[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

logging host

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ


(config)# logging host SERVER [port {syslog|<1-65535>}] [LEVEL]

(config)# no logging host SERVER


hostログ(syslogサーバーに送信されるログ)の送信先とメッセージ出力条件を指定・変更する。
no形式で実行した場合は、指定したログ送信先を削除する。


パラメーター

SERVER := {A.B.C.D|X:X::X:X|HOSTNAME}
syslogサーバーのIPアドレス、IPv6アドレスまたはホスト名
port {syslog|<1-65535>} syslogサーバーのリスニングポート番号。省略時はsyslogの標準ポートである514
LEVEL 出力するメッセージのレベル(重要度)。hostログには、ここで指定したレベル以上のメッセージだけが出力される。LEVELには以下の名称または番号を指定する
none システムで定義する緊急メッセージ以外は出力しない
error レベル3。一般的なエラーメッセージ
warning レベル4。警告メッセージ
notice レベル5。エラーではないが、管理者の注意を要するかもしれないメッセージ。省略時設定
informational レベル6。通常運用における詳細情報
debug レベル7。きわめて詳細な情報
<3-7> レベル番号。3〜7は、上記のerror(3)〜debug(7)に対応しており同じ意味。数字が小さいほど重要度が高い


注意・補足事項

■ syslogサーバーをIPアドレスではなくホスト名で指定するためには、ip domain lookupコマンド、ipv6 domain lookupコマンドでDNSへの問い合わせ機能を有効にしておく必要がある(初期状態は無効)。DNS問い合わせ機能の詳細については、各コマンドのページを参照のこと。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- logging host(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

ip domain lookup(グローバルコンフィグモード)
ipv6 domain lookup(グローバルコンフィグモード)
logging facility(グローバルコンフィグモード)
logging ip source(グローバルコンフィグモード)
logging ipv6 source(グローバルコンフィグモード)
logging on(グローバルコンフィグモード)
show logging(非特権EXECモード)



(C) 2011 - 2014 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-001491 Rev.E