[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

pq-priority

モード: ポリシーマップ・クラスモード
カテゴリー: QoS / 一般設定


(config-pmap-c)# pq-priority <0-7>

(config-pmap-c)# no pq-priority


PQ使用時に対象トラフィッククラスに割り当てる優先度を設定する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。

PQ使用時は、ユーザートラフィッククラス0〜8個と暗黙のトラフィッククラス2個(システム、デフォルト)、合計2〜10個のトラフィッククラスが次の順序で出力される。

  1. システムトラフィッククラス(つねに優先度最高)
  2. ユーザートラフィッククラス(優先度の高い順に送信)
    1. 優先度7
    2. 優先度6
    3. 優先度5
    4. 優先度4
    5. 優先度3
    6. 優先度2
    7. 優先度1
    8. 優先度0
  3. デフォルトトラフィッククラス(つねに優先度最低)
PQでは、上位のトラフィッククラスが送信されている間、下位のトラフィッククラスはまったく送信されない。


パラメーター

<0-7> PQ使用時の優先度。0がもっとも低く、7がもっとも高い。初期値は0


注意・補足事項

■ 本コマンドはキュー制御方式(queue-typeコマンド)がPQに設定されているポリシーマップでのみ有効。CBQに設定されているポリシーマップでは意味を持たない。

■ 本コマンドは送信用ポリシーマップ(service-policy outputコマンド)でのみ有効。受信用ポリシーマップ(service-policy inputコマンド)では意味を持たない。

■ 複数のトラフィッククラスに同じ優先度を割り当てた場合、同一優先度のトラフィッククラス間の送信順序は不定。


コマンドツリー

class (ポリシーマップモード)
    |
    +- pq-priority(ポリシーマップ・クラスモード)


関連コマンド

queue-type(ポリシーマップモード)
service-policy input(インターフェースモード)
service-policy output(インターフェースモード)



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