワーク監視マップの環境設定を行います。

5.3.6.1 モード

ネットワーク監視マップの2つのモードを切り替えます。

View モード

デバイスの監視を行うためのモードです。

起動直後はこのモードです。View モードでなければ、デバイスの状態を取得することができません(Edit モードではシンボルの色が変化しない)。ただし、View モードでは、シンボルの移動や背景の変更といった編集作業はほとんどできません。このモードの場合、キャンパス上のグリッドが非表示となります。

Edit モード

マップの編集を行うためのモードです。

シンボルの追加や背景の編集、図形の描画といった作業はこのモードで行います。ただし、Edit モードではデバイスの状態を取得することはできません。このモードの場合、キャンパス上のグリッドが表示されます。

5.3.6.2 監視設定

サブネットの自動探索とデバイスの周期監視のオン・オフを切り替えます。ビューアーの「設定」→「監視設定」メニューと同じです。

自動探索

ANM は、探索条件で設定された周期でサブネットの構成に変化がないかを調査しますが、本メニューではこの処理を開始/停止させることができます。停止状態になると、サブメニュー名の前にチェック印が表示されます。再度メニューを選択すると自動探索が再開され、チェック印は消えます。

周期監視

ANM は、各デバイスの状態を監視条件に従って周期的に監視していますが、本メニューではこの監視処理を開始/停止させることができます。停止状態になると、サブメニュー名の前にチェック印が表示されます。再度メニューを選択すると周期監視が再開され、チェック印は消えます。周期監視の停止中は、「最新の状態に更新」機能も無効になります。

5.3.6.3 フォントの設定

マップ上で使用するフォントを変更します。シンボルまたはシンボルのラベルを選択した状態で本メニューを選択した場合は、該当ラベルのフォントだけが変更されます。未選択状態で本メニューを選択した場合は、マップ全体(デフォルト)のフォント設定を変更します。ただし、既に描画されているオブジェクトのフォントは変わりません。その場合は、オブジェクトを選択した上で本メニューを選択してください。

images/anm_ug_0160.png

5.3.6.4 枠線色の設定

マップ上のシンボル(アイコン、ラベル)を囲う枠線の色を変更します。シンボルを選択した状態で本メニューを選択した場合は、該当シンボルのラベル枠線色だけが変更されます。未選択状態で本メニューを選択した場合は、マップ全体(デフォルト)の枠線色設定を変更します。ただし、既に描画されているオブジェクトの枠線の色は変わりません。その場合は、オブジェクトを選択した上で本メニューを選択してください。

images/anm_ug_0161.png

5.3.6.5 キャンバスサイズの設定

印刷可能範囲(キャンバス)のサイズを変更します。

images/anm_ug_0162.png

5.3.6.6 シンボルの点滅間隔の設定

ツリー上でアイコンをダブルクリック、あるいは、「検索」ダイアログでデバイスを選択してマップ上のネットワークシンボルにジャンプした際の点滅回数と間隔を変更します。

images/anm_ug_0163.png

5.3.7 ヘルプ:ネットワーク監視マップ ヘルプ

5.3.7.1 ユーザーガイド

オンラインマニュアル(本ドキュメント)を表示します。

5.3.7.2 バージョン情報

ネットワーク監視マップのバージョン情報を表示します。

images/anm_ug_0170.png

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