<前頁 次頁> << >> ↓ 目次 (番号順 (詳細)・ 回線別 (詳細)・ 機能別 (詳細))
CentreCOM AR415S 設定例集 2.9 #127
DNSキャッシュ機能は、DNSサーバーからの応答をルーターのメモリーに保存しておくことで、2回目以降DNSサーバーへの問い合わせを行わずにメモリー上の情報を参照する機能です。DNSキャッシュは、ルーター自身がアドレス解決する場合とDNSリレー機能で別ホストの要求を処理するときの両方で有効です。ここでは、DNSリレー機能と組み合わせて、LAN側からISPのDNSに対する問い合わせを減らす設定例を示します。
ここでは、次のような構成のネットワークを例に解説します。IPの設定までは終わっているものと仮定しています。
ISPのDNSサーバー | 11.22.33.44、11.22.33.55 |
ルーターのLAN側(vlan1)IPアドレス | 192.168.10.1/24 |
DNSリレー設定 |
ADD IP DNS PRIMARY=11.22.33.44 SECONDARY=11.22.33.55 ↓
ENABLE IP DNSRELAY ↓
SET IP DNS CACHE SIZE=100 TIMEOUT=60 ↓
メモ |
SHOW IP ↓
ADD IP DNS INT=ppp0 ↓
Note - ADD IP DNSコマンドは、必ずADD IP INTERFACEコマンドの後に実行してください。特に設定ファイル(.cfg)を直接編集するような場合は、2つのコマンドの順序が入れ替わらないようにご注意ください。
(C) 2006-2017 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-000668 Rev.N