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CentreCOM AR415S 設定例集 2.9 #25
専用線(512Kbps)を使って2つの拠点をIP接続します。WAN側インターフェースとしてPRI(AR020)を使う場合の例です。
ここでは、次のようなネットワーク構成を例に解説します。
TDMグループ名 | TOOS | TOOS |
回線速度 | 512Kbps | 512Kbps |
WAN側物理インターフェース | pri0 | pri0 |
WAN側(ppp0)IPアドレス | 192.168.100.1/24 | 192.168.100.2/24 |
LAN側(vlan1)IPアドレス | 192.168.10.1/24 | 192.168.20.1/24 |
ルーターAの設定 |
SET PRI=0 MODE=TDM TDMSLOTS=1-24 ↓
Note - 仮に、ここで8スロット(512Kbps分)だけTDMモードに設定した場合、残りの16スロットはISDNモードのままとなります。このような設定にすると、ISDN回線交換と組み合せて使用するときに、この残りのスロットで動作する恐れがあります。日本国内には1回線上で回線交換と専用線接続を行えるサービスがありませんので、TDMの設定時は必ず全スロットを指定するようにしてください。
CREATE TDM GROUP=TOOS INT=pri0 SLOTS=1-8 ↓
Note - 回線速度はスロットの範囲で指定します(1スロットは64Kbps)。契約速度に合わせてスロットの範囲を指定してください。
CREATE PPP=0 OVER=TDM-TOOS ↓
ENABLE IP ↓
ADD IP INT=vlan1 IP=192.168.10.1 MASK=255.255.255.0 ↓
ADD IP INT=ppp0 IP=192.168.100.1 MASK=255.255.255.0 ↓
ADD IP ROUTE=192.168.20.0 MASK=255.255.255.0 INT=ppp0 NEXTHOP=192.168.100.2 ↓
CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓
ルーターBの設定 |
SET PRI=0 MODE=TDM TDMSLOTS=1-24 ↓
CREATE TDM GROUP=TOOS INT=pri0 SLOTS=1-8 ↓
CREATE PPP=0 OVER=TDM-TOOS ↓
ENABLE IP ↓
ADD IP INT=vlan1 IP=192.168.20.1 MASK=255.255.255.0 ↓
ADD IP INT=ppp0 IP=192.168.100.2 MASK=255.255.255.0 ↓
ADD IP ROUTE=192.168.10.0 MASK=255.255.255.0 INT=ppp0 NEXTHOP=192.168.100.1 ↓
CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓
まとめ |
ルーターAのコンフィグ [テキスト版]
SET PRI=0 MODE=TDM TDMSLOTS=1-24 ↓ |
ルーターBのコンフィグ [テキスト版]
SET PRI=0 MODE=TDM TDMSLOTS=1-24 ↓ |
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PN: 613-000668 Rev.N