製品:外観/パッケージについて
Q.1
  製品パッケージに付属している添付品を教えてください。  
A.1
  CentreCOM AR260Sのパッケージには以下のものを同梱しております。
(下記以外に資料などが添付されることがございます。)
 
CentreCOM AR260S 本体 
専用ACアダプター
UTPケーブル 1.5m(1本:カテゴリー5/ストレート)
ゴム足(4個)
マグネット(4個)
マグネット取り付けネジ(4個)
縦置きスタンド(1個)
マニュアル類 
  取扱説明書
  CD-ROM
  製品保証書
  シリアル番号シール
※内容物は変更されることがあります。最新の情報については、
付属のパッキングリスト、リリースノートをご参照ください。
 
Q.2
  本体の保証期間は何年ですか。  
A.2
  1年です。  
Q.3
  付属品(本体以外)の保証期間はどれくらいですか。  
A.3
  90日です。  
Q.4
  付属品を無くしてしまいました。購入できますか。  
A.4
  はい。下記電話番号にてお問い合わせください。
また、アライドダイレクトでも取扱っております。

アライドテレシス株式会社 テレマーケティング
 電話番号:0120-860-442(月〜金/9:00〜17:30)
 FAX番号 :0120-860572(24時間受付)
 
Q.5
  POWER LEDでどのような事が分かりますか。  
A.5
  電源が供給されているときに点灯(緑)します。  
Q.6
  ALARM LEDでどのような事が分かりますか。  
A.6
  正常時は消灯していますが、異常が発生すると点灯(緑)します。
また、起動時の一時的な点灯は正常です。

※起動時の点灯から消灯への変遷は、起動の完了を示すものではありません。
 
Q.7
  WAN LEDでどのような事が分かりますか。  
A.7
  リンクが確立している場合に点灯(緑)します。  
Q.8
  LAN1-4 LEDでどのような事が分かりますか。  
A.8
  100Mbps または 10Mbps、Full Duplex または Half Duplex のいずれかで
リンクが確立している場合に点灯(緑)します。
パケットの送受信が行われている場合は点滅(緑)します。
 
Q.9
  WANポートについて教えてください。  
A.9
  WAN側本製品とケーブル/ADSLモデム/ONU などを接続するための
10BASE-T/100BASE-TXのポートです。このポートはMDIとなっており、
MDI-Xへの変更はできません。

WANポートに接続した装置とリンクしない場合は、以下をご確認ください。

・ケーブル/ADSLモデム側でポートの変更が可能であれば、MDI-Xに切り替える。
・ハブやスイッチを経由して接続する。
・ケーブル種別(ストレート/クロス)を確認する。
 
Q.10
  LANポートについて教えてください。  
A.10
  10BASE-T/100BASE-TXに対応したイーサネットポート(オートネゴシエーション)で
1〜4の4ポートがあります。各ポートともMDI/MDI-X自動切替機能を持ち、
ストレート/クロスのどちらのタイプのUTPケーブルでもご利用頂けます。
 
Q.11
  CONSOLEポートについて教えてください。  
A.11
  弊社メンテナンス用のコンソールポートです。
未サポート機能ですので、お客様はご利用になれません。
 
Q.12
  リセットスイッチについて教えてください。  
A.12
  本製品を再起動するボタンです。製品稼動中に押すと、本製品は再起動されます。
また、電源スイッチ、ALARM LED を組み合わせた操作により本製品を
工場出荷時設定に初期化することが可能です。

本体初期化の方法につきましては、こちらの取扱説明書をご覧ください。
 
Q.13
  MACアドレスラベルは何を標記してるのでしょうか。  
A.13
  左がWAN側インターフェースのMACアドレス、右がLAN側インターフェースの
MACアドレスを表します。
 
Q.14
  電源の定格入力電圧を教えてください。  
A.14
  本体の定格入力電圧はAC100Vです。必ず付属のACアダプターを使用し、
AC100Vのコンセントに接続してください。

※それ以外のACアダプターやコンセントを使用すると、発熱による発火や
※感電の恐れがあります。
 
 仕様/機能について
Q.15
  製品仕様を教えてください。  
A.15
  製品仕様につきましては、こちらをご覧ください。  
Q.16
  接続推奨台数は何台ですか。  
A.16
  本製品を使用したインターネット接続での接続推奨台数は約20台程度になります。
それ以上の台数でご利用いただく場合や、接続台数が20台以下でもアクセス頻度が
高い構成の場合には、上位機種をご検討ください。
 
Q.17
  ONU(Optical Network Unit)は内蔵しておりますか。  
A.17
  内蔵しておりません。別途ご用意ください。
回線サービス業者からONUが提供される場合は、そちらをご利用ください。
 
 仕様/機能:WAN/LANポートについて
Q.18
  出荷時にIPアドレスは設定されてますか。  
A.18
  出荷時にIPアドレスは設定されています。
LAN側インターフェースに「192.168.1.1」と設定されています。
 
Q.19
  LAN(スイッチ)ポートの通信モード/スイッチングモードを教えてください。  
A.19
  LAN(スイッチ)ポートのモードはそれぞれ以下になります。

スイッチングモード ストア&フォワード方式
通信モード オートネゴシエーションによる自動認識のみ
※10/100、Full/Half固定設定はできません。
 
Q.20
  LAN側(スイッチ)で登録されているMACアドレスのエージングタイム(MACアドレス保持時間)を教えてください。  
A.20
  200-300秒の範囲となります。  
Q.21
  LAN側(スイッチ)で登録できるMACアドレスはいくつまでですか。  
A.21
  最大で2000個です。
2000個以上登録された場合は古い情報から削除されます。
 
Q.22
  フローコントロール機能には対応していますか。  
A.22
  残念ながら対応していません。  
Q.23
  バックプレッシャー機能には対応していますか。  
A.23
  残念ながら対応していません。  
Q.24
  VLAN機能はありますか。  
A.24
  残念ながらVLAN機能はございません。  
 仕様/機能:IP-ROUTER機能について
Q.25
  ローカルルーターとして利用できますか。  
A.25
  はい、できます。

メニューの「WAN」の項目でWAN側のIPアドレスを固定設定にし、
「システム管理」→「サービスの有効/無効」からファイアウォールを無効にすれば、
ローカルルータとして運用可能です。
 
Q.26
  ブリッジ機能はありますか。  
A.26
  残念ながらございません。  
Q.27
  利用可能なルーティング方式を教えてください。  
A.27
  スタティックのみ対応しております。  
Q.28
  経路情報を追加できますか。  
A.28
  はい。最大で15個までスタティックルートを追加できます。  
Q.29
  手動でデフォルトルートを追加できますか。  
A.29
  WAN設定 の接続モードが 固定IP の時のみ、デフォルトルートのゲートウェイアドレスを
手動で設定可能です。

接続モードがPPPoEの時は pppoe0、pppoe1どちらかをデフォルトゲートウェイに設定しますが、ゲートウェイアドレスの指定ができません。また、接続モードがDHCPの時は、DHCPサーバから通知されたデフォルトゲートウェイアドレスが自動的に使用され、変更できません。
 
Q.30
  スタティックルートが15個までしか登録できません。  
A.30
  大変申し訳ございません。取扱説明書の誤記です。

P.15右下の「スタティックルートの最大登録数 50件」は
誤りであり、正しい最大登録数は15件です。

お詫びし、訂正させて頂きます。
 
 仕様/機能:DHCP機能について
Q.31
  DHCPサーバーの機能はサポートしていますか。  
A.31
  はい。サポートしております。デフォルトで有効となっております。

固定アドレステーブル機能:特定の端末にアドレスを固定的に割り当てます。
※最大10エントリーまで登録可能です。
 
Q.32
  DHCPサーバーとは何ですか。  
A.32
  RFC(request for comments)1541に記述されており、TCP/IPプロトコルの1つでBOOTPの拡張版といえます。TCP/IPを利用して通信する場合には,それぞれのコンピュータにIPアドレスやデフォルト・ゲートウエイのアドレスなどを設定する必要がありますが,DHCPサーバー上にIPアドレスやデフォルト・ゲートウエイのアドレスを登録しておき、クライアントが起動時にDHCPサーバーにリクエストをだし、IPアドレスを取得します。このように、1台1台に対して自動的にネットワーク情報を配信できます。 BOOTPの拡張版といわれますが、大きく次の3点が違います。

1. 使用期限付きのアドレス設定
2. IPアドレス構築のためのすべてのパラメータを提供する
3. DHCPメッセージタイプを指定する
 
Q.33
  DHCPクライアント機能はサポートしていますか。  
A.33
  サポートしています。この機能を使用することによって、CATVなどで接続時にプロバイダのDHCPサーバーからIPアドレスを取得することができます。また、DHCPリクエスト時に使用するドメイン名、コンピューター名を設定することも可能です。  
 仕様/機能:VPN機能について
Q.34
  VPN機能はありますか。  
A.34
  はい。IPsecに対応しております。  
Q.35
  同時VPNトンネル数はいくつですか。  
A.35
  最大10トンネルとなります。  
Q.36
  暗号アルゴリズム3DESには対応していますか。  
A.36
  はい。標準でサポートしております。  
Q.37
  AR260SをPPTPサーバ/クライアントとして使用可能ですか。  
A.37
  残念ながら、対応しておりません。  
Q.38
  L2TPには対応していますか。  
A.38
  残念ながら、対応しておりません。  
Q.39
  VPNパススルー機能はありますか。  
A.39
  残念ながら、ございません。  
Q.40
  WindowsXP標準のVPNクライアントや、WindowsVista標準のVPNクライアントと接続できますか。  
A.40
  残念ながら、接続できません。  
Q.41
  AT-VPN ClientのVPNゲートウェイとして使用可能ですか。  
A.41
  残念ながらご使用いただけません。
AT-VPN ClientのVPNゲートウェイとして使用可能なARルーターは以下になります。

・AR300V2/AR300LV2(ファームウェアバージョン:Ver.2.2.2 PL8以降 )
・AR720/AR740 (ファームウェアバージョン:Ver.2.2.2 PL10以降)
・AR410V2 (ファームウェアバージョン:Ver.2.3.4 PL0以降 )
・AR415S (初期リリースより対応 )
・AR450S (ファームウェアバージョン:Ver.2.5.2 PL3以降 )
・AR550S/AR570S (初期リリースより対応 )

※製品名末尾に「S」が無いルーターには、暗号ボードの追加が必要です。
 
Q.42
  PPPoEマルチセッションとIPsec VPNを併用することはできますか。  
A.42
  残念ながらできません。 本機能の併用は未サポートとなります。
閉域網サービスとインターネットサービスの併用環境等におけるVPN利用につきましては、上位機種(AR4XXシリーズ等)にて対応可能です。
 
 仕様/機能:WAN側設定について
Q.43
  MTU/MSS 値の変更はできますか。  
A.43
  MTU値の変更はできませんが、MSS値の変更は可能です。
設定画面のメニューより、詳細設定の WAN 側設定を選択して、WAN のMSSクランプを
設定します。ただし、本機能は基本的には変更する必要はありません。

本設定項目の意味が十分に理解できる方のみ、自己責任で本設定項目を使用してください。 不用意に設定値を変更すると、通信ができなくなる可能性があります。
 
Q.44
  ダイナミックDNSに対応していますか。  
A.44
  残念ながら対応しておりません。
 
 仕様/機能:WAN側設定 WAN側IPアドレス 自動取得/固定設定について
Q.45
  DHCPサーバーからIPを自動で取得することは可能ですか。  
A.45
  可能です。DHCPクライアント機能を利用し、CATVから割り当てられるIPアドレスをWAN側に設定できます。  
Q.46
  WAN側MACアドレス変更機能には対応していますか。  
A.46
  はい。対応しております。
WAN設定で接続モードを「DHCP」で指定した場合に「MACクローニング」の設定で
WAN側MACアドレスを変更可能です。

MACクローニングとは:
ISPとの契約時、コンピューターのMACアドレスを既に登録している場合に、そのMACアドレスを本製品のMACアドレスとしてクローニングすることができます。この機能により、ISPにMACアドレスを再登録する必要がなくなります。

MACアドレスの登録を必要とするCATV局や、MACアドレス記憶型のケーブルモデム・xDSLモデムを使用している場合に必要な機能となります。
 
Q.47
  「WAN側IPアドレス(自動取得)」「WAN側IP固定アドレス(固定取得)」の設定でWAN側をアンナンバードに設定できますか。  
A.47
  Ethernetの接続になりますので、設定出来ません。  
Q.48
  同一のIPアドレスをLAN/WANポートに割り当てることは可能ですか。  
A.48
  同一のIPアドレスをLAN/WANポートに割り当てることは出来ません。
必ず異なるセグメントのIPアドレスを設定してください。
 
Q.49
  WAN側の接続モードを「DHCP」や「固定」にしたら、インターネットに繋がらなくなりました。  
A.49
  NATの設定をご確認ください。
AR260SのインターフェースNATはデフォルトでPPPoE0を使用する設定がされており、
WAN側の接続モードが「DHCP」や「固定」の場合、NATの設定変更を行う必要があります。
メニューから「Firewall」→「Outboundアクセス」でインターフェースNATのインターフェースを「eth0」に変更してください。
 
 仕様/機能:WAN側設定 PPPoEについて
Q.50
  PPPoEの同時セッション数を教えてください。  
A.50
  2セッションまで可能です。
複数セッションに対応した回線契約が必要ですので、事前に複数セッションに
対応した回線契約かご確認ください。
 
Q.51
  PPPoE接続で通信を行わないときに切断を行う事は可能ですか。  
A.51
  可能です。WAN設定の接続オプションで「ダイヤルオンデマンド」の設定を行うことで
可能です。タイムアウトで設定された時間だけ、無通信状態が継続すると
自動的にPPPoEセッションが切断されます。
 
Q.52
  常時接続させることは可能ですか。  
A.52
  可能です。WAN設定の接続オプションで「キープアライブ」もしくは
「無効」を設定することで常時起動可能です。

「キープアライブ」の場合、PPPoEセッション切断を検知して自動的に再接続を行います。「無効」の場合、PPPoEセッション切断信号を受信すると 再接続を行います。
 
Q.53
  PPPoEセッションキープアライブ機能はありますか。  
A.53
  ございます。WAN設定の接続オプションで「キープアライブ」を設定することで
有効になります。

PPPoEセッションキープアライブ機能とは、意図しない回線切断(回線障害や工事等)が発生した際に自動的にPPPoE再接続が行われ、接続を維持することができる機能のことです。
 
Q.54
  手動で接続/切断は可能ですか。  
A.54
  可能です。手動接続/切断の方法についてはリファレンスマニュアルをご覧ください。
接続オプションの「ダイヤルオンデマンド」「キープアライブ」を設定した場合でも
「接続/切断」ボタンにて手動接続を行った場合、自動接続は行われなくなりますので
ご注意ください。

手動接続/切断から自動接続/切断へ切り替える場合は、「ダイヤルオンデマンド」か
「キープアライブ」を設定後「適用」を行ってください。既に「ダイヤルオンデマンド」
「キープアライブ」を設定した状態で手動接続/切断を行った場合は、設定はそのままで「適用」のみを行ってください。
 
Q.55
  PPPの認証であるPAP/CHAPには対応していますか。  
A.55
  対応しております。  
Q.56
  PPP認証で使用するユーザー名/パスワードの制限はありますか。  
A.56
  それぞれ1〜63文字まで半角英数字の設定が可能です。
ただし、以下の記号文字はご利用いただけません。
#$=~|{};”<>

※ファームウェア 1.1.82A.410以降では「#」と「$」もご利用頂けます。
 
 仕様/機能:セキュリティー機能について
Q.57
  ファイアウォール機能はありますか。  
A.57
  ございます。ファイアウォール機能として、ステートフルインスペクション機能を
サポートしております。
 
Q.58
  ステートフルインスペクション機能について教えてください。  
A.58
  本機を通過する複数の通信を個々に監視し、矛盾がないかどうかチェックを行う機能です。通信が終了した場合、即座にポートを閉じます。また、通信時以外はポートを閉じて外部からのアクセスを受け付けません。  
Q.59
  NATとはなんですか。  
A.59
  IP(Internet Protocol)におけるグローバルとプライベートのアドレス/ポートの変換を行う機能です。本製品では、スタティックNAT、ダイナミックNAT、ENAT、インターフェースNATを使用することが可能です。

スタティックNAT プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で固定的にマッピングします。
ダイナミックENAT プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに動的にマッピングします。
ENAT 複数のプライベートIPアドレスに1つのグローバルIPアドレスと複数のポートをマッピングします。
インターフェースNAT ENATと同じ仕組です。ただし、使用するグローバルIPアドレスは、本製品のWAN側インターフェースに割り当てられたグローバルIPアドレスです。
 
Q.60
  ファイアウォールのセッション保持時間を教えてください。  
A.60
  以下の通りです。設定変更はできません。

TCP10分
UDP1分
ICMP1分
 
Q.61
  Firewall/NATのセッション数を教えてください。  
A.61
  ファイアウォール/NATとも推奨セッション数は1000セッションとなり、プロトコルにより
上限値が異なります。詳細は以下になります。

TCP:推奨1000セッション
UDP:推奨1000セッション
ICMP:推奨500セッション

なお、各プロトコルでセッションが保持されている場合、各プロトコルの推奨セッション数を超えない数値で合計セッション数が推奨1000セッションとなります。
 
Q.62
  ファイアウォールアクセスルールはいくつまで登録可能ですか。  
A.62
  Inbound/Outboundアクセス制御を併せて150エントリーまでとなってます。  
Q.63
  IPプールの設定は、何を行うのでしょうか。  
A.63
  複数のIPアドレスをグループとして作成し、Firewall(Inbound/Outbound)設定で、送信元IP、宛先IP指定時に、作成したIPプールを指定することができます。IPアドレスのグループは、サブネット単位、IPアドレスの範囲指定にて設定することができます。  
Q.64
  IPプールの設定はいくつまで登録できますか。  
A.64
  最大50エントリーまで登録可能です。  
Q.65
  NATプールの設定は、何を行うのでしょうか。  
A.65
  NATタイプを指定してNATを定義します。Firewall(Inbound/Outbound)作成時に「NAT」タイプを指定する際に使用します。スタティックNAT、ダイナミックNATを使用する場合は、かならずNATプールの設定が必要です。ただし、ダイナミックNATはInboundアクセスルールには使用できません。  
Q.66
  NATプールの設定はいくつまで登録できますか。  
A.66
  最大31エントリーまで登録可能です。  
Q.67
  攻撃検出機能はありますか。  
A.67
  DoSアタックプロテクトリストのアタックはデフォルトでプロテクトされており、プロテクトされたものはログに表示されます。各アタックに対するプロテクトの有効/無効は、各オプションをチェックすることで設定します。  
Q.68
  UPNPに対応していますか。  
A.68
  残念ながら対応しておりません。  
Q.69
  DMZ+LANの構成は利用出来ますか。  
A.69
  残念ながら出来ません。  
Q.70
  ステルスモードとはどのような機能ですか。  
A.70
  本機自体に対するアクセスを無視させることができます。外部からのPing等のリクエストを無視することができますので、インターネット側に対して本機の存在を隠蔽し、アタックの対象としてリストアップされにくくします。  
Q.71
  ファイアウォール機能を使用せずに、NAT機能を使用することができますか。  
A.71
  残念ながらできません。本製品ではNAT機能を使用する場合、ファイアウォール機能を有効にする必要があります。  
 仕様/機能:ログ管理機能について
Q.72
  AR260Sを再起動したらそれ以前のログはすべて消えますか。  
A.72
  はい。削除されます。ログ情報を保存しておきたい場合には、Syslogに出力する設定を行ってください。  
Q.73
  ログをSyslogサーバーに送ることはできますか。  
A.73
  はい。可能です。Syslogサーバーソフトウェアは、お客様にてご用意ください。また、Syslogサーバーソフトウェアを インストールしたパソコンのIPは固定にしてください。  
Q.74
  Syslogに出力するLOGを限定することはできますか。  
A.74
  システムログの設定でチェックされたもののみ出力されます。  
Q.75
  ログをメールで送信することはできますか。  
A.75
  残念ながらできません。  
Q.76
  NTP(Network Time Protocol)は使用できますか。  
A.76
  はい。使用することが可能です。
メニュー画面の「システム管理」⇒「SNTPサービスの設定」でSNTPサーバーの設定を
行うことが可能です。ただし、SNTPサーバー1-5 は全て必須でそれぞれ別のサーバー
を指定する必要がございます。

デフォルトで登録されてますので、通常は変更する必要はございません。
 
 設定について
Q.77
  設定するには何が必要ですか。  
A.77
  設定は全てWebブラウザーから行います。
Webブラウザーは Windows版の Internet Explorer Ver.6.0以上をサポートしております。なお、AR260S配下にその他のOSを接続してインターネット接続を行うことは可能です。
 
Q.78
  MacintoshやiMacでルーターの設定はできますか。  
A.78
  残念ながらできません。
本製品の設定時は、Windows OS のみサポートしており、Webブラウザーは Windows版の Internet Explorer Ver.6.0以上をサポートしております。
なお、AR260S配下にMacintoshやiMacを使用してインターネット接続等行うことは可能です。
 
Q.79
  接続設定の際にどの接続モードを選択すればよいかわかりません。  
A.79
  ケーブル/ADSLによるプロバイダへの接続には大きく分けて次の3つがあります。

1.DHCP
Ethernet接続形態でDHCPによりIPアドレスが自動的に割り当てられるサービスを
 ご利用の場合に設定します。

2.固定IP
Ethernet接続形態でプロバイダによりIPアドレスが固定的に決められているサービスを
 ご利用の場合に設定します。PPPoE方式で固定IPアドレス契約の場合は、PPPoEの設定を
 行ってください。

3.PPPoE
PPPoE方式を使用しているプロバイダをご利用の場合に設定を行います。
 
Q.80
  PPPoEの「サービス名」には何を入力するのですか。  
A.80
  ご契約プロバイダ様から指定がある場合は指定のサービス名を入力します。
特に指定がない場合は空欄のままご利用ください。
 
Q.81
  工場出荷時に戻す方法を教えてください。  
A.81
  工場出荷時に戻す方法は2つございます。
取扱説明書に記載がございます。

設定画面から戻す方法:
本製品の設定画面から「システム管理」⇒「システム設定」⇒「デフォルト設定」の
順にクリックして、以後表示されるメッセージに従ってください。

リセットスイッチから戻す方法:
1.本製品の電源スイッチをOFFにして約5秒以上待ってください。
2.本製品の電源スイッチをONにして(ALARM LED点灯)約5秒経過後、
 短くリセットスイッチを押してください。
3.しばらくして、ALARM LED が一瞬消灯したら、リセットボタンを短く押してください。

ALARM LED の消灯にタイミングを合わせることができなかった場合は、
本製品の電源をOFFにし、手順1から再実行してください。
 
Q.82
  複数グローバルIP取得の契約を行ってサーバーを公開したいのですが、どういった方法がありますか。  
A.82
  AR260Sで可能な構成は以下の2つです。

1.スタティックNATにてサーバー公開
 各サーバーにはプライベートIPを設定し、AR260SにスタティックNATの設定を行って
 サーバーを公開します。設定方法につきましてはこちらをご参照ください。

2.LAN側グローバルにてサーバー公開
 各サーバーにはプロバイダから取得したアドレスを設定してサーバーを公開します。
 ファイアウォールの設定を行う場合は、Inboundアクセス制御設定で必要なポート(サービ
 ス)宛の通信を透過させる設定を行ってください。
 
Q.83
  ポートフォワーディングとはどういった機能ですか。  
A.83
  WAN側から特定のIPアドレス/ポートに対してパケットが送信された場合、ブロードバンド・ルーターは静的なアドレス変換テーブルの内容に従って、そのパケットをLAN側の特定のIPアドレス/ポートあてに転送する機能のことです。

この機能の名称はメーカーによって異なり、「ローカルサーバー」「仮想(バーチャル)サーバー」「静的NAT」「SUA(Single User Account)サーバー」「アドレス変換テーブルの追加」「スタティックENAT」等と呼ばれています。

設定方法につきましてはこちらをご参照ください。
 
 設定について:設定例
Q.84
  スタティックNATでサーバー公開を行い、その他のクライアントはENATを使用してインターネット接続する設定方法を教えてください。  
A.84
  設定例のPDFファイルを用意いたしました。こちらを参照ください。  
Q.85
  固定IP(グローバルIP1つ)の契約を行ってサーバーを公開したいのですが、設定方法を教えてください。  
A.85
  設定例のPDFファイルを用意いたしました。こちらを参照ください。  
Q.86
  IPsec VPNの設定を行いたいのですが、設定例はありますか。  
A.86
  以下の設定例をご用意いたしました。

1.PPPoEによるインターネット接続 環境における2点間IPsecVPN
  ([AR260S-AR260S] 両側アドレス固定)(Firewall設定あり)


2.PPPoEによるインターネット接続 環境における2点間IPsecVPN
  ([AR260S-AR260S] 片側アドレス不定)(Firewall設定あり)


3.PPPoEによるインターネット接続 環境における2点間IPsecVPN
  ([AR450S-AR260S] 両側アドレス固定)(Firewall設定あり)


4.PPPoEによるインターネット接続 環境における2点間IPsecVPN
  ([AR450S-AR260S] 片側アドレス不定)(Firewall設定あり)


5.PPPoEによるインターネット接続 環境における2点間 IPsecVPN
  ([AR450S-AR260S] 両側アドレス固定)(3DES使用)(Firewall設定あり)
 
Q.87
  インターネット接続+フレッツスクウェア(PPPoEマルチセッション)に接続したいのですが、設定例はありますか。  
A.87
  設定例のPDFファイルを用意いたしました。こちらを参照ください。  
Q.88
  PPPoEマルチセッション(インターネットとサービス事業者のプライベートネットワークに同時接続)の設定方法を教えてください。  
A.88
  設定例のPDFファイルを用意いたしました。こちらを参照ください。  
 ファームウェア
Q.89
  使用しているファームウェアバージョンの確認方法を教えてください。  
A.89
  メニューの「システム情報」から「ファームウェアバージョン」にて確認できます。
詳しくは取扱説明書をご覧ください。
 
Q.90
  新しいファームウェアにして問題ありませんか。  
A.90
  基本的には過去の機能追加・修正事項が最新バージョンで包括されておりますので問題はございませんが、新しいファームウェアの仕様が若干変更されている場合がございます。

追加機能等についてはリリースノートをご覧ください。
 
Q.91
  ファームウェアの更新を行った場合、現在の設定は保存されますか。  
A.91
  ファームウェアの更新を行った場合も現在の設定は保存されますが、念のため更新前に設定のバックアップを取得して頂くことをお奨め致します。

設定内容のバックアップ/バックアップファイルの復元方法については
リファレンスマニュアルをご覧ください。
 
Q.92
  ファームウェアの更新方法を教えてください。  
A.92
  最新のファームウェアは弊社ホームページよりダウンロードしてください。
ファームウェアの更新手順についてはリファレンスマニュアルをご覧ください。
 
 MIB について
Q.93
  プライベートMIB はどこでから入手できますか?  
A.93
  こちら から入手いただけます。  
Q.94
  プライベートMIBのコンパイル方法を教えてください。  
A.94
  MIBのコンパイル方法はご使用のネットワークマネージメントソフトウエアのマニュアルをご覧ください。  
Q.95
  サポートしている TRAPについて教えてください。  
A.95
  TRAP機能は実装していません。  
 対応回線
Q.96
  接続可能なCATV、ADSLサービスを教えてください。  
A.96
  ADSLサービスに関しましては、NTT各社の「フレッツ ADSL」「Bフレッツ(光・IP網接続サービス)」をはじめとした、PPPoEでの接続サービスに対応しております。  
Q.97
  CATV 網を利用したインターネット・アクセス・サービスで使用することは出来ますか。  
A.97
  はい。ただし、別途 CATV モデムが必要ですのでご注意ください。

なお、CATV によってはルーターの使用を契約書により禁止している場合がありますので、必ずご購入前にルーターが使用可能かどうかをご確認ください。
 
Q.98
  ADSL 接続サービスで使用することはできますか。  
A.98
  はい。本製品はPPPoEクライアント機能を装備しておりますので、NTTのフレッツADSLサービスをはじめ、各社のADSLサービスで使用することが出来ます。

ただし、別途イーサネットインターフェースをもつ ADSLモデム が必要となります。(USB接続タイプのADSLモデムでは使用できませんのでご注意ください。)
 
Q.99
  NTTの「フレッツADSL」には対応していますか。  
A.99
  NTT東日本、NTT西日本のADSL接続サービス「フレッツADSL」に対応しております。
本製品のPPPoEクライアント機能を利用する事により、パソコン上で「フレッツ接続ツール」を使用せずにADSL接続サービスへの接続が可能です。
 
Q.100
  NTT の「Bフレッツ」(光・IP網通信サービス)では使用できますか。  
A.100
  はい。「フレッツADSL」と同じPPPoE接続ですので使用できます。
なお、別途専用メディアコンバーターが必要となりますのでご注意ください。
 
Q.101
  複数グローバルアドレスを取得する接続プランで使用できますか。アンナンバード接続には対応していますか。  
A.101
  対応しております。設定方法につきましてはリファレンスマニュアルをご覧ください。  
 トラブルシューティング:設定
Q.102
  本製品の設定画面が開けません。  
A.102
  本製品と接続されているパソコンとIPでの通信ができていれば設定画面を開く環境はできておりますが、IPでの通信ができない場合や、通信できても開けない場合はパソコンの設定や本製品の設定を変更されている場合がございます。
以下ご確認ください。

・パソコンの設定(TCP/IP)が間違ってないか。
 パソコンの設定/確認方法についてはAR260S取扱説明書をご覧ください。こちらからもご覧頂けます。

・ブラウザーの設定が間違ってないか。
 LANの設定がされてなかったり、プロキシの設定がされていたりすると設定画面が開けない場合がございます。Internet Explorerの場合はインターネットのプロバティにある[接続]の設定をご確認ください。

・本製品にログインする際のパスワード、IPアドレスを変更されていないか。
 変更内容がわからなくなった場合は、本体初期化を行ってください。
 
Q.103
  本製品にログインするユーザー名/パスワードを忘れてしまい設定画面を開くことが出来ません。  
A.103
  本製品を初期化してください。
初期化方法についてはこちらの取扱説明書をご覧ください。

※パスワードをお忘れになり、なおかつ、リセットスイッチでの初期化機能を無効に設定されている場合、 お客様にて本機を初期化することはできません。この場合、本機の初期化を有償にて行わせていただきます。
詳細につきましては、こちらをご覧ください。
 
Q.104
  AR260SのIPアドレスがわからなくなり、設定画面を開くことが出来ません。  
A.104
  本製品を初期化してください。
初期化方法についてはこちらの取扱説明書をご覧ください。

※本機のIPアドレスをお忘れになり、なおかつ、リセットスイッチでの初期化機能を無効に設定されている場合、 お客様にて本機を初期化することはできません。この場合、本機の初期化を有償にて行わせていただきます。
詳細につきましては、こちらをご覧ください。
 
Q.105
  設定画面から再起動したところシステム時刻がリセットされてしまいました。  
A.105
  AR260Sはリアルタイムクロック機能を持たないため、本体再起動後は内部時計がリセットされます。お手数ですが、電源OFF/ON後や本体再起動後は改めてシステム時刻を設定していただけますようお願いいたします。  
Q.106
  バックアップファイルの編集はできますか。  
A.106
  残念ながらできません。
お客様の方で変更されたファイルを復元した場合、正常に動作しなくなる可能性がございます。
 
Q.107
  サポート窓口へメールで問い合わせを行います。バックアップファイルをメールで送付する際、注意点はありますか。  
A.107
  バックアップファイルはバイナリ形式です。ご利用いただくメーラーやメールサーバによってはテキスト形式と認識され、内容が整形されてしまい、こちらで復元できない場合がございます。
お手数をお掛け致しますが、LZH形式かZIP形式に圧縮いただきご送付ください。

(なお、弊社都合によりEXE形式は受信できません。ご容赦ください。)
 
 トラブルシューティング:PPPoE接続
Q.108
  WAN側リンクが確立しません。  
A.108
  WANポートに接続したケーブル/ADSLモデムとリンクしない場合は、以下ご確認ください。

・ケーブル/ADSLモデム側でポートの変更が可能であれば、MDI-Xに切り替える。
・ハブやスイッチを経由して接続する。
・ケーブル種別(ストレート/クロス)を確認する。
 
Q.109
  電源をOFF/ONしたところ接続できなくなりました。  
A.109
  電源をOFF/ONしたことによってPPPoEリンクが強制切断されたものと思われます。
網側の仕様によりPPPoE リンクが強制切断された場合は、一時的に再接続ができない仕様になっている場合がございます。

このような場合には、約5分〜10分程度時間を空けてから再接続を試してください。
接続オプションを「キープアライブ」に設定されている場合は、5分〜10分程度そのままお待ちください。
 
Q.110
  Bフレッツ/フレッツADSLを利用していますが、十分な速度が出ていないような気がします。  
A.110
  BフレッツやフレッツADSLはベストエフォート型のサービスとなっており、お客様の環境によっては帯域を十分利用することができないことがあるようです。  
Q.111
  手動切断を行ったところ繋がらなくなってしまいました。  
A.111
  WAN設定の接続オプションが無効になっていないでしょうか。無効になっている場合は手動接続/切断を行う必要がございます。ダイヤルオンデマンド/キープアライブ機能を有効に設定していても、手動接続/切断を行ってしまうと選択された機能が動作しません。 この場合、接続をされたい場合は手動で接続を行ってください。

再度ダイヤルオンデマンド/キープアライブ機能を利用されたい場合は、接続オプションで該当の機能にチェックがされていることをご確認の上、WAN設定の「適用」を行うことでチェックされた機能が適用され再動作します。
 
Q.112
  設定を行いましたが、インターネット接続できません。  
A.112
  本製品のシステム情報で「WAN側の設定」の「IPアドレス」にIPアドレスが割り当てられているかご確認ください。

また、パソコンにフレッツ接続ツールがインストールされていないか事前にご確認ください。本製品がPPPoE接続を行うためフレッツ接続ツールは必要ございません。インストールされている場合はアンインストールしてお試しください。

1.IPアドレスが割り当てられている場合
 PPPoE接続はできておりますので、パソコンの設定が間違ってないかご確認ください。
 (ゲートウェイ、DNSアドレスの設定が間違っている可能性がございます。)

2.IPアドレスが割り当てられていない場合
 PPPoE接続ができておりません。以下ご確認ください。
 ・配線が間違っていないか。
 ・ユーザー名/パスワードが間違っていないか。
 ・異常切断されていないか。異常切断された場合、約10分程度再接続はできませんの
  で、時間を空けて再接続を行ってみてください。
 
 トラブルシューティング:IPsec
Q.113
  VPN接続の設定を行いましたが、VPN通信ができません。  
A.113
  以下の項目について、ご確認ください。

1.対向のルーターとローカルセキュアグループ/リモートセキュアグループの設定は
 合っていますか。
2.事前共通鍵の値は間違っていませんか。
3.IKE交換もモード、暗号化/認証アルゴリズムの設定は合っていますか。
4.ファイアウォール→Inboundアクセス/OutboundアクセスにてIPsec対象パケットを
 NAT対象外になるよう透過ルールを設定していますか。
 
Q.114
  片側IPが不定のため、IKE交換モードをAggressiveに設定しました。設定は問題ないようですが、 IPsecトンネルを張ることができません。  
A.114
  IKE交換モードにAggressiveを選択した場合、IKE暗号化/認証アルゴリズム、IPSec暗号化/認証アルゴリズムは全てではなく、 指定する必要があります。対向ルーターの設定をご確認頂き、暗号化/認証アルゴリズムの設定を行ってください。  
 トラブルシューティング:ログ
Q.115
  ログを確認したところ、古いログはすでに消えていました。古いログも確認したい。  
A.115
  ログのサイズは64Kbyteを超えると(およそ450件分)古い順から上書きされます。
表示するログの出力行数を設定することはできません。古いログも確認されたい場合には、ログをSyslogに出力するよう設定を行ってください。
 
 トラブルシューティング:その他
Q.116
  NTT西日本様のサービス”フレッツ・光プレミアム”に契約を変えたところ、通信ができなくなりました。  
A.116
  フレッツ・光プレミアムサービスに加入致しますと、加入者網終端装置(以下CTU)と呼ばれる機器が設置されます。 以前より弊社製ルーターをご利用頂いてる場合、「フレッツ・光プレミアムのPPPoE機能」を利用した接続方法を推奨致します。

「フレッツ・光プレミアムのPPPoE機能」の詳細につきましては、NTT西日本様のページをご覧ください。

参考URL
http://flets-w.com/hikari-p/omoushikomi_goriyou/ryuuijikou/pppoe/index.html
 
 故障
Q.117
  故障した場合の問い合わせ窓口を教えてください。  
A.117
  修理/故障等につきましてはこちらをご覧ください。  
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