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ローカルルーター

Ethernet上のIPサブネットを接続するローカルルーターの設定例です。

表 1

	ルーターA	ルーターB
eth0のIPアドレス	192.168.10.1/24	192.168.20.254/24
vlan1のIPアドレス	192.168.20.1/24	192.168.30.1/24

ルーターAの設定

1. IPモジュールを有効にします。
   
   ENABLE IP ↓
   
   
2. eth0インターフェースにIPアドレスを設定します。
   
   ADD IP INT=eth0 IP=192.168.10.1 MASK=255.255.255.0 ↓
   
   
3. vlan1インターフェースにIPアドレスを設定します。
   
   ADD IP INT=vlan1 IP=192.168.20.1 MASK=255.255.255.0 ↓
   
   
4. ネットワーク「192.168.30.0/24」への経路情報を設定します。
   
   ADD IP ROUTE=192.168.30.0 MASK=255.255.255.0 INT=vlan1 NEXTHOP=192.168.20.254 ↓
   
   
5. 設定は以上です。設定内容をファイルに保存し、SET CONFIGコマンドで起動時設定ファイルに指定します。
   
   CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓


ルーターBの設定

1. IPモジュールを有効にします。
   
   ENABLE IP ↓
   
   
2. eth0インターフェースにIPアドレスを設定します。
   
   ADD IP INT=eth0 IP=192.168.20.254 MASK=255.255.255.0 ↓
   
   
3. vlan1インターフェースにIPアドレスを設定します。
   
   ADD IP INT=vlan1 IP=192.168.30.1 MASK=255.255.255.0 ↓
   
   
4. ネットワーク「192.168.10.0/24」への経路情報を設定します。
   
   ADD IP ROUTE=192.168.10.0 MASK=255.255.255.0 INT=eth0 NEXTHOP=192.168.20.1 ↓
   
   
5. 設定は以上です。設定内容をファイルに保存し、SET CONFIGコマンドで起動時設定ファイルに指定します。
   
   CREATE CONFIG=router.cfg ↓
SET CONFIG=router.cfg ↓


まとめ

ルーターAのコンフィグ [テキスト版]

ENABLE IP ↓ ADD IP INT=eth0 IP=192.168.10.1 MASK=255.255.255.0 ↓ ADD IP INT=vlan1 IP=192.168.20.1 MASK=255.255.255.0 ↓ ADD IP ROUTE=192.168.30.0 MASK=255.255.255.0 INT=vlan1 NEXTHOP=192.168.20.254 ↓

ルーターBのコンフィグ [テキスト版]

ENABLE IP ↓ ADD IP INT=eth0 IP=192.168.20.254 MASK=255.255.255.0 ↓ ADD IP INT=vlan1 IP=192.168.30.1 MASK=255.255.255.0 ↓ ADD IP ROUTE=192.168.10.0 MASK=255.255.255.0 INT=eth0 NEXTHOP=192.168.20.1 ↓

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PN: J613-M0710-04 Rev.P

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