[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

vlan

モード: VLANモード
カテゴリー: VLAN / LAN側設定


(config-vlan)# vlan <2-4085> [name VLANNAME] [mtu <576-65535>]

(config-vlan)# no vlan <2-4085> [name] [mtu]


VLANを作成、または、作成済みVLANの名前やMTUを変更する。
no形式でVLAN IDだけを指定した場合は、該当VLANを削除する。
no形式でパラメーター名(name、mtu)を指定した場合は、作成済みVLANの名前やMTUを初期値に戻す(VLANの削除はしない)。


パラメーター

<2-4085> VLAN ID(VID)
name VLANNAME VLAN名。最大32文字。省略時の初期値は「VLANXXXX」(XXXXは4桁のVLAN ID)となる。VLAN名はshow vlan-switchコマンドなどで表示される単なる文字列であり、コマンド中におけるVLANの指定や通信に用いられることはない。no形式の時は単にnameと指定すればよい
mtu <576-65535> MTU。省略時の初期値は「未設定」で、この場合スイッチポートのMTUが自動的に使われる。no形式のときは単にmtuと指定すればよい


使用例

■ vlan 100を作成する。ここでは、メモとして「silver」という名前を付けている。

*Router(config)# vlan database
*Router(config-vlan)# vlan 100 name silver


■ vlan 100の名前を初期値(VLAN0100)に戻す。

*Router(config-vlan)# no vlan 100 name


■ vlan 100を削除する。

*Router(config-vlan)# no vlan 100


注意・補足事項

■ タグなしポート(アクセスポート)に関連付けられているVLAN、および、タグ付きポート(トランクポート)のネイティブVLANとして設定されているVLANは削除できない。

■ VLAN名に使用可能な文字は、「運用・管理」/「コマンドラインインターフェース(CLI)」の「使用できる文字」を参照。

■ VLAN ID 4086〜4094はシステムが予約済みのため使用できない。

■ 初期状態で存在するvlan 1(デフォルトVLAN)は削除できない。


コマンドツリー

vlan database (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- vlan(VLANモード)


関連コマンド

show interface switchport(非特権EXECモード)
show vlan-switch(非特権EXECモード)
switchport access vlan(インターフェースモード)
switchport mode(インターフェースモード)
switchport trunk allowed vlan(インターフェースモード)
switchport trunk native vlan(インターフェースモード)



(C) 2011 - 2014 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-001491 Rev.E